テーマ:日本史

『東京都の歴史』 竹内誠・小泉弘・池上裕子・加藤貴・藤野敦 (山川出版社)

 二週間前ほど前に読み終えた『東京都の歴史』――。  『岩手県の歴史』についてはあげていましたが、こちらはまだでした。  発行されたのは1997年ですが、買ったのは2001年1月以降。  なぜ、そんなことが言えるかというと、これが挟まっていたから――。  挟んであったのは、8・9ページと94・95ページの2か所。  前…
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『新・歴史をさわがせた女たち』 永井路子 (文春文庫)

 今週の帰省時に持ち帰った『新・歴史をさわがせた女たち』を読了しました。 女が強くなったと言われる今日このごろですが、そんな風潮は何も珍しくはございません。休みなく流れ続ける歴史の中には、あっと驚く猛女たちが数多くいたのです。推古天皇、額田王、元正天皇、伊勢、藤原彰子、藤原元子、小督、平時子、京極お初、絵島など、したたかな女た…
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『岩手県の歴史』 細井計・伊藤博幸・菅野文夫・鈴木宏 (山川出版社)

 おととい書いた「読みかけの本」は、『東京都の歴史』。  これは千葉に戻ってからあげるとして・・・。  帰省の車中で読むのに選んだのは、同じシリーズの『岩手県の歴史』。  本棚にあるとは思っていたのですが、存在をほぼ忘れていたのは、書店のカバーがかかっていたから――。  別の本を探していて、発見しました(目的の本は見つからず…
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『日本古代内乱史論』 北山茂夫 (岩波現代文庫)

 本棚に眠っていた20年前ほどの本を読みました。  日本史の本で積読は珍しいのですが、これだけは別。  難しくて、途中で投げ出していました。  使われている漢字や言い回しから、相当前に書かれてものと思っていましたが、解説を読んでびっくり。  壬申の乱の初出は1951年! 70年も前でした。  7・8世紀の社会を三つ…
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『続 悪霊列伝』 永井路子 (新潮文庫)

 実家の本棚にあった『続 悪霊列伝』を再読しました。 『悪霊列伝』を再読したのは10・11月で、そのとき最後に書いたのは――。  14年前に読んだ角川文庫の『悪霊列伝』は、新潮文庫の2冊を合わせたもの。  次回の帰省では、『続 悪霊列伝』を読む予定です。  「次回」は12月の予定だったので、ここまでずれ込むとは…
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『奥州藤原氏の栄光と挫折』 今東光 (講談社)

 1月30日、佐野洋の『元号裁判』を読んだ後のツイート――。 Wikipediaで佐野洋のページのリンクから、梶山季之、さらに今東光へ。梶山季之はともかく、今東光は一冊持っているので次の次くらいに・・・という備忘録。  「次の次くらい」の予定でしたが、実際は「次の次の次の次の次の次の次の次」になりました。  ――というわけで、…
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『新説の日本史』 河内春人・亀田俊和・矢部健太郎・高尾善希・町田明広・舟橋正真 (SB新書)

 おととい買った『新説の日本史』を読了しました。 気鋭の研究者が日本史の通説に挑む 歴史研究の現場において、これまでの常識を覆す説が次々に生まれている。その中心となり、優れた研究結果を発表しているのが、若手・中堅の歴史学者たちである。本書では、古代・中世・近世・近現代と、ぞれぞれの時代において注目を集めている最新の知見をもと…
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『歴史をさわがせた女たち 日本篇』 永井路子 (文春文庫)

 名探偵の・・・を2冊読み終えたので、歴史をさわがせた女たちを2冊——。  まずは、日本篇を読了しました。 歴史をつらつらながめてみると、日本の女性はいつも弱かったわけではありません。男も唖然とする「猛女」たちのモーレツぶりを、確かな史実にもとづいて描き出すユーモアあふれる意外史日本篇。登場人物——和泉式部、北条政子、淀君、…
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『悪霊列伝』 永井路子 (新潮文庫)

 実家の本棚にある永井路子の『悪霊列伝』。  先月、最初の吉備聖霊を読み、今月は不破内親王姉妹から――。  このブログに『悪霊列伝』が登場するのは、2006年以来。  ブログを始めて10日後くらいのことでした。  次に京都へ行くときは上の何人かがまつられている御霊神社へ行って見たい。  14年経つのに、実現…
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『北条政子』 永井路子 (文春文庫)

 半月ほど前、積まれた諸々から出てきた『北条政子』。  実家の本棚にあった文庫本ですが、いつ持ち帰ったかすら思い出せません。  記憶にないくらいなので、2、3年前? と思っていたら・・・。  去年の12月4日にあげた、鎌倉宮について書いた記事から——。  Wikipediaを見ると、「文覚または遠藤盛遠が登場する作品」に…
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『北朝の天皇 「室町幕府に翻弄された皇統」の実像』 石原比伊呂 (中公新書)

 木曜日に2冊買ったうちの1冊は、『北朝の天皇 「室町幕府に翻弄された皇統」の実像』。  思った以上に興味深く、ほぼ二日で読了しました。        (画像は中公新書のHPより)  南朝と北朝の対立だけでなく、北朝の間でも微妙な関係だった、後光厳の流れと崇光の流れ。そして、伏見宮家がこの時代に成立していたことを再認識。 …
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『逆説の日本史22 明治維新編』 井沢元彦 (小学館文庫)

 4~6月に発行されるイメージが強い『逆説の日本史』。  2012年以降の発行月を並べると、2012年~2014年(⑮~⑰)は6月、2015(⑱)は7月、2016・2017年(⑲・⑳)は4月、2018・2019年(21・22)は5月。2015年をのぞき、4~6月に発行されています。  ・・・が、今年はまだ書店に並びません。  去年…
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『公家源氏――王権を支えた名族』 倉本一宏 (中公新書)

 おとといこんなことを書きましたが――。  ページを開くことなく行方不明になった『筋肉の栄養学 強いからだを作る食事術』。きのう、別の本を捜索中、数ヵ月ぶりに見つけました。  捜索中だったのは『公家源氏――王権を支えた名族』。  大晦日に買った本を元日に捜索なんて、どうかしていますが、きのう発見。  2020年読了、2冊目の…
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『紅蓮の女王 小説 推古女帝』 黒岩重吾 (中公文庫)

 先月末にあげた『落日の王子 蘇我入鹿(下)』の中で書いたこと――。  来月の帰省時は、同じ黒岩重吾の『紅蓮の女王』と東野圭吾の加賀恭一郎シリーズを持ち帰る予定。あとは、きのう亡くなった大勲位関連で、大下英治の『中曽根が笑った日 』でしょうか。  『中曽根が笑った日 』に次いで、『紅蓮の女王 小説 推古女帝』を再読。   (画…
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『「忠臣蔵」の決算書』 山本博文 (新潮新書)

 先月の太陽研例会の際、Mさんからいただいた『「忠臣蔵」の決算書』。  大石内蔵助が残した『預置候金銀請払帳』を中心に赤穂事件を考察した、異色の(?!)一冊です。  決算書の類は苦手なうえ、金・銀・銭の交換比率が分かりづらく、金の単位比率が十進法でない・・・。次々と出てくる数字に圧倒されました。  当然、読むスピードもなかなか…
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『落日の王子 蘇我入鹿(下)』 黒岩重吾 (文春文庫)

 先ほど、落日の王子』の下巻を読了。  カバーに書かれているあらすじが不自然なのは、上巻の続きだから――ですが、何も「一方、」から始めなくても・・・。 一方、蘇我氏の専横をにくむ中大兄皇子と中臣鎌足らの連合勢力は、皇位を窺う入鹿の野望を挫き、唐にならった中央集権国家を樹立しようと謀っていた。両者の激突は乙巳のクーデター=大化改新…
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『落日の王子 蘇我入鹿(上)』 黒岩重吾 (文春文庫)

 先週の帰省で実家から持ち帰ったのは、東野圭吾と黒岩重吾。  吾が重なったのは、まったくの偶然です。。  約1年ぶりの黒岩重吾は、『落日の王子』の上下巻。  けさ、上巻を読み終えました。  カバーのあらすじが不自然なのは、下巻とセットになっているから――。 政治的支配者たる皇帝と、祭祀の支配者たる大王の権威を併せ持つ座…
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『持統天皇 壬申の乱の「真の勝者」』 瀧浪貞子 (中公新書)

 夜勤初日のおととい、泳いだ後にマリンピアの未来屋書店へ。  目的は未読のクリスティーでしたが、出たばかりの中公新書も一冊――。  『持統天皇 壬申の乱の「真の勝者」』。飛鳥時代は久しぶりです。  冒頭の系図はかなり複雑ですが、この時代おなじみの人物ばかり。  ちょっと謎なのは、藤原不比等の名前がないこと。  弓削皇子の右…
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『応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱』 呉座勇一 (中公新書)

 10日前、30冊処分したそばから、3冊買いましたと書きました。  このうち2冊は前の記事で書いたようにアガサ・クリスティーで、残る1冊がこの『応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱』。  『観応の擾乱』や『承久の乱』は読んでいたのに、一番最初に出たこれが最後になりました。。  ブックオフには2冊並んでいて、1冊は帯ありで、1冊は帯な…
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『古代天皇はなぜ殺されたのか』 八木荘司 (角川書店)

 先週、奈良で垂仁天皇陵と開化天皇陵を見て思い出した『古代天皇はなぜ殺されたのか』。  十数年ぶりに読んでみました。  殺された古代天皇といっても、文字通り暗殺された崇峻天皇や安康天皇のことではありません。  日本書紀や古事記に載っているけれど、実在を否定されている天皇を指しています。  神武天皇の始まり、第二代~第九代…
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『相模のもののふたち 中世史を歩く』 永井路子 (文春文庫)

 今年5度目の帰省で、新幹線の車中。  『相模のもののふたち 中世史を歩く』をようやく読み終えました。  1月に実家から持ち帰りましたが、しばらく手につかず・・・。  先週末、三浦に行くということで、やっと読み始めたわけです。  もっとも、相模の――なので、三浦半島がメインなのは最初の一章だけですが・・・。  小説…
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『源頼朝の世界』 永井路子 (中公文庫)

 今年初の帰省から、いつもより4,5時間早い新幹線で帰宅。  明るいうちに着くのはわりと新鮮です。。  岩手までの車中で読んだのは『十字軍物語 第一巻 神がそれを望んでおられる』。  その中で触れた「中公新書の日本史もの」は、『源頼朝――武家政治の創始者』。    きのう、岩手に向かう車中で読んでいたのは『十字軍物語』の…
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『藤原氏――権力中枢の一族』 倉本一宏 (中公新書)

 著者の本は昨年11月の『蘇我氏――古代豪族の興亡』以来。  当時、お気に入りに登録しましたというtwitterの通知があり、しかも著者自ら!――ということで、びっくり。  さらに、藤原氏もあるのツイートつきとは・・・。  知っています――ということで、今年初めて買ったのは『藤原氏――権力中枢の一族』。  前書で「濃さ」は分…
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『つわものの賦』 永井路子 (文春文庫)

 一週間前にエントリーした『承久の乱 真の「武者の世」を告げる大乱』。  実朝暗殺についての記述で、102ページに永井路子の名前が出てきました。  公暁の乳母夫三浦義村を黒幕とみる作家永井路子氏の説もある。公暁の門弟駒若丸は義村の子、義村自身はこの日に限って姿をみせていない。永井氏は、実朝・義時の殺害を公暁に任せ、義村は北条氏の…
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『承久の乱 真の「武者の世」を告げる大乱』 坂井孝一 (中公新書)

 おとといのツイートで本書の存在を知り、きのう電車に乗る前に購入しました。  車中で読む本は決めていたのですが、予定変更。  承久の乱そのものだけでなく、そこに至る背景まで描かれていて、よかったです。  実朝像は少しだけ、後鳥羽像はだいぶ変わりました。  帯に書かれている本書の紹介ーー。 一二一九年、鎌倉幕府三…
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『蘇我氏――古代豪族の興亡』 倉本一宏 (中公新書)

 3年前に出た本ですが、ようやく読みました――というか、ようやく買いました。  買ってからは、一気読み。  出た時にすぐ買うべきでした。  ちょっと引っかかったのは、131ページの以下の箇所。  皇極(斉明)天皇が「非蘇我系」と書かれていること。  吉備女王は蘇我系のはずですが・・・。  以下のリンクはWikip…
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『裸足の皇女』 永井路子 (文春文庫)

 『噂の皇子』の次は、『裸足の皇女』。  舞台は『噂の皇子』より遡り、飛鳥時代~奈良時代が中心ですが、短編集であることが共通点。  解説が磯貝勝太郎であることも共通しています。  表題作の『裸足の皇女』とは、山辺皇女。  夫の大津皇子が自害した時、裸足で飛鳥の道を走り続けた――。  小説の描写かと思っていたら、日本書紀にそ…
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『噂の皇子』 永井路子 (文春文庫)

 先月、帰省した時に持ち帰った永井路子の短編集・『噂の皇子』。  初出は以下の通りです。   噂の皇子   「別冊文藝春秋」148号・1979年4月   桜子日記   「小説セブン」1970年2月号   王朝無頼   「オール讀物」1986年1月号   風の僧     「歴史読本」 1967年9月号   双頭のƓ…
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『上皇の日本史』 本郷和人 (中公新書ラクレ)

 二年前、今上天皇が譲位の意向を示され、その日程が来年4月30日に決まりました。  譲位後の敬称も上皇に決まり、関連する本が何冊が出ています。  新書では『上皇の日本史』(中公新書ラクレ)と『国民が知らない上皇の日本史』(祥伝社新書)。  ページあたりの価格は後者のほうがお得で(?)迷いましたが、タイトルがシンプルな前者を選びまし…
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『日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで』 中公新書編集部 編 (中公新書)

 順序が逆になりましたが、『永久機関で語る現代物理学』より前に読み終えた本。  12時間前と同じようなことを書いていますが、これは24年前ではなく、先月発行されたものです。。    鎌倉時代は「いい国つくろう」の1192年に始まる、という時代区分はもはや主流ではない。    日本史の研究は日々蓄積され、塗り替えられている。 …
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