『歴史をさわがせた女たち 外国篇』 永井路子 (文春文庫) 実家から持ち帰った『歴史をさわがせた女たち』、日本篇に続き、外国篇を読了しました。 長い長い世界の歴史のなかには、想像もつかないほどスケールのでっかい女性たちが、男も息をのむ大奮闘を演じております。これら猛女の活躍を、史実にユーモアをまじえてつづった意外史外国篇。登場人物——マリー・アントワネット、エカテリーナ二世、ジャンヌ… トラックバック:0 コメント:0 2020年11月30日 続きを読むread more
『ビザンツ帝国 千年の興亡と皇帝たち』 中谷功治 (中公新書) 今年8回目の帰省。 車中で読んだのは、『ビザンツ帝国 千年の興亡と皇帝たち』。 残り120ページほどだったので余裕で終わるはずでしたが、何度も寝落ち。 50ページほど残ってしまい、さきほどようやく読了しました。 夜勤明けなので仕方ないですが、そもそも内容が難しかったです。 同じような人名が何度も出てきて、混乱し… トラックバック:0 コメント:0 2020年07月10日 続きを読むread more
『皇帝フリードリッヒ二世の生涯 (下)』 塩野七生 (新潮文庫) 『皇帝フリードリッヒ二世の生涯 』の下巻を読了しました。 (画像は新潮社のサイトより) カバーに書かれている本書の紹介――。 聖地イェルサレムを無血開城したにもかかわらず、法王に「キリストの敵」と名指されたフリードリッヒ。法治国家と政教分離を目指し、世界初の憲法ともいうべき文書を発表したが、政治や外交だけが彼の関心… トラックバック:0 コメント:0 2020年01月11日 続きを読むread more
『皇帝フリードリッヒ二世の生涯 (上)』 塩野七生 (新潮文庫) 今年読了の3冊目は、『皇帝フリードリッヒ二世の生涯 (上)』。 日曜日に読了していたのですが、この日は4時出社で力尽き・・・。 7時出社の月~水はいろいろあっての長時間勤務で、きょうになりました。 帯には、著者の写真とともに、「いつか書きたい」と念じ続けた「華麗なる反逆児」の文字。反逆の対象はローマ法王で、「法王は… トラックバック:0 コメント:0 2020年01月09日 続きを読むread more
『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』 大木毅 (岩波新書) 5冊のクリスティー(先月実家から持ち帰った3冊+ブックオフで買った2冊)を読み終えたので、久しぶりに新書を――ということで購入した2冊のうちの1冊が『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』。 3ヵ月前に出ていたとは・・・最近、チェックが甘いですね。。 帯には 戦場ではない 地獄だの文字。 『応仁の乱』著者・呉座勇一の推薦の言葉にも… トラックバック:0 コメント:0 2019年10月21日 続きを読むread more
『十字軍物語 第四巻 十字軍の黄昏』 塩野七生 (新潮文庫) 『十字軍物語』の第四巻を読み終えました。 先月から、やや駆け足で4冊読み、十字軍について少し分かったような感じがします。 十字軍は第八次まであり、それぞれ性格が違っていたこと。 この4巻でいえば、第六次のトップ・フリードリッヒ2世はローマ法王から破門されたこと。 第七次・第八次を率いたルイ9世は散々な結果に終わった… トラックバック:0 コメント:0 2019年02月20日 続きを読むread more
『十字軍物語 第三巻 獅子心王リチャード』 塩野七生 (新潮文庫) 『十字軍物語』の第三巻を読み終えました。 背の部分には し 12 100 の文字。 塩野七生にとっては、記念すべき新潮文庫・100冊目! ということでしょうか? 『ローマ人の物語』だけで43巻あり、私も50冊以上読んだことになります。 本書の帯に書かれている、「主要登場人物」は次の3人――。 リチャード一世… トラックバック:0 コメント:0 2019年02月14日 続きを読むread more
『十字軍物語 第二巻 イスラムの反撃』 塩野七生 (新潮文庫) 『十字軍物語』の第一巻を読み終わってから、約半月。 きのう、第二巻をようやく読み終えました。 タイトルにイスラムの反撃とあるように、第一巻とは攻守逆転。 第二巻の終わりでは、イェルサレムが再びイスラム側の手に落ちます。 キリスト教側から、イスラム側へ――。 冒頭の一文が、このような流れを暗示しています。 人… トラックバック:0 コメント:0 2019年02月04日 続きを読むread more
『十字軍物語 第一巻 神がそれを望んでおられる』 塩野七生 (新潮文庫) きのう、岩手に向かう車中で読んでいたのは『十字軍物語』の第一巻。 先月の『承久の乱』に続き、中公新書の日本史もの――という手もありましたが、自重。 この第一巻を読み始めたばかりだったし、今月出た2冊を読み終えないと、来月出る2冊に進めないし・・・。 しかし、450ページ以上あるので、当然、車中では本分くらいまでしか進ま… トラックバック:0 コメント:0 2019年01月22日 続きを読むread more
『世界の歴史がわかる本【古代四大文明~中世ヨーロッパ】篇』 綿引弘 (知的生きかた文庫) 『世界の歴史がわかる本』の第1巻、東京へ向かう新幹線の車中で読み終わりました。 当たり前ですが、範囲が広すぎて、駆け足な感じは否めません。 ローマ史について言えば、『ローマ人の物語』全43巻が数十ページになってしまうわけで・・・。 まあ、ざっくりでも、広く触れたことに価値があるーーということにしておきましょう。 今… トラックバック:0 コメント:0 2017年11月22日 続きを読むread more
『世界の歴史がわかる本【ルネッサンス・大航海時代~明・清帝国】篇』 綿引弘 (知的生きかた文庫) 今年12回目の帰省。 新幹線の中で読んでいたのは、『世界の歴史がわかる本』。 半分くらいまで進むはずが、寝落ちしてしまい100ページにも届きませんでした。 ・・・というのは、第1巻の【古代文明~中世ヨーロッパ】篇の話。 この【ルネッサンス・大航海時代~明・清帝国】篇は、京葉線の車中で読み終わりました。 昨夜、寝… トラックバック:0 コメント:0 2017年11月20日 続きを読むread more
『世界の歴史がわかる本【帝国主義時代~現代】篇』 綿引弘 (知的生きかた文庫) 買ったのはいつだったか忘れましたが、古本屋で手に入れた世界史の文庫本。 高校で世界史を選択していなかったので、分からないことが多く――ということで買ったのでしょう。 あまりに昔のことで、よく覚えていませんが・・・。 本棚に眠ったままの3冊セット。 とっつきやすい近現代の3冊目から読み始めました。 こんな感じで世… トラックバック:0 コメント:0 2017年11月18日 続きを読むread more
『民族と国家 ――イスラム史の視角から――』 山内昌之 (岩波新書) いつの頃からか、新書コーナーのけっこうなスペースを占めるようになった、地政学の本。 目立つのは、池上彰と佐藤優で、2人の共著もあります。 佐藤優は共著の数が多く、その中で見覚えがあったのが、山内昌之の名前。 20年以上前の『民族と国家 ――イスラム史の視角から――』の著者でした。 読んだのはかなり前なので、例によっ… トラックバック:0 コメント:0 2016年09月15日 続きを読むread more
『ローマ人の物語 31 終わりの始まり〔下〕』 塩野七生 (新潮文庫) 泳いだ後は、鈴木祥子のライブへ行きました。 会場の音響ハウスは銀座で、最寄駅は新富町。 わりと近いですが、車中で読むために『ローマ人の物語』の31巻と32巻の2冊を持参しました。 ・・・といっても、きのう半分以上読んだ31巻は、きょう午前中にさらに読み、残り20ページほど。 新木場に着く前に読み終わりました。 … トラックバック:0 コメント:0 2016年07月02日 続きを読むread more
『ローマ人の物語 30 終わりの始まり〔中〕』 塩野七生 (新潮文庫) きのう残り10ページで力尽きてしまい、読み終えたのはけさ起きてから・・・。 それでも、6月は(ほぼ)10冊再読したことになります。 5月の12冊には及びませんが、30巻に到達し、残りは13冊。 4月末時点では考えもしなかった「年内読了」が見えてきました。 まあ、そのぶん、ほかの本を読めていないので、少しペースを落とそう… トラックバック:0 コメント:0 2016年07月01日 続きを読むread more
『ローマ人の物語 28 すべての道はローマに通ず〔下〕』 塩野七生 (新潮文庫) きのう千葉へ戻る車中に70ページほど進み、寝る前に約30ページ。 きょう帰宅してから60ページほど読み、ほぼ終了。 約40ページあるカラー写真はじっくり目を通せていませんが・・・。 疲れている時でも文字は読めますが、写真や地図はそうはいきません。 第27巻を含め、余裕のある時に鑑賞したいと思います。 それに… トラックバック:0 コメント:0 2016年06月22日 続きを読むread more
『ローマ人の物語 27 すべての道はローマに通ず〔上〕』 塩野七生 (新潮文庫) 今年6回目の帰省は、行きも帰りも『ローマ人の物語』の第27巻。 カラー写真が30ページほどあり、読む部分はそれほど多くないのですが、断続的に寝てしまったので、時間がかかりました。 先ほど、宇都宮を出たところ。 あと1時間半くらいは車中なので、第28巻をいけるところまで。 あすの6時出社は当然のごとく、5時早呼びに。… トラックバック:0 コメント:0 2016年06月21日 続きを読むread more
『ローマ人の物語 23 危機と克服〔下〕』 塩野七生 (新潮文庫) 『ローマ人の物語』のエントリーは先月16日の15巻以来。 区切りがよいところを逃しましたが、そろそろ『ガリア戦記』に移りましょうか。 ・・・・と書いていましたが、『ガリア戦記』に移ることなく、あれから8冊読んだことになります。 ざっくりと、1月・2月は月1冊、3月は半月で1冊、4月は週1冊のペース。 … トラックバック:0 コメント:0 2016年06月10日 続きを読むread more
『ローマ人の物語 15 パクス・ロマーナ〔中〕』 塩野七生 (新潮文庫) 3日前にエントリーしたことになっていますが、これはボタンの押し間違いが原因。 「保存して一覧へ」を押したつもりが、「公開」を押していました。。 ・・・ということで、これを書いているのは、19日23時30分過ぎ。 15巻を読み終えてから、3日が経ちました。 「帝政」の名を口にせず、しかし着実に帝政をローマに浸透させ… トラックバック:0 コメント:0 2016年05月16日 続きを読むread more
『ローマ人の物語 14 パクス・ロマーナ〔上〕』 塩野七生 (新潮文庫) 『ローマ人の物語 10 ユリウス・カエサル ルビコン以前〔下〕』をエントリーしたのは、先週金曜日。 ・・・ということは、この一週間で4冊読んだことになるんですね。。 今のところ、カエサルの部分(11・12・13巻)だけ読み終わってから、岩波文庫に進む予定。 現実逃避で、読みやすい『ローマ人の物語』を最後までいく… トラックバック:0 コメント:2 2016年05月13日 続きを読むread more
『ローマ人の物語 10 ユリウス・カエサル ルビコン以前〔下〕』 塩野七生 (新潮文庫) 今年に入ってから、『ローマ人の物語』を再読しています。 一から読むのは2010年以来、6年ぶり。 ざっくりと、1月・2月は月1冊、3月は半月で1冊、4月は週1冊のペース。 そして、今月はここまで週2冊で、10巻に到達。 6年前にアップし損ねたので、今さらのエントリーなのです。。 世界史未履修なので(・・・という… トラックバック:0 コメント:0 2016年05月06日 続きを読むread more
『ユーゴスラヴィア現代史』 柴宜弘 (岩波新書) 『完全なるチェス 天才ボビー・フィッシャーの生涯』を読んだ流れで、半月ほど前に再読した本――。 どういうことかというと・・・。 一九九二年九月 ユーゴスラビア スヴェティ・ステファン 風向き次第では、約百十キロ北にあるサラエボ近くの山の向こう側から、かすかな大砲の音がときおり聞こえてきた。当時はバルカン紛争が最… トラックバック:1 コメント:0 2015年12月24日 続きを読むread more
『物語 バルト三国の歴史』 志摩園子 (中公新書) 先々週の金曜日、名古屋からの帰りの新幹線。 行きの時よりまだマシでしたが、富士山は雲をかぶっていて、残念なことになっていました。 特に、東側が――。 予想通り、東京へ近づくにつれ、雨になり・・・というか、強度は予想以上でした。。 海浜幕張へ着いたのは21時過ぎ。 当然(?)傘を持っていなかったので、オフィスまで… トラックバック:0 コメント:0 2015年06月08日 続きを読むread more
『わが友マキアヴェッリ フィレンツェ存亡 3』 塩野七生 (新潮文庫) 全3巻のうち、2巻から再読した『わが友マキアヴェッリ フィレンツェ存亡』。 3巻もわりとあっさり読み終えました。 3巻の第三部のタイトルは、マキアヴェッリは、なにを考えたか。 当然、すっかり忘れているので、新鮮に読めそうです。。 5年も経つと、または、再読してからは3年かもしれませんが、どちらにしても… トラックバック:0 コメント:0 2015年05月18日 続きを読むread more
『わが友マキアヴェッリ フィレンツェ存亡 2』 塩野七生 (新潮文庫) 少し前に読んだ『マグダラのマリア』の中に、サヴォナローラやチェーザレ・ボルジア、メディチ家の人々の名前が出てきたので思い出したのが、『わが友マキアヴェッリ』。 3巻シリーズの文庫本が発行されたのは5年前で、一通り読んだのですが、記事にしたのは1巻だけ。 とりあえず、まだエントリーしていない2巻を再読しました。 最終保存時刻… トラックバック:0 コメント:0 2015年05月16日 続きを読むread more
『世界史の極意』 佐藤優 (NHK出版新書) きのう、衝動買いした本。。 内容はちょっと難しいところもありましたが、一気に読み終えました。 ウクライナ危機、イスラム国、スコットランド問題…… 世界はどこに向かうのか? 戦争の時代は繰り返されるのか? 「資本主義と帝国主義」「ナショナリズム」「キリスト教とイスラム」の3つのテーマを立て、 現… トラックバック:0 コメント:0 2015年01月15日 続きを読むread more
『ローマ亡き後の地中海世界 海賊、そして海軍 4』 塩野七生 (新潮社) 法事のため、約1ヵ月半ぶりに佐野へ行ってきました。 今度は東武を使おう・・・と思っていましたが、結局、前回と同じルートを選択。 ただし、車中で読む本の選択は変えました。 『ローマ亡き後の地中海世界 海賊、そして海軍 4』が読みかけだっただけの話ですが・・・。 時間はたっぷりあり(片道3時間×2)、残りは200ページ… トラックバック:0 コメント:0 2014年09月05日 続きを読むread more
『ローマ亡き後の地中海世界 海賊、そして海軍 3』 塩野七生 (新潮社) 先週、新潮文庫の最新刊を3冊買いました。 『ローマ亡き後の地中海世界 海賊、そして海軍』の第3巻・第4巻と『シンメトリーの地図帳』。 『シンメトリーの地図帳』は久しぶりのScience&Historyでかなり興味深いですが、本文だけで620ページあるので、ひとまずパスするしかありません・・・というより、第1巻・第2巻を読んだば… トラックバック:0 コメント:0 2014年09月01日 続きを読むread more
『ローマ亡き後の地中海世界 海賊、そして海軍 2』 塩野七生 (新潮社) 『ローマ亡き後の地中海世界 海賊、そして海軍』の文庫・第2巻。 反撃の狼煙をあげるキリスト教勢力 海軍の創設、シチリア再征服、そして十字軍結成――! 『ローマ人の物語』の衝撃的な「その後」 イスラムの海賊に押されっぱなしだった第1巻に比べると、帯にあるように、キリスト教側も海軍で対抗するなど… トラックバック:0 コメント:0 2014年08月28日 続きを読むread more
『ローマ亡き後の地中海世界 海賊、そして海軍 1』 塩野七生 (新潮社) 先月末で、とうとう新聞の購読を止めてしまいました。 じっくり読む時間もないのに、部屋が散らかる一因だったので(思いっきり、原因他人論)、ついに・・・。 まあ、最低限の情報はネットで何とかなります。 (テレビも加えたいところですが、ほとんど見てないし、そもそもこのままでは来年の4月に・・・) でも、ちょっと困るのは、… トラックバック:0 コメント:0 2014年08月19日 続きを読むread more