テーマ:ミステリー

『アガサ・クリスティーの誘惑』 芳野昌之 (早川書房)

 三日前の『もの言えぬ証人』で書いたように、これまで未読だった数冊を読み、『アガサ・クリスティーの誘惑』に登場する30冊をすべて読了しました。  30年近く前、装丁に惹かれて買った一冊。管理が悪いので、帯は破けてしまっていますが・・・。  帯にアガサ・クリスティー生誕百年記念出版とあるように、初版発行は1990年6月15…
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『もの言えぬ証人』 アガサ・クリスティー 加島祥造 訳 (クリスティー文庫)

『もの言えぬ証人』を読み終えました。  もの言えぬ証人=ワイヤヘヤド・テリアのボプ。クリスティー文庫のカバーには、(たぶん)ワイヤへヤド・テリアが描かれています。  カバーにかかれているあらすじ――。 ポアロは巨額の財産をもつ老婦人エミリイから命の危険を訴える手紙を受けとった。だが、それは一介の付添い婦に財産を残すと…
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『葬儀を終えて』 アガサ・クリスティー 加島祥造 訳 (クリスティー文庫)

 おととい、『持統天皇 壬申の乱の「真の勝者」』・『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』とともに買った、『葬儀を終えて』を読了しました。  タイトル通り、葬儀を終えた後の一言が波紋を広げます。 リチャードは殺されたんじゃなかったの――アバネシー家の当主リチャードの葬儀が終わり、その遺言公開の席上、末の妹のコーラが無邪気に口にし…
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『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』 アガサ・クリスティー 田村隆一 訳 (クリスティー文庫)

 先週『持統天皇 壬申の乱の「真の勝者」』とともに買った、クリスティー2冊。きのう『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』を読み終えました。  事実上の最初のページにマシー(五番アイアン)が登場。ゴルフはよく分かりませんが、先週読み終えた『死の猟犬』の中の青い壺の謎にもマシー(五番アイアンの別称)(195ページ)とあったので、覚え…
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『死の猟犬』 アガサ・クリスティー 小倉多加志 訳 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 先週の帰省時に持ち帰ったクリスティーの短篇集・『死の猟犬』を読了。  タグは便宜上(?!)「ミステリー」としていますが、ミステリーっぽいのは『検察側の証人』くらい。ほかはホラーというかオカルトというか・・・。あまり好みではなかったです。  カバーには次のように紹介されています。 第一次大戦中のベルギーの小村で奇妙な事件が起こ…
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『疑惑』 松本清張 (文春文庫)

 実家の本棚にあった松本清張の『疑惑』。千葉へ戻る前に読み終えました。  帯には田村正和。テレビ朝日開局50周年記念・松本清張生誕100年記念のスペシャルドラマだったんですね。  5人のキャストは、田村正和=佐原弁護士は確定として、沢口靖子=白河球磨子、室井滋=秋谷の妻、小林稔侍=秋谷記者、津川雅彦=白河福太郎と予想し、…
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『死への旅』 アガサ・クリスティー 高橋豊 訳 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 先月の帰省時に持ち帰ったクリスティー3冊。『パーカー・パイン登場』・『シタフォードの秘密』に続き、最後になったのは『死への旅』。  以下は、カバーにかかれているあらすじです。 東西の冷戦下の西側陣営において各国の重要な科学者、医師、弁護士などが次々と謎の失踪を遂げていた。そしていま、ZE核分裂という新しい原子力に目ざましい成果…
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『謎のクィン氏』 アガサ・クリスティー 嵯峨静江 訳 (クリスティー文庫)

 先月ブックオフで30冊処分した時に買った3冊のうち、最後の1冊になったのが『謎のクィン氏』――。  カバーには次のような紹介が載っています。 窓にうつる幽霊の影が目撃したもの。事件当日にメイドが大空に見た不吉な兆候。カジノのルーレット係が見せた奇怪な振る舞い。一枚の絵が語る自殺の真相――事件の陰にドラマあり。神秘の探偵ハーリ・…
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『殺人は容易だ』 アガサ・クリスティー 高橋豊 訳 (クリスティー文庫)

 きのう奈良から戻った後に読み終えた『殺人は容易だ』。  刺激的なタイトルは、加害者でなく、被害者の言葉から採られたものです。  ルークはいさぎよく顔を赤らめた。  「殺人事件がそうたびたび起きるとはね! 何度も人殺しをしながら罪をのがれるということは、かなり難しいですよ」  ミス・ピンカートンは首を振った。  「いいえ、…
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『シタフォードの秘密』 アガサ・クリスティー 田村隆一 訳 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 『パーカー・パイン登場』を読み終え、実家から持ち帰ったクリスティは残り2冊。帰省前にブックオフで買った2冊と合わせ、4冊の中から選んだのは『シタフォードの秘密』。  カバーの絵は、雪に覆われたシタフォード荘と6軒のコテージです。 雪に覆われ、下界と遮断された山荘で戯れに行なわれた降霊会。そこへ現われた霊魂は、不気味な予言を…
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『パーカー・パイン登場』 アガサ・クリスティー 乾信一郎 訳 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 ”心の治療専門医” パーカー・パインが登場する短編集。  クリスティー文庫は分かりませんが、ハヤカワ・ミステリ文庫のカバーには、パーカー・パインが出した広告が描かれています。  本文中にも、最初の中年夫人の事件・二番目の不満軍人の事件の中に、広告の絵が載っています。当然、日本語訳ですが・・・。  中年夫人の事件と…
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『愛の探偵たち』 アガサ・クリスティー 小倉多加志 訳 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 7月に読んだ『三幕の殺人』に登場したサタースウェイト。  ほかにどの作品に登場していたかをまったく忘れていて、こんなことを書きました。  当然、サタースウェイト(Wikipedia)が8年前に読んだ短編集・『マン島の黄金』の一つに登場していたなんて、当然、覚えていません。『謎のクィン氏』は持っていませんが、ほかに『愛の探偵たち…
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『満潮に乗って』 アガサ・クリスティー 恩地三保子 訳 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 お盆時の帰省で持ち帰った4冊のクリスティー。  3冊目は『満潮に乗って』ですが、カバーのあらすじを読んでも思い出せません。 大戦後、故郷に帰ったリンは現在の単調な生活にあきあきしていた。しっかり者と、人からも頼られ、信じられていたリン。だが彼女はそんな自分にもあきていた。荒波にもまれて、自由に泳いでみたい――そんな時リンは、危…
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『エッジウェア卿の死』 アガサ・クリスティー 福島正実 訳 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 けさで三日間の夜勤終了。初日はともかく、北陸・甲信・東海を担当した二日目と三日目は臨時報多発で、ほとんど席を立つことが出来ませんでした。  9時過ぎにあがって一寝して、夜勤時に食べるはずだったパンで昼食。  その後、いちおう水着を持って出かけましたが、雨が降り出したので稲毛海岸へ行くのは断念。喫茶店に入り、100ページほど残ってい…
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『チムニーズ館の秘密』 アガサ・クリスティー 高橋豊 訳 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 先週木曜日、帰省から変える車中で読んでいたのは『チムニーズ館の秘密』。土曜日に読み終えたのに、まだエントリーしていませんでした。  先月読んだ『七つの時計』の姉妹編で、発行されたのはこちらが先。手順前後になりました――というのは前に書いた通りです。  どちらの作品にも登場するのは、チムニーズ館の主:ケイタラム卿、その娘:バンド…
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『複数の時計』 アガサ・クリスティー 橋本福夫 訳 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 霜月蒼の『アガサ・クリスティー完全攻略』で最低評価の☆(星1つではなく、星0.5)だった『複数の時計』。  恐る恐る(?)の再読でした。  カバーの紹介文――。  秘書・タイプ引受所から派遣されたタイピストのシェイラは、依頼人のミス・ペブマーシュの家の居間で待っていた。そこは、時計が無数に置いてある奇妙な部屋だった。突然…
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『七つの時計』 アガサ・クリスティー 深町真理子 訳 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 先月、実家から持ち帰ったクリスティーは『三幕の殺人』・『複数の時計』・『七つの時計』。『複数の時計』についてはまだ書いていませんが、きょう読み終えた『七つの時計』を先にあげておきます。  再読ですが、例によってストーリーを忘れていて・・・。  カバーに書かれている本書の紹介は以下の通り。 鉄鋼王の招きでチムニーズ館に滞在…
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『ゴルフ場殺人事件』 アガサ・クリスティー 田村義進 訳 (クリスティー文庫)

 きのうエントリーの『三幕の殺人』の中で、いろいろと順序通りでなくなっていますがと書いたのは、その前に『ゴルフ場殺人事件』を読み終えていたから――。 『スタイルズ荘の怪事件』に続くポアロシリーズの2作目ですが、まったく読んだことがありません。先々週、帰省する前にプレナのくまざわ書店で購入。なぜか車中ではあまり進まず、別の本を読ん…
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『三幕の殺人』 アガサ・クリスティー 田村隆一 訳 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 いろいろと順序通りでなくなっていますが、直近で読み終えた『三幕の殺人』を――。  東京駅での飲みに向かう京葉線の車中で再読完了のはずが、20ページほど残り・・・駅を出てから外のベンチで完了――という珍しいパターン。おかげで、15年ぶりくらいの八重洲ブックセンターには、10分ほどしか立ち寄れませんでした。次の機会にゆっくりと・・・。 …
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『茶色の服の男』 アガサ・クリスティー 中村能三 訳 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 先月実家から持ち帰ったクリスティーの3冊のうち、最後になったのは『茶色の服の男』。  『杉の柩』・『ホロー荘の殺人』と違ってポアロは登場しませんが、<『アガサ・クリスティーの誘惑』に紹介されていて、かつ(ブログを始めてから)再読していない>ことが、3冊の共通点です。  カバーに書かれているあらすじ――。 父親の死で天涯孤…
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『ホロー荘の殺人』 アガサ・クリスティー 中村能三 訳 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 きょうから7月――とはまったく関係なく、『ホロー荘の殺人』。  前回の帰省時に持ち帰った3冊のクリスティーのうちの2冊目です。  カバーに書いている本書のあらすじ――。 アンカテル卿の午餐に招かれホロー荘に来たポアロは少なからず不快になった。邸の庭にあるプールの端に一人の男が血を流して死んでおり、傍らにはピストルを手にし…
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『杉の柩』 アガサ・クリスティー 恩地三保子 訳 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 きのうはリアルなバラの話でしたが、きょうはミステリーのバラ――。  ハヤカワ・ミステリ文庫の『杉の柩』の表紙です。  クリスティー文庫の表紙はバラでなくなりましたが、こちらのほうが雰囲気が出ている感じがします。  カバーにかかれているあらすじ――。 ロディーとエリノアは幼なじみだった。しかし愛し合う二人の前にあのバ…
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『象は忘れない』 アガサ・クリスティー 中村能三 訳 (クリスティー文庫)

 先月の帰省で持ち帰った『愛国殺人』・『第三の女』・『雲をつかむ死』はすでに再読完了。  この勢いでもう一冊――の候補は『ゴルフ殺人事件』。  『雲をつかむ死』には登場しなかったものの、ポアロがその手法を酷評(!?)していたジロー刑事。  どんな感じなのか確かめたかったので・・・。  イオンスタイルの宮脇書店にないのは分かっ…
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『雲をつかむ死』 アガサ・クリスティー 加島祥造 訳 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 5月の帰省時に『愛国殺人』・『第三の女』とともに持ち帰った『雲をつかむ死』。  前の2冊は『ポケットにライ麦を』の絡みですが、『雲をつかむ死』は別の理由でした。  30年近く前に発行されたエッセイ集・『アガサ・クリスティーの誘惑』で紹介されている30冊。  4月時点でこのブログで書いたのは17冊なので、今年中(?!)に残り1…
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『第三の女』 アガサ・クリスティー 小尾芙佐 訳 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 先月読んだ『ポケットにライ麦を』――。    来月持ち帰るのは、マザー・グースが引用されていることが共通点の『愛国殺人』。    プラス、同一人物か分かりませんが、ニール主任警部が登場する『第三の女』でしょうか。  そんなわけで、『愛国殺人』に続き、『第三の女』を再読しました。  再読といっても、これまで読んだクリステ…
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『愛国殺人』 アガサ・クリスティー 加島祥造 訳 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 先月読んだ『ポケットにライ麦を』は、マザー・グースの歌詞どおりに殺人が起きる「見立て殺人」でした。    来月持ち帰るのは、マザー・グースが引用されていることが共通点の『愛国殺人』。    プラス、同一人物か分かりませんが、ニール主任警部が登場する『第三の女』でしょうか。  そんなわけで、この2冊+1冊を先週帰省した時に…
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『ねじれた家』 アガサ・クリスティー 田村隆一 訳 (クリスティー文庫)

 19日に公開された、アガサ・クリスティー原作の『ねじれた家』。  映画を見てから原作を読むか、原作を読んでから映画を見るか・・・。  私は後者のほうがよいのですが、読んだ記憶がありません。  サイトであらすじを読んでも、ピンと来るものがなく・・・。  記憶力が怪しいので、念のため、実家の本棚を捜索しましたが、発見出来ず。  …
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『白昼の悪魔』 アガサ・クリスティー 鳴海四郎 訳 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 『ポケットにライ麦を』とともに持ち帰った『白昼の悪魔』を読了。  30数年ぶりの再読でした。  舞台はスマグラーズ島で、登場人物のほとんどはジョリー・ロジャー・ホテルの滞在客。  スマグラーズは密輸船、ジョリー・ロジャーは海賊旗の意味。  島の名前も(本筋ではないですが)伏線の一つになっているとは・・・。  覚え…
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『ポケットにライ麦を』 アガサ・クリスティー 宇野利泰 訳 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 土曜日、岩手から千葉へ戻る車中で読み始めた『ポケットにライ麦を』。  先ほど、読み終えました。  全306ページの最後は、印象的な表現――。  こんな比喩、ありましたか・・・。  泪が粒になって、ミス・マープルの両眼からこぼれおちた。憐憫を越えて、憤りが燃えあがった――冷酷無情な殺人者に対する、はげしい憤りだった。 …
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『孤道 完結編 金色の眠り』 内田康夫 原案/和久井清水 著 (講談社文庫)

 きのうエントリーしたのは、3月に指したdg将棋の対局でした。  3月に指したdg将棋の対局について、一週間前にその1をあげましたが、その2がまだでした。  将棋ではありませんが、状況は同じ――。  一週間前に『孤道』をあげましたが、『孤道 完結編 金色の眠り』はまだでした。  内田康夫が『孤道』を書き続けること…
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