『日本古代内乱史論』 北山茂夫 (岩波現代文庫)

 本棚に眠っていた20年前ほどの本を読みました。
 日本史の本で積読は珍しいのですが、これだけは別。
 難しくて、途中で投げ出していました。

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 使われている漢字や言い回しから、相当前に書かれてものと思っていましたが、解説を読んでびっくり。
 壬申の乱の初出は1951年! 70年も前でした。

 7・8世紀の社会を三つの改修に分け、第三階級(公民とそれに準ずる品部・雑戸)に関する記載が多いのが特徴的。
 書かれた当時の社会背景も影響しているのかもしれません。
 難しかったですが、この視点は逆に新鮮でした。

 ちなみに、第一階級(貴族層)・第二階級(地方豪族)・第三階級(一般公民)のワードは本文にはなく、直木孝次郎の解説で登場したもの。
 この解説もなかなか難しいですが、本文を理解するうえで参考になりました。
 驚いたのは、解説の中に倉本一宏の名前があったこと。
 中公新書の3冊を再読したくなりました。

 さらに、北山茂夫をWikipediaで見ていて、松尾尊兊の名前を発見。
 『石橋湛山評論集』(岩波文庫)の編者ですね。
 この本も難しくて、通読出来ていませんが、いつの日か・・・。

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壬申の乱
七四〇年の藤原広嗣の叛乱
藤原恵美押勝の乱
藤原種継事件の前後
 解説 直木孝次郎
     (2000年9月14日第1刷発行)
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