『盤上の向日葵 (下)』 柚月裕子 (中公文庫)

 『盤上の向日葵』の下巻も一気読み。
 結局、上下で二日かからず、読了しました。

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昭和五十五年、春。棋士への夢を断った上条桂介だったが、駒打つ音に誘われて将棋道場に足を踏み入れる。そこで出会ったのは、自身の運命を大きく狂わせる伝説の真剣師・東明重慶だった――。死体遺棄事件の捜査線上に浮かび上がる、桂介と東明の壮絶すぎる歩み。誰が、誰を、なぜ殺したのか。物語は衝撃の結末を迎える!

 下巻はけさ起きてから――のはずが、ちょっとページを開いてしまい・・・。
 真剣師・東明との出会いが描かれた第十一章には将棋の手順が登場。
 読み始めたら、止まらなくなってしまいました。
 しかも、第十章までと違い、この章だけで70ページほど。
 区切りをつけるためには、仕方がありません。。

 東明とのやりとりは次の第十二章も続き、ここにも将棋の手順が登場。
 同じく止まらなくなってしまい、こちらも70ページほど。
 区切りをつけるためには、仕方がありません。

 結局、第十三章まで読み、下巻の半分が終了。
 寝たのは4時過ぎ――って、何をやっているのでしょうか・・・。

 将棋の手順がこんなに詳しく書かれているとは驚きでしたが、ほとんどの部分で先手が△・後手が▲表記なのが違和感あり過ぎ(実際は三角ではなく、駒の形)。
 後手が指す△4一歩はふつうですが、先手の▲4一歩「行き所のない所に駒を打つ」反則です。

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 一段目の歩は、もう一か所出てきます。
 後手の指し手としての▲2一歩ですが、▲なのでふつうは先手の指し手。
 その場にいる誰もが、打ち間違いだ、と思ったに違いないは、ある意味その通りなのです。。
 飯島栄治七段監修ですが、ここまではチェックしないのでしょうか?
 単行本ならともかく、文庫化する時に直しそうなものですが・・・。

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 ほとんどの箇所で▲と△が逆なのが残念とはいえ、残念なのはこの部分だけ。
 これだけ時間を忘れて読んだのは、久しぶりでした。

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第十一章   第十二章   第十三章   第十四章   第十五章
第十六章   第十七章   第十八章   第十九章   第二十章
第二十一章  第二十二章  第二十三章  終章
  解説 羽生善治
               (2020年9月25日 初版発行)
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