『超・殺人事件 推理作家の苦悩』 東野圭吾 (新潮文庫)

 4泊するのでその間に1冊ーーということで選んだのは、東野圭吾の短編集・『超・殺人事件 推理作家の苦悩』。
 約300ページと比較的短く、軽そうだったので・・・。

新刊小説の書評に悩む書評家のもとに届けられた、奇妙な機械「ショヒョックス」。どんな小説に対してもたちどころに書評を作成するこの機械が、推理小説界を一変させる――。発表時、現実の出版界を震撼させた「超読書機械殺人事件」をはじめ、推理小説誕生の舞台裏をブラックに描いた危ない小説8連発。意表を衝くトリック、冴え渡るギャグ、そして怖すぎる結末。激辛クール作品集。


 ほぼ予想通り、肩が凝ることなく、読めました。
 作中作が多く、超長編小説殺人事件に登場する『癖球』は『魔球』のパロディ。
 しかし、500枚予定が3000枚とは、水増しにもほどがあります。
 で、結果は世界最重量野球ミステリ誕生!!って・・・。

 それより気になったのは、『これぞ本格! これぞミステリ! 驚天動地の大トリック! 高屋敷秀麿 二八〇〇枚』
 高屋敷秀麿は、超高齢化社会殺人事件の作中作・『雪の山荘資産家令嬢密室殺人事件』に登場する探偵と同名なのです。

 はたして、「東野圭吾の作品に登場する作家」が正しいのか? または、「東野圭吾の作品に登場する作家の作品に登場する探偵」が正しいのか?
 それとも、どちらも正しく、高屋敷秀麿は2人いるのか?

 こんなことを書いているようでは、肩が凝ることなくーーとは言えないですね。。

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超税金対策殺人事件
超理系殺人事件
超犯人当て小説殺人事件(問題篇・解決篇)
超高齢化社会殺人事件
超予告小説殺人事件
超長編小説殺人事件
魔風館殺人事件(超最終回・ラスト五枚)
超読書機械殺人事件
   (平成16年5月1日発行 平成21年11月20日15刷)
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