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zoom RSS 『後手という生き方 ――「先手」にはない夢を実現する力』 瀬川晶司 (角川Oneテーマ21)

<<   作成日時 : 2018/09/21 22:23   >>

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 今年10回目の帰省はよく乗る11時台の新幹線でしたが、ホームに並ぶ人の多さにびっくり。
 三連休前の金曜日だからでしょうか。
 宇都宮まで座れなかったのは、ちょっと誤算でした。。

 その車中で読んでいたのは、持っている中で最後の瀬川本・『後手という生き方』。
 余裕で読み終わるはずが、座れてからは時々寝てしまい、読了は北上到着直前でした。

 発行は四段昇段から約一年半後。
 注目度の高い新四段ということで多くのオファーがあり、この新書もそのうちの一つだったのでしょう。
 一般には見えにくい将棋の世界と瀬川四段(当時)の特殊性が分かりやすく描かれています。

 ただ、少々雑なところもありました。
 プロ編入の条件という、重要な点が・・・。

 自分がプロになったことがきっかけで将棋界の制度が見直され、年齢に関係なくプロを目指すことができるようになった。特例が特例でなくなったのである。
 そのハードルは「アマ棋戦の全国大会で優勝かそれに順ずる成績を挙げ、プロ公式戦の予選参加資格を得た上で、一〇局以上指して勝率六割五分以上」という非常に高いものだが、ハードルさえクリアすればプロになれるということの意味は大きい。(P33)


 これだけでは分かりませんが、対談での渡辺竜王(当時)の発言と明らかに矛盾します。
 正しいのは十局なのか、十勝なのか。

 今回編入規程ができたといっても対プロ公式戦十勝以上かつ勝率六割五分以上とハードルは相当高い。(P179)

 正しいのは、渡辺竜王(当時)の「一〇局以上指して勝率六割五分以上」。
 ここは瀬川四段(当時)が外してはいけないところのはずですが・・・。
 
 もう1つーー。

 二人はものすごいペースで昇級昇段を重ね、羽生三冠は一四歳、森内名人は一五歳で四段昇段を決めた。(P121)

 四段昇段は羽生三冠(当時)が一五歳、森内名人(当時)は一六歳。
 どちらも一つ違っています。
 別の箇所(P99)では羽生三冠(当時)の四段昇段を一五歳と書いているのに・・・。
 忙しすぎたということにしておきましょう。。

 目次はいつもは章のタイトルだけですが、今回は詳しく・・・。
 というか、9年前、目次だけ書いて保存していたのがありました。
 最終保存時刻は、2009/05/17 12:51
 なぜ目次だけ詳しく書いて残していたのか、上の二つの誤りに気づいていたのか・・・。
 今となっては、さっぱり分かりません。

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第一章 「後手」にも強さがある
 一、「後手」の強みとは?  二、願わなければ、夢は叶わない
第二章 「プロ」には誰でもなれる
 一、「プロ」への遠かった道のり        二、訓練を積めばプロには誰でもなる
 三、プロ生活の実際               四、自分に足りなかったもの
 五、サラリーマン生活は無駄ではなかった  六、何歳からでもプロは目指せる
第三章 プロの執念
 一、将棋への愛情  二、将棋への愛情  三、プロの勉強法  四、プロは結果がすべて
第四章 トップに立つために
 一、一流棋士はここが違う        二、プロとトッププロの差は紙一重
 三、壁の正体がわかれば苦労しない  四、プロだからこそわかるトップのすごさ
 五、一流になるための環境とは
第五章 プロとアマチュア
 一、アマチュアだったからわかる、普及のツボ
 二、アマチュア将棋のよさ     三、トップアマにも執念がある
 四、プロを目指す人のために    五、アマとプロの関係はこう変わる
第六章 将棋の未来
 一、初の企業所属棋士誕生   二、コンピュータの台頭
 三、女性と将棋の相性      四、将棋界の未来地図
対談 「後手番」棋士と二十歳で頂点に立った「先手番」天才棋士が語る「本物のプロ」とは?
                  瀬川晶司×渡辺明
                        (2007年3月10日初版発行)

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