『怒り (下)』 吉田修一 (中公文庫)

 吉田修一の『怒り』。
 上巻につづき、下巻も一気読みでした。
 日界で区切ると金・土・日の三日かかりましたが、実質は夜間×2。
 最後の約100ページを読んだのは、うたた寝から目覚めた2時から4時頃。
 ちょっとのつもりが区切りをつけられず・・・。
 きょうは太陽研の例会でしたが、無事起きられてよかったです。。

山神一也は整形手術を受け逃亡している、と警察は発表した。洋平は一緒に働く田代が偽名だと知り、優馬は同居を始めた直人が女といるところを目撃し、泉は気に掛けていた田中が住む無人島であるものを見てしまう。日常をともに過ごす相手に対し芽生える疑い。三人のなかに、山神はいるのか? 犯人を追う刑事が見た衝撃の結末とは!

 三人のなかに、山神はいました。
 そして、犯人を追う刑事が見た衝撃の光景――。
 この展開は、まったく予想出来ませんでした。

 ただ、最初の八王子の事件を起こした動機は何だったのか・・・。
 山神の怒りは何によるものだったのか・・・。
 このあたりが謎として残ります。

 秋に映画が公開されますが、怒りをどう解釈し、どのように表現するのか・・・。
 けっこう難しそうであり、楽しみでもあります。

 身元不詳の三人の正体は明かされましたが、黒川美佳は結局、分からないまま。
 個人的には、これも予想外でした。。

                   (2016年1月25日初版発行)

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック