『星たちのダンス――惑星が描きだす美の世界』 ジョン・マルティノー (ランダムハウス講談社)

 本棚を整理していて見つけた『星たちのダンス――惑星が描きだす美の世界』。 
 きのうまでで3分の2ほど読んでいましたが、さきほど読み終わりました。

 第十九章にオールトの雲が出ていたので、BGMを柴田淳のオールトの雲に切り替え・・・。
 第二十二章に六芒星の別名としてダビデの星やソロモンの紋章が出てきたので、『旧約聖書を知っていますか』の記事をアップしていなかったことを思い出し・・・。
 第二十五章で、前に読んだ時は発見出来なかった、誤りを発見し・・・。

 海王星の公転周期は天王星の公転周期の二倍すなわちオクターブであり、天王星の公転周期は冥王星の公転周期の二分の三すなわち五度になっている。(P83)

 こんなふうに書かれていますが、巻末の付録には、天王星・海王星・冥王星の公転周期はそれぞれ30685日・60190日・90465日とあります。
 なので、「海王星の公転周期は天王星の公転周期の二倍」はよいとして、後半は誤り。
 正しくは、「冥王星の公転周期は海王星の公転周期の二分の三」でしょう。

 それはともかく、太陽系の惑星や衛星の公転周期や軌道などの間に、シンプルで美しい関係がこれほど含まれているとは思いませんでした。帯にあるように、まさに地球をとりまく、驚くべき調和の数々。
 代数に比べると幾何が苦手だった私には直感的に理解できない部分が多かったですが、不思議な感覚を十分に楽しめました。関連する本を読んだ後、またチャレンジしようと思います。

 関連する一冊は、松井孝典の『惑星科学入門』。以前、途中で挫折しました。。
 もう一冊は書店で見つけた『黄金比はすべてを美しくするか?』。ハヤカワ文庫でこんなに多く数学の本を出しているとは知りませんでした。どれも興味深いですが、まずは黄金比ですね。。

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第一章  銀河系の星くずたち第十四章  水星と地球
第二章  太陽系第十五章  太陽、月、地球
第三章  逆行する惑星第十六章  暦の魔法
第四章  七をめぐる古代の謎第十七章  宇宙のサッカーボール
第五章  天動説と地動説第十八章  小惑星帯
第六章  ケプラーの宇宙観第十九章  外惑星たち
第七章  天球の音楽第二十章  四が生みだす調和
第八章  ボーデの法則と惑星のキス   第二十一章 外側の衛星たち
第九章  内惑星たち第二十二章 木星の大いなる紋章
第十章  水星と金星の軌道第二十三章 黄金の時計
第十一章 美しい絵が意味するもの第二十四章 宇宙のオクターブ
第十二章 金星のキス第二十五章 和音の秘密
第十三章 金星の完璧な美しさ第二十六章 星たちが教えてくれること
     青木薫・訳   2005/11/9発行
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