『必至問題39 PART6』 佐藤大五郎 (将棋世界・平成11年4月号付録)

 佐藤大五郎九段の『必至問題39』、PART7・PART5・PART4・PART3に続いて、PART6を解きました。

 この付録の中で駒数がもっとも多いのは、この問題。
 盤面15枚、4×4の中の密集形です。


 でも、これって、3~1筋を左へ6筋分だけ平行移動しても成立するのでは?
 (移動前の)4筋の4枚は必要なくなり、盤面11枚でも表現できるような気がするのですが・・・。
 余詰ならぬ、余必至が成立してしまうのでしょうか? 謎ですね。。。

 謎といえば、この問題も・・・。


 作意は▲2二角△2一玉▲3二香までの三手必至なのですが・・・。

 初手▲2四香はないのでしょうか?

 △同飛なら、▲2二角△2一玉▲1二歩成△同玉▲1三香以下の詰み。
 △同竜なら、▲1二香△2一玉▲4三角以下の詰み。
 3一や2一に駒を打つのも、▲1二香や▲2二角以下の詰み。

 ▲1二香や▲2二角で詰まなくするためには△3二金が考えられますが、平凡に▲同歩成で必至。

 なので、△3三竜しかありませんが、▲4四角とすると・・・?
 (▲5五角でもよいのですが、このほうがかっこいいかと・・・)


 玉方がどう応じても、▲3三角成や▲2二歩成以下の詰み筋を免れないような気がします。

 ちなみに、初手は▲2四香とするのが肝心なところ。
 2五より遠くから打つと、△3三竜に対する▲4四角に、△同飛が成立してしまいます。

 ・・・というのはともかく、この問題は完全作なのでしょうか?
 ソフトでは余詰めの検討は出来ても、余必至の検討は出来ません(・・・たぶん・・・)。
 明快な見解を持っている方に、教えてほしいところです。

この記事へのコメント

2010年11月11日 21:26
>でも、これって、3~1筋を左へ6筋分だけ平行移動しても成立するのでは?
正解は▲1四角でしょうか。だとすると6筋移動すると▲7四角に△1二飛と受ける手がありそうです。

>△同飛なら、▲2二角△2一玉▲1二歩成△同玉▲1三香以下の詰み。
△2三玉と逃げられますよ。
たかはし
2010年11月15日 23:42
指摘ありがとうございます。
どちらもその通りで、かなり恥ずかしい間違いですね。。。
後ほど記事を訂正しておきます。

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