*** 詰将棋パラダイス・入選作 NO.17 ***

 前の記事の続きといえば、続き・・・。
 首猛夫さんに初めて採用されたのはこの作品でした。

 ●詰将棋パラダイス・1995年11月号 大学院9(57手詰)

         (持駒が重なってて見づらいですが、飛飛角桂桂桂桂香です)

 詰将棋パラダイスの「詰将棋学校」は手数ごとに分かれていて、もっとも短い「小学校」は3~7手。以下、「中学校」「高等学校」・・と長くなり、「大学院」は51手以上です。今考えると、よくこんなの作れたものだと思います。おそらく最初で最後の「大学院」入選作となるのでしょう。
 
 手数は57手・・・ですが、般若一族のように解答者に挑むような作品ではありません。とはいえ、序の部分はけっこう難しかったようです。1996年2月号の首さんの解説には

 趣向部分は序の複雑・難解と全く対照的で、やさしく楽しい。このアンバランスさこそ本局の特徴で、これを面白いとみるか一貫性なしと評するか。勿論選者は仲々の好作と判断した。

とあります。
 ありがたい言葉ですが、今の目で見ると、やっぱり一貫性に欠けてる感じがします。趣向が易しいので、せめて序だけでも難しく・・・、無意識のうちに、解答者に挑もうとしていたのかもしれません。

 でも、解いてほしいのは趣向部分なので、難解な序の8手をとった局面を最後に示しておきます。楽しみたい方はこちらからどうぞ。
 解答をすぐに載せるのも味気ないので、1ヵ月くらい後にでもひっそりとアップしておきます。




























 ●詰将棋パラダイス・1995年11月号 大学院9 9手目の局面(あと49手で詰み)

         (持駒が重なってて見づらいですが、飛角桂桂桂桂です)

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