*** 東北の大雨(長雨と日照不足に関する府県気象情報より) ***
前の記事で触れたように、きのう(19日)夕方、仙台管区気象台から長雨と日照不足に関する東北地方気象情報が発表されたほか、同様の府県気象情報が、仙台管区、および盛岡・秋田・山形の各地方気象台から発表されました。
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長雨と日照不足に関する岩手県気象情報 第1号 平成25年7月19日15時10分
長雨と日照不足に関する秋田県気象情報 第1号 平成25年7月19日15時35分
長雨と日照不足に関する宮城県気象情報 第1号 平成25年7月19日15時10分
長雨と日照不足に関する山形県気象情報 第1号 平成25年7月19日15時40分
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どの情報にも、7月3日から18日までの各アメダス地点の降水量・日照時間とその平年比が載っています。
ここでは、降水量だけ抜き出してみました。
比較のため、各地点の月降水量の極値を並べ、それを上回った地点・降水量は赤字にしています。
まずは、もっとも記録的な大雨になっている山形県。
期間中の降水量がもっとも多いのは差首鍋で、なんと957ミリ!
従来の月降水量の記録を300ミリ近く上回っています。
7月はあと10日以上あるので、今後の気圧配置からすると、1000ミリに達してしまいそうです。。
このほか、現時点ですでに、金山・酒田・鶴岡・向町・村山が月降水量の記録を更新しています。
次は秋田県。
山形県と同様、ほとんどの地点で平年の3倍以上の雨が降っています。
現時点で月降水量の記録を更新したのは、湯ノ岱・本荘・雄和・象潟の4地点です。
宮城県は西部や北部を中心に雨量が多くなっています。
ただ、平年比の値は秋田・山形ほどではなく、3倍を超えているのは1地点だけ。
月降水量の記録を更新した地点はありません。
岩手県は内陸山沿いを中心に雨量が多くなっています。
宮城県と同様、平年比が3倍を超えているのは一部で、月降水量の記録を更新した地点はありません。
・・・と、このような書き方はすでに感覚が麻痺しかかっている証拠ですね。
平年の倍以上降っている地点が多いことに変わりなく、今後の雨による土砂災害などに要注意です。
それにしても不可解なのは、きのうの地方気象情報・府県気象情報で気温にまったく触れていないこと。
タイトルが長雨と日照不足に関する東北地方気象情報だからでしょうか?
だったら、タイトルに低温の2文字を追加すればよいだけの話なのに・・・。
きのう発表された1ヵ月予報の気温傾向を見ても、異常天候早期警戒情報で東北太平洋側の気温が「7/24頃からの約1週間」は「かなり低い」予想となっていることからも、低温に触れるのはごく自然と思います。
もっといえば、比較的雨量の少ない青森・福島でも、「低温と日照不足に関する府県気象情報」が発表されてもよかったはず。どちらも、異常天候早期警戒情報でかなりの低温の対象となっている東北太平洋側を含んでいるわけですし・・・。
ちょっと情報発表の方法が抑えすぎな感じがしますが、どうなんでしょうか。。
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長雨と日照不足に関する岩手県気象情報 第1号 平成25年7月19日15時10分
長雨と日照不足に関する秋田県気象情報 第1号 平成25年7月19日15時35分
長雨と日照不足に関する宮城県気象情報 第1号 平成25年7月19日15時10分
長雨と日照不足に関する山形県気象情報 第1号 平成25年7月19日15時40分
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どの情報にも、7月3日から18日までの各アメダス地点の降水量・日照時間とその平年比が載っています。
ここでは、降水量だけ抜き出してみました。
比較のため、各地点の月降水量の極値を並べ、それを上回った地点・降水量は赤字にしています。
まずは、もっとも記録的な大雨になっている山形県。
期間中の降水量がもっとも多いのは差首鍋で、なんと957ミリ!
従来の月降水量の記録を300ミリ近く上回っています。
7月はあと10日以上あるので、今後の気圧配置からすると、1000ミリに達してしまいそうです。。
このほか、現時点ですでに、金山・酒田・鶴岡・向町・村山が月降水量の記録を更新しています。
次は秋田県。
山形県と同様、ほとんどの地点で平年の3倍以上の雨が降っています。
現時点で月降水量の記録を更新したのは、湯ノ岱・本荘・雄和・象潟の4地点です。
宮城県は西部や北部を中心に雨量が多くなっています。
ただ、平年比の値は秋田・山形ほどではなく、3倍を超えているのは1地点だけ。
月降水量の記録を更新した地点はありません。
岩手県は内陸山沿いを中心に雨量が多くなっています。
宮城県と同様、平年比が3倍を超えているのは一部で、月降水量の記録を更新した地点はありません。
・・・と、このような書き方はすでに感覚が麻痺しかかっている証拠ですね。
平年の倍以上降っている地点が多いことに変わりなく、今後の雨による土砂災害などに要注意です。
それにしても不可解なのは、きのうの地方気象情報・府県気象情報で気温にまったく触れていないこと。
タイトルが長雨と日照不足に関する東北地方気象情報だからでしょうか?
だったら、タイトルに低温の2文字を追加すればよいだけの話なのに・・・。
きのう発表された1ヵ月予報の気温傾向を見ても、異常天候早期警戒情報で東北太平洋側の気温が「7/24頃からの約1週間」は「かなり低い」予想となっていることからも、低温に触れるのはごく自然と思います。
もっといえば、比較的雨量の少ない青森・福島でも、「低温と日照不足に関する府県気象情報」が発表されてもよかったはず。どちらも、異常天候早期警戒情報でかなりの低温の対象となっている東北太平洋側を含んでいるわけですし・・・。
ちょっと情報発表の方法が抑えすぎな感じがしますが、どうなんでしょうか。。




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