『逆説の日本史④ 中世鳴動編』 井沢元彦 (小学館文庫)
3日前に流れた衝撃的な(?)ニュース――。
以下、デイリースポーツの記事です。
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山田まりや 息子の名前は「崇徳」と公表
デイリースポーツ 2月25日(月)14時49分配信
タレント・山田まりやが昨年12月29日に出産した第1子となる男児の名前が「崇徳(むねのり)」であることを自身のブログで公表した。
山田は助産院で出産し、女優の川島なお美ら13人ほどが立ち会ったことでも話題を集めた。また名前については、妊娠9カ月だった昨年11月、「4文字で愛称は『ムネちゃん』です」とヒントを出していた。
山田は「ベビ男くんの名前発表します」と題し、24日夜に更新した公式ブログで「“崇徳”と書いて“ムネノリ”と読みます これからは愛称“ムネちゃん”で宜しくお願い致します」と公表。目鼻立ちの整ったイケメン「ムネちゃん」の写真をアップしている。
山田は08年2月14日に俳優・草野とおると結婚した。
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衝撃的なのは、公表された崇徳という名前――。
ふつうに読めば、「むねのり」ではなく、「すとく」・・・。第75代天皇の諡号です。
まあ、子供につけた名前が天皇の諡号と重なってもかまいませんが・・・。
実際、孝昭・孝徳・弘文・文徳・光孝・安徳・孝明あたりはありそうな感じ。
どれも昭和っぽい響きですが・・・。
でも、「崇」がつく天皇は第10代の崇神天皇をのぞくと、いわくありげなのです。
●崇峻天皇 (Wikipedia)
唯一、臣下(蘇我馬子)も暗殺されたといわれる天皇。
●崇道天皇(早良親王) (Wikipedia)
桓武天皇の弟で立太子されたが、幽閉のち憤死。死後、崇道天皇として祀られる。
で、問題の崇徳天皇――。
●崇徳天皇 (Wikipedia)
叔父後の噂。保元の乱の敗者。讃岐配流。怨霊伝説・・・。
愛称は『ムネちゃん』なんて、言ってる場合じゃありません。
日本史を習うようになって、保元の乱が出てきたら・・・。
大きなお世話ですが・・・。
そんなわけで(!?)、『逆説の日本史④ 中世鳴動編』を久しぶりに読んでみました。
当然、第五章の「院政と崇徳上皇編」です。
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第一章 『古今和歌集』と六歌仙編――"怨霊化"を危険視された政争の敗者
第二章 良房と天皇家編――平安中期の政治をめぐる血の抗争
第三章 『源氏物語』と菅原道真編――ライバル一族を主人公にした謎
第四章 「反逆者」平将門編――初めて武士政権の論理を示した男
第五章 院政と崇徳上皇編――法的根拠なき統治システムの功罪
第六章 武士はなぜ生まれたのか編――「差別」を生み出したケガレ忌避信仰
第七章 平清盛と平氏政権編――「平家滅亡」に見る日本民族の弱点
あとがき 年表 『逆説の日本史 中世鳴動編』紀行 解説――川村亨夫
(1999年1月1日初版発行)
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崇徳の崇に似ている字というと・・・。。
では「崇徳」の「崇」を草書体で書くと、どうなるか? それが前ページのイラストだ。そして草書体で書くと「崇」とほとんど区別のつかない時がある。それこそ「祟」なのである。
崇徳・崇峻・崇道の三人の憤死した「天皇」に捧げられた諡号(おくりな)に、いずれもその字が入っていることは、もちろん偶然ではない。偶然と考えるほうがおかしい。
これもタタリ神であることを表していると考えるほうが妥当だろう。(P276)
中国から来た概念でありながら、意味が異なった字として、「徳」「聖」「崇」の三つが挙げられています。
その両方をもつ崇徳は、やはり特別なのでしょう。
そして、もう一人、特別な名を持つのが、聖徳太子――。
これは第二巻の「聖徳太子編」に詳しく書かれているはずですが、行方不明。。
見つけ次第、確かめてみます。
以下、デイリースポーツの記事です。
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山田まりや 息子の名前は「崇徳」と公表
デイリースポーツ 2月25日(月)14時49分配信
タレント・山田まりやが昨年12月29日に出産した第1子となる男児の名前が「崇徳(むねのり)」であることを自身のブログで公表した。
山田は助産院で出産し、女優の川島なお美ら13人ほどが立ち会ったことでも話題を集めた。また名前については、妊娠9カ月だった昨年11月、「4文字で愛称は『ムネちゃん』です」とヒントを出していた。
山田は「ベビ男くんの名前発表します」と題し、24日夜に更新した公式ブログで「“崇徳”と書いて“ムネノリ”と読みます これからは愛称“ムネちゃん”で宜しくお願い致します」と公表。目鼻立ちの整ったイケメン「ムネちゃん」の写真をアップしている。
山田は08年2月14日に俳優・草野とおると結婚した。
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衝撃的なのは、公表された崇徳という名前――。
ふつうに読めば、「むねのり」ではなく、「すとく」・・・。第75代天皇の諡号です。
まあ、子供につけた名前が天皇の諡号と重なってもかまいませんが・・・。
実際、孝昭・孝徳・弘文・文徳・光孝・安徳・孝明あたりはありそうな感じ。
どれも昭和っぽい響きですが・・・。
でも、「崇」がつく天皇は第10代の崇神天皇をのぞくと、いわくありげなのです。
●崇峻天皇 (Wikipedia)
唯一、臣下(蘇我馬子)も暗殺されたといわれる天皇。
●崇道天皇(早良親王) (Wikipedia)
桓武天皇の弟で立太子されたが、幽閉のち憤死。死後、崇道天皇として祀られる。
で、問題の崇徳天皇――。
●崇徳天皇 (Wikipedia)
叔父後の噂。保元の乱の敗者。讃岐配流。怨霊伝説・・・。
愛称は『ムネちゃん』なんて、言ってる場合じゃありません。
日本史を習うようになって、保元の乱が出てきたら・・・。
大きなお世話ですが・・・。
そんなわけで(!?)、『逆説の日本史④ 中世鳴動編』を久しぶりに読んでみました。
当然、第五章の「院政と崇徳上皇編」です。
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第一章 『古今和歌集』と六歌仙編――"怨霊化"を危険視された政争の敗者
第二章 良房と天皇家編――平安中期の政治をめぐる血の抗争
第三章 『源氏物語』と菅原道真編――ライバル一族を主人公にした謎
第四章 「反逆者」平将門編――初めて武士政権の論理を示した男
第五章 院政と崇徳上皇編――法的根拠なき統治システムの功罪
第六章 武士はなぜ生まれたのか編――「差別」を生み出したケガレ忌避信仰
第七章 平清盛と平氏政権編――「平家滅亡」に見る日本民族の弱点
あとがき 年表 『逆説の日本史 中世鳴動編』紀行 解説――川村亨夫
(1999年1月1日初版発行)
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崇徳の崇に似ている字というと・・・。。
では「崇徳」の「崇」を草書体で書くと、どうなるか? それが前ページのイラストだ。そして草書体で書くと「崇」とほとんど区別のつかない時がある。それこそ「祟」なのである。
崇徳・崇峻・崇道の三人の憤死した「天皇」に捧げられた諡号(おくりな)に、いずれもその字が入っていることは、もちろん偶然ではない。偶然と考えるほうがおかしい。
これもタタリ神であることを表していると考えるほうが妥当だろう。(P276)
中国から来た概念でありながら、意味が異なった字として、「徳」「聖」「崇」の三つが挙げられています。
その両方をもつ崇徳は、やはり特別なのでしょう。
そして、もう一人、特別な名を持つのが、聖徳太子――。
これは第二巻の「聖徳太子編」に詳しく書かれているはずですが、行方不明。。
見つけ次第、確かめてみます。
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