『四間飛車穴熊の極意(下) 実戦次の一手』 広瀬章人 (将棋世界・平成23年3月号付録)

 3月号の将棋世界の付録は広瀬王位の『四間飛車穴熊の極意』の後編。
 2月号の「定跡次の一手」に続き、相穴熊の「実戦次の一手」です。

 はしがきには、相穴熊戦でポイントとなる格言が示されています。

   1.歩を垂らそう
   2.角を攻防に使おう
   3.敵玉を穴熊から引っ張り出そう
   4.相手の持ち駒をしっかり見よう
   5.大駒を切って迫ろう
   6.攻めの種駒を残そう
   7.敵の粘りを消そう
   8.底歩を打とう


 ほかの戦形でも有効な格言ですが、相穴熊戦では独特の感覚が要求されます。
 特に、穴熊の暴力と言われる強攻。
 それでも何問かは、一目で正解! というより、見たことのある将棋でした。
 広瀬王位の将棋は最近、目にすることが多いので・・・。

 王位戦の将棋を見たこともありますが、最近、『広瀬流四間飛車穴熊勝局集』を買ったので・・・。
 まだ数局しか読んでいませんが・・・。

 この付録に載っている将棋と比較したところ、39問のうち、『広瀬流四間飛車穴熊勝局集』に載っていないのは、次の5問だけでした。

  NO.2 対堀口一史座七段
  NO.10 対岡崎洋六段
  NO.20 対岡崎洋六段
  NO.23 対長岡裕也四段
  NO.24 対深浦康市王位

 NO.10とNO.20は同じ将棋なので、『広瀬流四間飛車穴熊勝局集』に載っていないのは4局ということになります。
 NO.24は昨年の王位戦七番勝負第4局で、広瀬王位が負けた将棋。
 「勝局集」に載っていないのは当然ですね。。

 NO.10とNO.20のように、同一局から複数の問題が出されているケースがいくつかありました。
 中でも昨年12月に行われた棋王戦本戦トーナメントからはNO.3・NO.4・NO.6・NO.11・NO.16の5題も!
 こういうのはけっこう珍しいかもしれませんが、それだけ会心の将棋だったということでしょう。
 『広瀬流四間飛車穴熊勝局集』で見たばかりだったので、4問分かりました。

 見たことのある将棋は分かっても(・・・自力で解いたというより、知っているだけですが・・・)、見たことのない将棋はかなり難しい・・・。
 何問かは、正解手順を見ても、本当に攻めがつながっているのか、よく分かりませんでした。

 こういう感覚は自分が今まで指してきた将棋と違いすぎるので、マスターするのは難しそう・・・。
 でも、穴熊を崩す方法を身につけるには、参考になりそう・・・ということで、まったく棋風に合わないと自覚しつつも『広瀬流四間飛車穴熊勝局集』をぼちぼち並べたいと思います。

 その前に、もう一つ付録が残っていました。『広瀬章人 王位の軌跡』――。
 まだ、一問目の詰みが分かりません。どうしたものでしょうか・・・。

"『四間飛車穴熊の極意(下) 実戦次の一手』 広瀬章人 (将棋世界・平成23年3月号付録)" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント