*** 第17回 市川市民将棋大会 その1 ***

 先週日曜日は市川市民将棋大会に参加しました。
 寺下先生からハガキをもらっていたのですが、出さずにいるうちに失くしてしまい、電話で連絡しようと思い検索してみたら、こちらのページで番号は分かったのですが、「申し込みは、24日まで」と書かれているし・・・。
 でも、31日の太陽研例会で参加予定の方に話を聞くと、まだ受け付けているということで・・・。
 電話してみたら、大丈夫でした。
 ちなみにハガキは未だ行方不明。。。 来年は失くさないようにしなければ・・・。

 会場に着くと、昨年以上の人の多さ。約200人!だそうです。
 参加者が多いため、例年は名人戦・Aクラス・Bクラス・Cクラス・子どもの部の5クラスなのが、Aクラス・Bクラス・子どもの部をそれぞれ2つに分け、計8クラスになっていました。
             (当日の様子はこちらのブログにも描かれています)
 名人戦の参加者は20数名で、太陽将棋研究会からは自分のほかに4人参加。以前来ていた人もいて、この人たちとは当たりたくないな・・・と思っていたのですが、一回戦は願いがかないました。

 自分の後手で、▲7六歩△3四歩▲7五歩と相手は早くも石田流の意思表示。仕方がないので、気合で(?)角道を止め、とりあえず玉頭位取りの作戦を選びました。
 飛車先を突いていないのが奇異に見えるかもしれませんが、単に面倒だったから・・・ではありません。


 第1-1図以下の指し手
 △6二飛  ▲6四歩  △同 金  ▲6六歩  △6三金引 ▲6五銀  △7二飛  ▲7四歩
 △同 歩  ▲5六銀  △6四歩  (第1-2図)


 △6二飛~△6四金とすれば、▲6五銀や▲6五桂の筋はありません。▲6五歩とするのは銀桂の活用が難しくなるので▲6六歩ですが、△6三金引と先に逃げておいて、問題なし(のはず・・・)。
 以下の先手の手順は何か錯覚があったかもしれません。第1-2図までで、歩損だけが残り、早くも後手がポイントを稼いだ感じです。


 第1-2図以下は・・・どうしても思い出せません。。。
 一週間経ったから・・・ではなく、当日のうちに既に忘れていました。
 呆れるばかりですが、ほかの4局を再現するので、メモリがいっぱいいっぱいだったのでしょう・・・。
 覚えているのは、64手までで自分の勝ちということ。
 やけに短いですが、相手が65手目を指そうとして、時間が切れてしまったからです。
 それでもお互いすでに秒読みで、終局自体は遅いほうだったと思います。

 二回戦は太陽研のMさん。早くも同士討ちです。
 いつも右玉ばかりなので中飛車に振ったのですが、風車なので変わり映えしませんね。。。
 対するMさんは居飛車穴熊。角交換は角打ちのスキのないこちらのほうがよいはず。
 実際、簡単に馬が出来て、歩得して、第2-1図では温泉気分だったのですが・・・。


 第2-1図以下の指し手
 △5五歩  ▲9六角  △8四歩  ▲8六歩  △4五馬  ▲4六飛  △5六歩  ▲7五歩
 △8五歩  ▲同 歩  △7五歩  ▲8四歩  △8五歩  ▲4五飛  △同 歩  ▲5五歩
 △2八飛  ▲6八金右 △2九飛成 ▲8三角 △8二玉  ▲7四歩 (第2-2図)


 △5五歩が第一の疑問手。当然、△4五馬から5筋の歩を伸ばしていくところでした。
 本譜は遅れて△4五馬ですが、▲4六飛をまったく見落としていました。これでは一手パスみたいなもの。今さらの△5六歩も、角が質駒の状態で7~8筋にアヤがついてはいけません。
 第2-2図となっては、先手の攻めを振りほどくのは難しくなっています。


 第2-2図以下の指し手
 △5五飛  ▲7三歩成 △同 玉  ▲6六歩  △7四桂  ▲6七桂  △5一飛  ▲7五桂
 △5七歩成 ▲6三桂成 △同 金  ▲7二銀  △6八と  ▲同 銀 △8六桂打 ▲6五歩
 △6四歩  ▲7五歩  △6六桂 (第2-3図)


 ▲6五角成を防ぐために△5五飛としましたが、▲6六歩~▲6七桂が好手順。その桂馬をすぐに活用され、取られた銀を7二に打たれ、たちまち受けがたい形になってしまいました。
 ▲6五歩への△6四歩は▲6三銀成~▲6四金(~▲7四角成)を受けただけのつらい一手。▲7五歩に対し、8六に跳ねたい桂馬を6六に跳ねざるを得ず、ここでは負けを覚悟しました。


 本譜は▲7九銀右△7八桂左成▲同銀△同桂成▲同角△6八金以下、後手の勝ち。
 しかし、▲7九銀右で▲7九金とされると・・・?
 △7八歩や△6五歩なのでは▲8五角で勝てる気がしません。△7八金も▲5九歩が効く状況では無理でしょう。感想戦では△6二金を中心に検討しましたが、なかなか難しく、明解な結論は出ませんでした。
 それにしても、ふつう大会の将棋でここまで深く感想戦はやりませんが、まあ、研究会の会員同士ということで・・・。ただし、おかげで、昼食を食べ損ねてしまいました。。。

 三回戦は太陽研のSさん。またもや同士討ち。一週間前に例会で指したばかりなのですが・・・。
 その時はSさんの先手で、初手▲9六歩からの中飛車。こちらも中飛車で対抗したら、あっさり作戦負けになり・ました。この将棋も初手は同じく▲9六歩で、今度は石田流。一回戦と同様、位取りにしたら、穴熊にされてしまいました。それでも仕掛けの糸口を与えなければ・・・と思っていたら、与えてしまったようです。


 第3-1図以下の指し手
 △6五同歩 ▲5五歩  △同 銀  ▲5三歩  △4二飛  ▲6五桂  △6六歩  ▲7四歩
 △6七歩成 ▲7三歩成 △同 桂  ▲同桂成 △同金上  ▲5四桂 △9二飛  ▲5二歩成 
     (第3-2図)

 ▲7四歩に対する△6七歩成では、△7四同歩とどちらがよいか迷いました。△7四同歩以下は▲6四歩△6二金▲6四歩△6二金▲6六銀△同銀▲同飛△同角▲5一銀△4四飛▲6二銀成△同金▲6三歩成△同金▲5二金・・・のような変化が見えました。少し無理っぽいですが、何しろ穴熊なので・・・。
 このような変化に成算が持てず、△6七歩成としたのですが、本譜の進行も自信がないです。
 ・・・ということは、第3-1図までの構想に問題があったということでしょうか。


 第3-2図以下の指し手
 △7五歩  ▲同 角  △6四歩  ▲4二桂成 △3三玉  ▲9七角  △6五銀  ▲7九飛
 △6八と  ▲7三飛成 △同 金  ▲8八角  △8九飛  ▲5五角  △同 角  ▲5三と
 △6六角  ▲3二銀 (第3-3図)


 手順を尽くして飛角を切らせる展開とし、後は玉の広さが活きれば・・・。
 しかし、ここでありえない手を指してしまいました。この手が当たる人はいないでしょうね。


 第3-3図以下の指し手
 △5五桂 ▲4三と △2四玉 ▲2一銀不成△8四角打 ▲3二銀成 △4七桂不成 ▲同 金
 △3九飛成  (第3-4図)

 
 △5五桂が6六角の効きを消す、ありえない一手。
 ここでは△8四角打が第一感だったのですが、▲8五金が見えてしまい・・・。
 考えてみると、△3九角成があるのだから、▲8五金なんてありえないですね。ありえない手が見えたばかりに、ありえない手を指してしまいました。筋悪すぎです。。。
 ただ、幸いなことに、致命傷にはなっていなかったようです。▲2一銀不成では、▲4四とが気になりますが、△4二飛と成桂を払う手があります。▲3四と以下、飛車は取れますが、中央から右辺が広く、つかまらないでしょう。
 戻って、△5五桂では△4四玉とすべきでした。実は▲5六歩があるので無効と思っていたのですが、△5三玉と出来るじゃないですか! 弱すぎです。。。
 本譜は一点狙いが見事に炸裂。△3九飛成を見落とされたようです。
 △8四角打に対しては▲3二銀成でなく、▲5七歩だったかもしれません。△同角成なら▲4四とで、△4七桂成(不成)には▲3三金。後手は駒を渡すことが出来ないので、勝てないでしょう。


 時間切れ勝ちの後、あやしい逆転勝ちが二つ。
 なんとも冴えない感じですが、5度目の参加にして、初戦からの3連勝は初めて。
 勝ち越しも決まり、素直にうれしかったです。
 残り2局は別の記事にて――。

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