『アガサ・クリスティー自伝〔下〕』 アガサ・クリスティー 乾信一郎 訳 (クリスティー文庫)

 上巻を読んでから10日、『アガサ・クリスティー自伝』の下巻を読了。

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作家として順風のスタートを切ったアガサ。英国博覧会使節としての世界一周貧乏旅行。大論争を巻き起こす話題作の誕生。だが、その裏で結婚生活は危機に瀕していた。母の死、スキャンダル、そして離婚。傷心の旅行中の、最愛の男性との出会い……“ミステリの女王”が、愛と波瀾に満ちた自らの生涯を初めて語る!

 きのうの時点で残り約200ページ。
 車中で終わるはずでしたが、寝落ちしてしまい・・・。
 残った30ページも、夕食後に寝落ちしてしまい・・・。
 こんな時間になってしまいました。

 上巻よりも過去の作品が多く登場していて、それらが出来るまでのエピソードが興味深かったです。
 小説よりも舞台のための脚色、ミステリーよりもメアリ・ウェストマコット名義の非ミステリーの割合が意外に多く、単なるミステリー作家としては括れないことを再認識。
 そして、中東との深い関わり――。

 マックス・マローワンとの出会いからして、いくつかの条件のうち一つでも欠けていたら成立しない話。
 クリスティーが書いているように、まさに"運命"ですね。
 そのおかげで、『オリエント急行殺人事件』や『ナイル殺人事件』などを読めるわけで、この"運命"には感謝するしかありません。

 自伝を読んで再読したくなったのが何冊もあり・・・。
 これも上下巻の『アガサ・クリスティーの秘密ノート』を読んでからですね。


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第六部 世界一周
第七部 失われた満足の地
第八部 二度目の春
第九部 マックスとの生活
第十部 第二次世界大戦
第十一部 秋
 結びのことば
 年譜
 解説/皆川博子
  (2004年10月15日発行 2016年10月15日3刷)

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