『もしも月がなかったら ありえたかもしれない地球への10の旅』 ニール・F・カミンズ 竹内 均/監修 増田まもる/訳 (東京書籍)

 『もしも月がなかったら ありえたかもしれない地球への10の旅』を読了。
 いつの頃からか、ベッドに備え付けの本棚に収まっていましたが、最初の何章かを読んだだけ。最後まで到達したのは今回が初めてです。
 発行されてから、20年以上経っていますが・・・。
 古本屋で買ってから、おそらく10年以上経っていますが・・・。

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 もしも月がなかったら?……月のない地球は、自転速度が地球よりずっと速く、1日は8時間となる。強風が絶えず荒れ狂い、高山も存在せず、生命の進化も遅い。
 もしも月が地球にもっと近かったら?……月がもっと地球に近いところにあると、公転周期が短くなり、日食や月食がひんぱんに起こる。近い月は宇宙から降り注ぐ隕石から地球を守る絶好の盾となる。また潮の干満差が激しく、地震も頻発する。
 もしも地球の質量がもっと小さかったら?……地球が小さくなると、内部のマグマが減り、地殻が厚くなって大陸移動は起こりにくくなり、地震・火山活動の頻度が極端に小さくなる。酸素が少ないため、小型動物は生存しにくく、人類は肺を大きくするため、背を高くし胸を厚くするだろう……。
 その他、「地球の地軸が90度傾いていたら?」「太陽の質量がもっと大きかったら?」「地球の近くで恒星が爆発したら?」「恒星が太陽系のそばを通過したら?」「ブラックホールが地球を通り抜けたら?」「可視光線以外の電滋波が見えたら?」「オゾン層が破壊されたら?」まで、さまざまな<ありえたかもしれない地球>への旅をたどるシミュレーション・ロマン!

 カバーの折り返しの部分に書かれた、本書の内容。
 表題のもしも月がなかったから?だけでなく、どれも興味深かったです。
 どうして今まで読了しないでいたのか? という感じ。

 感覚的につかみにくかったのが、もしも地軸が天王星のように傾いていたら?
 図があるので助かります——と思ったら、157ページの図3は・・・。

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 図の右、冬至前後のはずが、当時前後とは、けっこう派手な誤植です。。

 それはともかく、地軸が98°傾いているのはイメージが出来ません。

 地球でもウラニアでも、赤道では一年を通じて昼と夜の長さはつねに一二時間である。けれども、夏至と冬至には、太陽は極の真上にやってくる。したがって、赤道における太陽の南中高度はわずか数度にすぎない。夏至と冬至の前後の季節には、太陽によってもたらされる熱と光はごくわずかになるだろう。

 赤道での太陽の動きという動画を見つけたので、23.4°から外挿(⁈)していきます。



 読了してから処分しようと思っていた本書ですが、これは迷います。
 おまけに、11月くらいにそごうの三省堂書店で続編があるのを見つけました。
 2010年発行の『もしも月が2つあったなら ありえたかもしれない地球への10の旅 Part2』。
 ほかにも読むべき本がたまっていて、どうするか、これも迷います。。

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1章 もしも月がなかったら?――惑星ソロン――
2章 もしも月が地球にもっと近かったら?――惑星ルンホルム――
3章 もしも地球の質量がもっと小さかったら?――惑星ペティエル――
4章 もしも地軸が天王星のように傾いていたら?――惑星ウラニア――
5章 もしも太陽の質量がもっと大きかったら?――惑星グランスター――
6章 もしも地球の近くで恒星が爆発したら?――恒星アンタール――
7章 もしも恒星が太陽系のそばを通過したら?――恒星ケルベロン――
8章 もしもブラックホールが地球を通り抜けたら?
            ――ブラックホールディアブロ――
9章 もしも可視光線以外の電滋波が見えたら?――地球――
10章 もしもオゾン層が破壊されたら?
            ――「もしも…」の世界から、現実の地球へ――
                (1999年7月18日第1刷発行)
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