『北条政子』 永井路子 (文春文庫)

 半月ほど前、積まれた諸々から出てきた『北条政子』。
 実家の本棚にあった文庫本ですが、いつ持ち帰ったかすら思い出せません。
 記憶にないくらいなので、2、3年前? と思っていたら・・・。

 去年の12月4日にあげた、鎌倉宮について書いた記事から——。

 Wikipediaを見ると、「文覚または遠藤盛遠が登場する作品」に永井路子の『北条政子』がありました。再読していなかったので、今月の帰省時に持ち帰ろうと思います。

 ということは、まだ一年経っていなかったわけで・・・。

 次の帰省までに——ということで、再読。

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伊豆の豪族北条時政の娘に生まれ、流人源頼朝に遅い恋をした政子。やがて夫は平家への叛旗をあげる。源平の合線、鎌倉幕府開設――御台所と呼ばれるようになっても、政子は己の愛憎の深さに思い悩むひとりの女だった。歴史の激流にもまれつつ乱世を生きぬいた女の人生の哀歓を描いた、永井文学の代表的歴史長篇。

 600ページ近くあり、かなりのボリュームでしたが、4日ほどで読了。
 意外と生々しい(⁉)描写が多かったです。。

 それはともかく、一か所謎がありました。
 260ページの最後の2行——。

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 頼朝が去年父義頼の供養のためにたてた勝長寿院——とありますが・・・。
 頼朝の父は、源義朝ですよね。。

 頼家幽閉、比企能員の変、牧氏事件、公暁による実朝暗殺——。
 ほかにも、曾我の夜討ちや梶原景時の変など・・・。
 『陰謀の日本中世史』を並行して斜め読み。
 永井路子は1年半ぶりでしたが、鎌倉時代の初期はやはり興味深いです。
 
 興味深いといえば、2022年の大河ドラマはまさにこの時代。
 現在、出演者を発表中で、北条政子を演じるのは小池栄子——。
 どんな北条政子になるのでしょうか。

 ・【11.16~20】5日間連続出演者発表!2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」

 それにしても、北条義時が大河ドラマの主役になるとは・・・。
 興味深いです。。

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あしあと/京みやげ/父と子/こがらしの館/夜の峠/からす天狗/
白玉の……/海光る/炎/泣きぼくろ/芙蓉咲くとき/白い扇/朝のひぐらし/
甲はじめ/灯の祭/野は嵐/見わたせば/黒い風の賦/京の舞姫/柳の庭/
妄執の館/月歌/花嫁の輿/小さきいのち/幻の船/修羅燃え
  解説 清原康正
            (1990年3月10日第1刷)
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