『アガサ・クリスティー99の謎』 早川書房編集部・編 (クリスティー文庫)

 おととい、白幡神社に行った後は――。

 その後は、久しぶりの三省堂書店。
 大きな書店でなければ置いていない、クリスティのマイナー本を3冊。
 コメの本を読み終えたら、取り掛かります。。

 未読のクリスティーが6,7冊ありましたが、選んだのは200ページ台の3冊。
 コメの本を読み終えたので、取り掛かりました。。

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 初めに読んだのは『アガサ・クリスティー99の謎』。
 クリスティー文庫のナンバリングは99なのは、狙っていたのでしょう。
 ただ、99である必然性はなく、水増しっぽい「謎」もありました。

 1つの謎に見開き2ページ。サクサク読めて、止まらなくなりました。
 7時出社で5時30時起きなのに、1時過ぎに読了という・・・。

 解説のタイトルは「アガサ・クリスティーの魅力」で、書いたのは羽生九段!
 《ミステリマガジン》一九九〇年十月号(アガサ・クリスティー生誕百年記念増大号)に「アガサ・クリスティー生誕百周年を祝して」のタイトルで収録されたものを転載しました――って、すごい利用のされ方。流石すぎます。。
 若さを感じる文章で、「対局」ではなく「試合」という言葉が何度も出てくるのが、違和感ありまくりでした。

 将棋つながり(?)では、若島正氏の名前も出てきました。
 72番目の謎:ゲームが出てくる作品は? より――。

 意外といえば、中国生まれの麻雀が『アクロイド殺し』に登場していること。麻雀は一九二〇年代の初期に欧米に紹介され、一時期流行ったのだが、なぜクリスティーは作品の中に麻雀を登場させたのかは、若島正氏の『乱視読者の冒険』(自由国民社)の中で詳しく論じられている。

 自由国民社なんて、『現代用語の基礎知識』しか浮かびませんが、ちょっと探してみようと思います。

 当然のことながら、クリスティーの作品はいくつも登場します。
 再読したいものが何作もありますが、中でも気になるのは『青列車の秘密』。
 18番目の謎:失踪事件のあとアガサはどうなったか? より――。

 二八年に出版された『青列車の秘密』は、苦境のクリスティーをつねに励まし慰めてくれた恩人、カーロッタとピーターに捧げられている。カーロッタは秘書で終生の友人、ピーターは愛犬である。また『青列車の秘密』の最後に二行には当時のクリスティーの万感の思いが込められているように思われる。

 最後に二行(に限らず・・・)、まったく覚えていないですね。
 ほかにも覚えていないのがたくさんあり・・・。
 再読したいと同時に、再読が必要——といったほうがよいのでしょう。

<追記>
 アマゾンのレビューを見ていて、このツッコミにはびっくり。

アガサ、といえば赤い背表紙のハヤカワ文庫!だと思っている私ですが、
気になる点が一つ。
謎94にある訳者、田村隆一さんの経歴ですが
府立五中の同級生・・・は間違いではありませんか。
田村さん加島祥造さんが五中に在学していたとは聞いたことがありません。
早川書房編集部・編の本なので・・・。気になりました。

 Wikipediaで調べたところ、田村隆一・加島祥造は府立三商の同級生。府立三商は、現在の東京都立第三商業高等学校
 府立五中は、現在の東京都立小石川中等教育学校

 なぜこのような誤りが起こったのでしょうか?
 本書の発行は2004年11月30日で、上のレビューは2015年5月10日。
 私が買った4刷は、レビューの後の2016年2月25日ですが、未訂正。
 94番目の謎は、田村隆一のクリスティー観とは?
 田村氏の関係者につっこんでほしいです。。

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