*** 磐越道、雨で通行止め (7/31) ***

 きのう(31日)は午後からのシフトですが、午前中は健康診断のために出社。
 いったん帰宅後、レーダーエコー図を見ると、新潟山沿いに発達した雲。
 11時頃には、時間80ミリ超の強度のエコーが現れていました。

202007311050-00.png

 キロクアメこそ出ませんでしたが、地味に記録的な大雨――。
 下はきのう更新された7月1位の記録。
 赤で囲んだ中条は観測史上1位の記録を更新、金山は観測史上1位タイです。

record_20200731.png

 下越の強雨は明け方から始まり、昼頃まで断続的に継続。
 この影響で、磐越道は通行止め開始――。

【雨通行止:開始】
開始:11:13~
区間:E49磐越道(上下線)津川IC⇔安田IC

 続報――。
 磐越道の通行止め基準は連続雨量170-180ミリだったはず。
 前日の段階でこれだけの雨はまったく予測していませんでした。

【雨通行止:続報】
《13:30現在》
区間:E49磐越道(上下線)津川IC⇔安田IC
状況:連続雨量超過による通行止め実施中
解除予定:未定

 おそらく、新潟地方気象台にとっても予想外だったはず。
 大雨に関する気象情報が発表されたのは、すでに激しい雨が降り始めていた6時過ぎだったので・・・。

大雨に関する新潟県気象情報 第1号
令和2年7月31日06時15分 新潟地方気象台発表

(見出し)
下越、中越では、31日朝まで低い土地の浸水に、昼前まで土砂災害に警戒してください。また、下越では、昼前まで河川の増水や氾濫にも警戒してください。

(本文)
[要因]
 本州付近の上空には、寒気を伴った気圧の谷があって東に進んでいます。また、暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、新潟県では大気の状態が不安定となっています。

[雨の予想]
 新潟県では、31日夜のはじめ頃にかけて雨や雷雨となり、朝までは1時間に50ミリの非常に激しい雨の降る所がある見込みです。
 31日6時から8月1日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 下越 80ミリ
 中越 60ミリ
 上越 30ミリ
 佐渡 50ミリ
の見込みです。

 6時以降の降水量は多い所で80ミリの予測でしたが、中条などは100ミリ超。
 量的な見積もりも難しい事例だったということですね。

 天気図を見ると・・・。
 本州を横切っていた梅雨前線は30日21時の天気図で東西に切り離され、3時には西の前線が消滅。ただ、9時には佐渡島の北で低気圧が発生していました。
 AXFE578では沿海州にLマークがあり、5820mラインははっきりトラフの形。とはいえ、5880mラインの走向が、新潟への影響を見積もりづらくしている感じです。

 ●地上実況天気図 7月31日9時         ●AXFE578 7月31日9時
SPAS_2020073109.jpg

 明け方の激しい雨は複数のモデルで予測されていました。
 下層の西よりの風の強まりに対応していて、(9時から解析された低気圧からのびる)温フレ位相の通過によるものと考えられます。
 下は5時の衛星画像で、新潟県には白く輝く雲が見られます。
 水蒸気画像を示したのは次の2枚のため――。

202007310500-00.png

 9時と11時の衛星画像(水蒸気画像)で分かるのは、トラフに対応する暗域の先端で発生している対流雲。
 中層の乾燥域が入って対流不安定度が増し、雲が発達したと考えられます。
 暗域の形を見る限り、トラフはAXFE578の印象よりシャープです。

202007310900-00.png
202007311100-00.png

 トラフがシャープとはいえ、これほど予測以上に増えるとは・・・。
 ほかに着目点がないか、もっと詳細な解析が必要です。。


 ※ 天気図は北海道放送、
   そのほかの画像は気象庁のHPより引用のうえ、一部加工しました。

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