『浪花少年探偵団』 東野圭吾 (講談社文庫)

 昨年11月以降、帰省するたびに1冊持ち帰っていた東野圭吾。
 先週の帰省時は『魔球』を半分以上読んでいたので、さらにもう1冊――。
 短篇集の『浪花少年探偵団』です。

 ちょっと見が丸顔の美人なので、新任当初は「しのぶちゃん」などと先輩教師から呼ばれたりしていたが、一週間もしないうちに誰もそんなふうに呼ばなくなった。そういう呼び名が全然似合っていないということに皆が気づいたからなのだ。大阪の下町で育ったせいで言葉は汚く、身のふるまいは万事ががさつで繊細さのかけらもない。おまけに口も早いが手も早いという、とにかくみかけと中身は大違いだったのだ。(P13)

 冒頭、主人公・竹内しのぶに対する描写。これだけで、もう十分です。。

 登場人物のほとんどが大阪人で、テンポのよい大阪弁が飛び交います。
 竹内しのぶのキャラのせいで、ミステリーとは思えない明るい(⁉)雰囲気。
 とても『魔球』と同じ作者が書いたとは思えません。
 でも、書いていて楽しかったのだろうとは、容易に想像出来ます。

 このシリーズ、もう一冊あるので、来月の帰省時に読みたいと思います。

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しのぶセンセの推理
しのぶセンセと家なき子
しのぶセンセのお見合い
しのぶセンセのクリスマス
しのぶセンセを仰げば尊し
  解説 宮部みゆき
    (1991年11月15日第1刷発行 2011年6月1日第50刷発行)

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