『羽生の頭脳 3 急戦、中飛車・三間飛車破り』 羽生善治 (日本将棋連盟)

 きょう終了したdg将棋の対局は、対中飛車▲3八飛戦法でした。
 念のため補足(?)すると、相手が中飛車で、私が▲3八飛側。
 私が中飛車を指して、▲3八飛戦法を相手にしたわけではありません。

 自分が対中飛車▲3八飛を指すのは初めてかもしれませんが、対▲3八飛は中飛車側をもって何度も経験しています。
 ただ、私が指す中飛車は風車なので、玉が8二に囲うことはほぼなし。
 知っているようで、知らない形でもあります。

 そんなわけで、『中飛車ガイド』と『羽生の頭脳 3 中飛車・三間飛車破り』を頼りに指し手を進め、下の局面になりました。
 画像は『羽生の頭脳 3』の123ページ。
 『中飛車ガイド』には、46ページに同一局面が載っています(第8図)。

IMG_20200204_212637.jpg

 『羽生の頭脳 3』では△1九角成は「先手十分」となるので、△4四歩以下を本手順として書いています。
 『中飛車ガイド』も△1九角成は疑問手扱い。△1八馬に▲4七銀と投入して「先手有利」となっています。
 そんなわけで、どちらの本も△4四歩を本線としていて、以下▲3四歩△同飛▲同飛△同銀▲5三角△4一飛!! 米長永世棋聖が指した有名な自陣飛車です。
 △4一飛に▲3五歩は、△4三銀▲3一角成△同飛▲4二金△3三飛と進み、『中飛車ガイド』では「優劣不明」の判断。『羽生の頭脳 3』では△3三飛の先があり、▲4一飛△3二銀▲3一飛成△6四角で「居飛車不利」。
 ただし、話はこれで終わりません。『羽生の頭脳 3』では、△4一飛対する▲3五歩を疑問とし、代わりに示されているのが▲3六飛! △3三歩に角切りから▲2九金を実現させ、「居飛車よし」となっています。
 
 ――ということで、前に読んだはずなのに、すっかり忘れていた▲3六飛を用意して相手のFさんの指し手を待っていたら、△4四歩ではなく、△1九角成!
 当然の▲4五桂に△3二飛▲5三桂成と進み、Fさんの指し手は△4一香ではなく、△5二銀。どちらの本にもまったく触れられていない一手でした。
 ▲同成桂△同飛の局面は指し手が難しく、長考となりました。

 ▲6六角と▲4四歩で迷った末、後者を選択。△4二歩に▲6六角は効いているのか、いないのか・・・。△5五歩が軽い受けで、困りました。
 ▲4三歩成は△4五香対策ですが、△3六歩があるのでゆっくりも出来ません。ただ、▲7五角はいかにも無理をしている感じで、▲2四歩~▲2三銀は形勢がよいほうが指す手ではありません。。
 ▲3一角成~▲3二歩で飛車を殺したものの、ここで△同飛▲同銀成△1四角なら負け形でした。本譜は△4七馬~△4九飛だったので、▲5八角と飛車取りに当てて、駒得確定。なんとか勝てました。

 とはいえ、△5二銀への最善の手順は何なのか? 課題が残りました。


 shogi.ioに棋譜をアップしたのは3ヵ月ぶり。
 ――ということは、太陽研の棋譜のアップも滞っているわけで・・・。
 日曜日の例会までに、2、3ヵ月分でもやることにします。

------------------------------------------------------------------------
第1章 急戦・三間飛車破り
 第1部 ▲3七桂早仕掛け  第2部 ▲3五歩早仕掛け
第2章 急戦・先手三間飛車破り
 第1部 先手三間飛車VS△7三桂早仕掛け
 第2部 先手三間飛車VS△7五歩早仕掛け
 第3部 先手三間飛車VS△9五歩突き越し戦法
第3章 急戦・中飛車破り
 第1部 ▲3八飛戦法  第2部 ▲4六金戦法
 第3部 先手中飛車に対する急戦
第4章 実戦編
 第1局 三間飛車破り ▲3七桂早仕掛け 対中田功四段戦
 第2局 三間飛車破り ▲3五歩早仕掛け 対安西勝一四段戦
 第3局 中飛車破り ▲3八飛戦法 対加藤一二三九段戦
              (平成4年8月1日第1刷)

------------------------------------------------------------------------

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント