『伊藤果一門の詰将棋』 伊藤果・及川拓馬・上田初美 (将棋世界・2020年1月号付録)

 この数ヵ月、月初めに郵送されるアマレン&将棋世界を開くのは中旬以降でしたが、今月は別。きのう(2日)のうちに開封しました。
 理由は将棋世界の付録が『伊藤果一門の詰将棋』だったから――。
 サブタイトルは3・5・7手詰、全60題! 師匠と弟子の競演
 こんなことが出来るのは、伊藤果八段だけ。夫妻で競演が出来るのも、及川拓馬六段&上田初美女流四段だけですね。
 上田女流四段が創作するとは知らなかったですが、センスを感じます。

 三者三様と言いつつ、三人とも移動合いが登場。
 上田女流四段は2問(NO.2・NO.20)、及川六段は3問(NO.4・NO.10・NO.19)、伊藤八段は5問(NO.4・NO.9・NO.13・NO.15・NO.17)。この手数で60問中10問は、かなり多めと思います。
 打った合駒を移動させたのは、伊藤八段のNO.15のみで、さすが師匠!と言いたいですが、収束がすっきりしません。

 下は7手詰の6手目の局面。作意は当然▲2二竜までですが、▲3三竜でも詰むのが気になります。こちらの記事に例としてあげられている迂回手順とは別物。最終手余詰なので許容範囲かもしれませんが、小さくないキズのような・・・。

hatasu.ito_15_6.jpg

 伊藤八段と弟子との違いは双玉詰将棋の有無。
 NO.1から6題連続で双玉だったので、ひょっとして――と思いましたが、NO.7で途切れました。それでも、半数の10題が双玉――ということは、20題で玉が30個! 及川六段・上田女流四段の20個(これがノーマル)に大差をつけ、師匠の貫禄を見せました(それは違う)。
 次の競演が楽しみです。

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