*** キロクアメ ツ (9/6) ***

 きのうとほぼ同じ時刻に再びキロクアメ ツ――。

 発表されたのは1回で、時刻も1時頃とほぼ同じ・・・。

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三重県記録的短時間大雨情報 第1号
令和元年9月6日01時08分 気象庁発表

1時三重県で記録的短時間大雨
いなべ市付近で120ミリ以上
菰野町付近で約120ミリ
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 どこかで見たようなエコー――。

201909060100-00.png

 天気図もどこかで見たような――ですが、秋雨前線の位置が変わっています。
 4日夜間に比べると北上し、日本海では北緯40度付近。
 東海上では前線が消えたのも、前日と変わった点です。

 ●地上実況天気図 9月5日21時        ●AXFE578 9月5日21時
SPAS_2019090521.jpg

 以下の3枚の画像は5日21時初期値MSMの3時間後の予想で、6日0時が対象。
 1枚目は500mの相当温位で、東日本太平洋側は345~350K前後の集中帯。
 ただし、前日は東日本内陸が広く335K以下だったのに比べると、コントラストは小さくなっています。

 ●9月5日21時初期値MSM(FT=3:6日0時の予想) 500m相当温位
wjapan-thetae500m-3_2019090512z.png

 2枚目は500mの水蒸気フラックスで、前日ほどはないにしても、伊勢湾で大きな値。流線を見ると、東日本は内陸でも南よりのエリアが多く、前日のような収束はありません。
 地上天気図で秋雨前線が北上したこと、500mの相当温位のコントラストが小さくなったことと関連しています。

 ●9月5日21時初期値MSM(FT=3:6日0時の予想) 500m水蒸気フラックス
wjapan-flow500m-3_2019090512z.png

 3枚目は積乱雲の雲頂高度の目安となる浮力のなくなる高度で、三重県は14000m前後。下層収束が不明瞭なので、前日のように「ほかにもこのレベルのエリアはありますが、下層収束域・水蒸気フラックスの大きいエリアと重なるのは三重県北部だけ」とは言えません。
 ただ、ほかに水蒸気フラックスが大きい豊後水道~山口県西部、紀伊水道~岡山県に比べると、地形上昇の効果があるぶん、三重県北部で対流雲が発達しやすかったのではないかと推測されます。

 ●9月5日21時初期値MSM(FT=3:6日0時の予想)
           浮力のなくなる高度(積乱雲の雲頂高度の目安)
wjapan-lnb500m-3_2019090512z.png

 きょうから三日間の夜勤が始まりますが、さすがに今夜はキロクアメ ツに遭遇することはないはず・・・。
 問題は台風15号で、シビアな三日間になりそうです。。


 ※ レーダーエコー図・天気図は気象庁、
   MSM予想図はWeather Modelsのサイトから引用しました。

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