『アガサ・クリスティーの誘惑』 芳野昌之 (早川書房)

 三日前の『もの言えぬ証人』で書いたように、これまで未読だった数冊を読み、『アガサ・クリスティーの誘惑』に登場する30冊をすべて読了しました。

 30年近く前、装丁に惹かれて買った一冊。管理が悪いので、帯は破けてしまっていますが・・・。

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 帯にアガサ・クリスティー生誕百年記念出版とあるように、初版発行は1990年6月15日(アガサ・クリスティーの誕生は1890年9月15日)。
 取り上げられている30冊のうち、この10年くらいの間に再読していないもの・未読のものを2020年6月15日まで読み終えようと思い立ったのは5月のこと。
 この10年くらいの間に再読したものは当ブログのリンクを張り、数をチェックしたところ、残りは13冊。
 1ヵ月1冊のペースなら――と思っていたら、半年で目標達成。しかも、読んだのは13冊だけでなく、『アガサ・クリスティーの誘惑』に登場しないのを含め、計24冊。勢いがつき過ぎました。。

画像

 一つ目標を達成しましたが、クリスティー文庫から発行されているのは約100冊。あと30冊ほどあるんですね。
 この半年、『アガサ・クリスティーの誘惑』をもとに読んだように、今度は『アガサ・クリスティー完全攻略〔決定版〕』を頼りに全作制覇したいです。

 その前に、久しぶりに『アガサ・クリスティーの誘惑』を通しで・・・。
 でもこれは、一章ずつ適当に読めるのがよいんですよね。
 読まなくても、手元にあるだけでも・・・。この装丁は、素晴らしいです。


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 はじめに
1 スタイルズ荘のひげ――『スタイルズ荘の怪事件』(一九二〇)
2 気まぐれ銅貨の生涯――『秘密機関』(一九二二)など
3 ハーレクインの幻――『謎のクィン氏』(一九三〇)など
4 騙りの冒険めざして――『茶色の服の男』(一九二四)など
5 髭と俳句のひねった関係――『ポアロのクリスマス』(一九三八)
6 オリエント急行のコメディー――『オリエント急行の殺人』(一九三四)
7 ヘイスティングスという装置――『ゴルフ場の殺人』(一九二三)など
8 ミス・マープルと編み物の効用――『牧師館の殺人』(一九三〇)など
9 ソフト・ボイルドの探偵たち――『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』(一九三四)
10 プロミシューズの宙吊り――『雲をつかむ死』(一九三五)
11 ロードショーは残酷――『エッジウェア卿の死』(一九三三)
12 目にウロコを張り付ける方法――『青列車の秘密』(一九二八)
13 幻の対決 老女VS.名探偵――『もの言えぬ証人』(一九三七)
14 避暑地の出来事の研究――『ゼロ時間へ』(一九四四)
15 海のかなたの処刑の歌――『そして誰もいなくなった』(一九三九)
16 美味しいスキャンダル――『書斎の死体』(一九四二)
17 青春と殺人と幻と――『杉の柩』(一九四〇)
18 名探偵の目のつけどころ――『愛国殺人』(一九四〇)
19 悩める子豚たち――『五匹の子豚』(一九四二)
20 人間性という垣根――『ホロー荘の殺人』(一九四六)
21 <ポアロ友の会>講演綺録――『カーテン』(一九七五)など
22 <ミス・マープル・クラブ>でのおしゃべり――『予告殺人』(一九五〇)など
23 鱈をつかむポアロ――『満潮に乗って』(一九四八)
24 家政婦の孤独な夢――『葬儀を終えて』(一九五三)
25 ミス・マープルの憤り――『ポケットにライ麦を』(一九五三)
26 女流作家の不意のお招き――『死者のあやまち』(一九五六)
27 ラフィール氏とのめぐり逢い――『カリブ海の秘密』(一九六四)など
28 尾をひく長い影の下で――『象は忘れない』(一九七二)
29 過去からのメッセージ――『親指のうずき』(一九六八)
30 老夫妻への贈物――『運命の裏木戸』(一九七三)
 あとがき
 アガサ・クリスティー作品索引
     (1990年6月15日初版発行 1990年8月15日再版発行)

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