『羽生 21世紀の将棋』 保坂和志 (朝日出版社)

 今年3回目の帰省中。
 きのう車中で読む本に選んだのは、保坂つながりで『羽生 21世紀の将棋』。
 余裕で読み終わるはずが、何度も寝落ちしてしまい、30ページほど残して一ノ関到着。
 朝まで勤務だったので仕方ないですが・・・。

 きょう日中は花巻➡遠野➡北上と回ったので、読み終わったのは2時間ほど前。
 さらに、本書で何度も引用されている羽生六冠王(当時)へのインタビュー記事(将棋世界・1995年12月号)、保坂和志自身が書いた竜王戦の観戦記(将棋世界・1996年1月号)を読んだので、こんな時間になりました。

画像

 20年以上前の本ですが、今読んでも十分面白いです。
 羽生以前と羽生以後では、将棋観だけでなく、将棋界そのものや取り巻く状況が大きく変わったことが分かります。
 序で触れられているように、ジャンルを超えて取り上げられる機会が増えたのが、大きな違いと思います。

 帯の「新たな羽生伝説が始まる」のフレーズ。
 20年以上経っても、何かを期待させます。
 というか、NHK杯で優勝してしまいましたし・・・。

 3日前の羽生夫人のツイートにはしびれました。。

情熱
若い頃は胸の内から湧いて湧いて溢れてたけど年齢を重ねるとショボくなるよね?と夫に投げかけると、
なんで?
自分に勝ちたくないの?達成したら気持ちいいよ?それまでの努力過程も好き。仮に負けても何処が分岐点か?考えるのも好き。と言われ、負けても検証おざなりな自分の本音は未だ語れず


 伝説はまだまだ続きそうです。

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 序
第一章 棋士と個性   棋風を超えるものは何か
第二章 最善手     羽生は<最善手>の概念を逆転させた
第三章 対局中の心理 対局中羽生は何と闘っているのか
第四章 読むこと     読みは盤上の意味の形成である
第五章 局面の複雑化 <将棋の結論>への指し方とは
第六章 コンピュータ観 21世紀の<人間に残された将棋>とは
 あとがき
              (1997年5月20日初版第一刷発行)

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