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zoom RSS 『入門 AIと金融の未来』 野口悠紀雄 (PHPビジネス新書)

<<   作成日時 : 2018/10/19 23:41   >>

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 半月ほど前、堤未果の『日本が売られる』といっしょに買った本。
 読み終わった順序と逆になりますが、先にこちらを――。 
 PHPビジネス新書は『2022年の次世代自動車産業 異業種戦争の攻防と日本の活路』に続き2冊目です。

 自動車と同様、金融の世界でも存在感を示しているのが、中国のIT産業。
 その様子は第9章で描かれていて、本書でもBAT(バイドゥ/アリババ/テンセント)が登場しています。
 
 「リープフロッグ」(蛙跳び)とは、遅れた段階にあった国や社会が、技術革新による新しい技術を取り入れて、発展段階上のある段階を飛び越えて先に進歩してしまうことを指します。遅れて発展していた国よりも、新しい技術の恩恵を受けるのです。
 この現象は、中国でフィンテックが急激に発達した理由の1つと考えられます。(P242)


 自動車産業と共通する話ですね。

 日本はそれに比べると既存の体制のしがらみが残っている――というのは、最後の第10章。
 問題の一つとして取り上げられているのはキャッシュレス化の遅れ。

 「キャッシュレスの推進とポイントサービスの動向」(2016年12月、経済産業省)によれば、2015年時点で日本のキャッシュレス決済比率は19%です。これは、中国55%、韓国54%、アメリカ41%に比べて、大幅に低い水準です。
 2015年末の日本における現金流通残高の対名目GDP比率は、19.4%でした。これは他国より突出して高く、スウェーデン(1.7%)の約11倍にも達しています。(P254)


 こんなに違いがあるとは思いませんでした・・・。
 典型的日本人(!?)の私は現金指向(!?)なので、キャッシュカード・クレジットカードまでが精一杯。
 電子マネーや仮想通貨とはまったく無縁の生活です。。

 特に、仮想通貨の仕組みがよく分かっていなくて・・・。
 ビットコイン型の仮想通貨、メガバンクが発行する仮想通貨、中央銀行が発行する仮想通貨――。
 本書に出てくる「3つの可能性」をもう少し調べてみたいと思います。

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 はじめに
第1章 AIは驚異的に進歩したが、万能ではない
第2章 金融業務へのAI導入がなぜ急務か
第3章 AI融資審査の可能性とハードル
第4層 AIは株価予測や資産運用ができるか?
第5章 保険の世界で大変化が起きる
第6章 金融機関業務の大規模な省力化が進む
第7章 キャッシュレス社会の衝撃
第8章 フィンテックによる新しい資金調達
第9章 中国AIの恐るべき実力
第10章 日本の金融はAI時代にどう対応すべきか
         (2018年10月2日第1版第1刷発行)

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