『平城山を越えた女』 内田康夫 (講談社文庫)

 『遺譜 浅見光彦最後の事件』中の浅見光彦誕生日会に大集合した歴代ヒロイン。
 誕生日会後、本沢千恵子の次に登場が多かったのは、阿部美果でした。

 ――ということで、その阿部美果がヒロインだった『平城山を越えた女』を久しぶりに再読。
 覚えていたのはタイトルだけで、例によってストーリーを完全に忘れていました。
 複雑に入り組んだ人間関係――。
 はたして、このような行動をとり得るのか、ちょっと疑問なところはありますが・・・。
 平城山を越えた女の正体と意味は――そういうことでしたか。

 このミステリーの中で、重要な役割を果たすのが新薬師寺から盗まれた香薬師仏。
 その右手が2015年に発見されていたんですね。
 盗まれてから70年以上も経ってからの発見。
 まさにミステリー――。
 経緯を詳しく知りたくなりました。

  ・盗難から70年の時を経て発見!国宝「香薬師像の右手」のミステリー(現代ビジネス)

 本書の本筋とは少し違うミステリーは、阿部美果の特別休暇。
 三日の特別休暇での取材旅行だったはずですが、どう考えても三日を超えています。
 土日をプラスしての五連休だったのでしょうか?

   3月21日 P22~ 大覚寺で写経。宝ヶ池プリンスホテルへ。
   3月22日 P57~ 日吉館へ。(学生グループが加茂町で変死体発見)
   3月23日 P67~ 浅見と奈良巡り。
   3月24日 P118~ 夕日地蔵前でのハプニング。(浅見、警察の厄介に)
   3月25日 P192~ 奈良から東京へ。

 『平城山を越えた女』の次に読んだのは、『鳥取雛送り殺人事件』――。

 浅見は少しもったいをつけた言い方をしたが、「大忙し」は嘘でも大袈裟でもない。そのころの浅見は、雛人形がからんだ奇妙な事件に巻き込まれて、文字どおり東奔西走の毎日だった。

 17ページにこんな記述があったからですが、新たにちょっとしたミステリーが・・・。
 きょう読みおわったので、あすにでも書きたいと思います。
 
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 プロローグ
 第一章 写経の寺にて    第二章 奈良の宿・日吉館
 第三章 香薬師仏の秘密   第四章 厄介な容疑者
 第五章 消えた「本物」    第六章 日本美術全集
 第七章 菩薩を愛した男   第八章 秋篠の里の悲劇
 エピローグ
    自作解説
       (1994年1月15日第1刷発行)

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 以下は、Wikipediaのリンク。

   ・日吉館

   ・新薬師寺

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