『この国のかたち 二』 司馬遼太郎 (文春文庫)

 『この国のかたち 二』を読み終えました。
 これで持っている一~三はすべて再読完了。
 一つ一つは短くても、いろいろ考えさせられました。
 ・・・というか、普段こういうことを考えないでいることに気づかされた感じです。

  日本はどういう国なのか  (一の帯から)

  日本文化の根源をなすものは (二の帯から)

  歴史の視点から捉えなおしたこの国を理解するための24のヒント (一・二の帯に共通)

 持っていない四~六をどうするかは、成り行きまかせ。
 ほかに読むべきものが山ほどあるので、縁があったら――としか言えません。。
 読んだら読んだで、新たな気づきがありそうですが・・・。

 本書での小さな気づきは、「34 江戸景色」に登場した川路聖謨。

 川路聖謨の父は、下谷に住む浪人だった。(P117)

 下谷(したや)の地名は、先日『上野谷中殺人事件』を読んだばかりだったので、分かりました。
 事件現場ではありませんが、警察署がありました。。

 勘定所の先輩らしい人が川路に忠告した言葉――。

 酒をのんで怪我をしたというのならユーモラスで結構ですよ、とこの忠告者はいうのである。ところが武術をやって怪我をしたら人はなんといいます、現在の地位まであぶなくなりますよ、という。この忠告ほど、江戸時代の幕臣の風儀をいいあらわしたことばはない。(P120)

 これは『逆説の日本史』のどこかにもあったはず。
 どの巻だったか、候補を絞りきれず・・・。
 いつか再読した時に――って、その時はこちらのほうを絶対忘れてますね。。

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 25 紋  26 天領と藩領  27 婚姻雑話  28 土佐の場合  29 庇護の場合
 30 華厳  31 ポンペの神社  32 金  33 カッテンディーケ  34 江戸景色
 35 十三世紀の文章語  36 典型  37 無題  38 汚職  39 職人  40 聖
 41 会社的"公"  42 一風景  43 師承の国  44 ザヴィエル城の息子
 45 GとF  46 市場  47 越と倭  48 スギ・ヒノキ
  あとがき
               (1993年10月9日 第1刷)

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