『伸び伸びしみじみ』 内藤國雄 (毎日コミュニケーションズ)

 先週、帰省した時、久しぶりに本棚から取り出した一冊は、内藤九段の詰将棋&エッセイ集。
 詰将棋とエッセイがセットになっていて、詰将棋100問――ということは、エッセイ集は100編!

 エッセイは最後まで読みましたが、詰将棋は途中までしか解いていなかったような・・・。
 おそらく、二十数年ぶりの再チャレンジ。
 来月の帰省までに解ければ――が目標でしたが、移動時間&隙間時間を利用し、きょう終了!
 ほぼ全問正解でした

 こんなに早く解き終わるとは、まったくの予想外。
 指し将棋はともかく、詰将棋は以前より解けるようになっているのかもしれません。

 そんな中、最後まで正解が分からなかったのが、第35問。
 11手詰のはずなのに、変化が11手以内に詰みません。。

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 作意手順は――。

  ▲4一飛  △2二玉  ▲3一角  △同 金  ▲同飛成  △同 玉
  ▲3二金  △同 玉  ▲5二飛  △4三玉  ▲4二馬  まで11手詰


 この詰め手順は読みましたが、6手目△1三玉とされた変化が分かりません。
 11手より多くかかるのですが・・・。

 ということで、第35問を飛ばして先へ進みました。
 きょうは最後の十数問を2時間近くかけ・・・・・・新たな謎を発見。。

 ラス前の第99問。
 23手で詰ましたのですが・・・。

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 ページをめくると27手詰めの文字。
 何回数えても、23手しかありませんが・・・

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 ラストの第100問。
 29手で詰ましたのですが・・・。

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 ページをめくると27手詰めの文字。
 何回数えても27手ですが、この手順では詰みません・・・

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 △4二玉の後、17手目▲4一桂成は△同玉で手がかりなし。
 ここは▲4三金と押さえてから▲4一桂成なのでは・・・?

 ・・・ということで、作意手順は以下が正しいと思います。

  ▲2三桂  △同 銀  ▲2二銀  △同金寄  ▲2一馬  △同金引
  ▲2二銀  △同金右  ▲2一飛成 △同 金  ▲同 竜  △同 玉
  ▲3三桂  △3一玉  ▲2二角  △4二玉  ▲4三金  △5一玉
  ▲4一桂成 △6一玉  ▲5一成桂 △同 玉  ▲3三角成 △6一玉
  ▲5二金  △同 玉  ▲4三馬  △6三玉  ▲7四金  まで29手詰


 さらに謎なのは、第99問・第100問ともに、目次でも27手詰と書かれていること。
 どうしてこうなったのか、よくわかりません。。

 とりあえず、最後まで解き終わったので、再び第35問の作意手順を考えました。
 ・・・が、6手目△1三玉の変化手順が、どうしても11手以内に収まりません。

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 仕方がないので、私にとっての最後の手段。
 柿木将棋Ⅳに解かせてみると、15手で詰みましたのメッセージ。
 ・・・ですよね。。

  ▲4一飛  △2二玉  ▲3一角  △同 金  ▲同飛成  △1三玉
  ▲2四馬  △同 玉  ▲3四龍  △1三玉  ▲2四金  △同 歩
  ▲2三飛  △1二玉  ▲3二龍  まで15手で詰み


 7手目、歩頭に捨てる▲2四馬が、作意以上(!?)の妙手。
 △同歩なら、▲2三飛△同玉▲3四飛成以下の13手詰。
 2手長くなる△同玉が、玉方の最善の応手になります。
 やや冗長ですが、余詰もなく、これはこれで割り切れています。

 この手順は前に読んだ時に、考えた覚えがまったくありません。
 エッセイだけで、詰将棋は3分の1も解いていなかったのか、解いたけれど、疑問に思わなかったのか・・・。
 
 今回見つけた(?)のはこの3問ですが、ひょっとするとまだほかにあるかも・・・。
 いつになるか分かりませんが、またページを開く時の課題としておきましょう。。


            (1993年7月10日 第1刷発行)

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