『盤上のパラダイス ――詰将棋マニアのおかしな世界――』 若島正 (三一書房)

 しば暦を2月にめくったのがきのうなら、2日に届いたアマレンを開いたのは、きょうでした。
 例会案内の掲載依頼を忘れていたので、太陽研のところには「直接お問合わせください」の文字。
 依頼を忘れていても、HPを参照のうえ掲載してくれる場合もあるのですが、今回はHPの更新もまだ・・・。
 まあ、そもそも依頼を出し忘れていた時点でアウトなわけで、いろいろダメダメです。。

 そんな中、なんとか穴を空けずに済んだのは、Evergreenのコーナー。
 今回も委員長の原稿を使わせていただきました。
 タイトルは、昔の自慢話シリーズその3・接近遭遇
 接近遭遇した相手はあの(!)若島正氏です。
 一部引用すると――。

   詰パラ一九六六年六月号の「詰将棋幼稚園・松組」に拙作第1号が出題されているのですが、
   同じ六月号の幼稚園結果発表欄で当時中学生の若島正氏が「竹組」1位になり初入選してい
   るのを最近発見したのです。
       (中略)
   しかし拙作第2号は、同年九月号の結果発表欄を見ると惜しくも竹組2位と健闘し、そのうえ
   図面の横に、おお!なんと若島正氏の短評が「最終手の成不成を限定したら尚よかった」と
   添えられているのを見つけてびっくり、嬉しくなりました。


 おおっ! これはかなりすごいです!
 あの(!)若島正氏と二度も接近遭遇しているとは!

 そんなわけで、氏の『盤上のパラダイス ――詰将棋マニアのおかしな世界――』。
 これでも十分マニアックな香りのするタイトルですが、当初受けた提案は――。

 本書を執筆するにあたって、『おかしなおかしなおかしな詰将棋マニアたち』というタイトルはどうかという提案も受けたが、筆者は固くお断りした。なにしろ、そんな題をつければ、その題にふさわしいように詰将棋マニアたちの奇行の数々を暴露しなくてはならないし、そうすれば当の「奇人」たちから猛攻撃をくらうこと間違いない(P89)。

 おかしなおかしなおかしな――って・・・。
 結局、おかしなはサブタイトルに一つだけ。
 おかしなが修飾するのも「マニアたち」ではなく、「世界」に変わり、ちょっと和らぎました。
 それでも、内容は十分すぎるほどディープです。。

 以前読んだ時はそれほどディープと感じなかったのに・・・。
 その違いは、詰将棋創作との距離感の差なのでしょう。
 解くほうはともかく、それなりに創っていた時は、今考えるとかなりおかしな感じだったかも・・・。
 ディープな中にいると、それがふつうなので、ディープさを感じないのでしょう。
 戻りたいような、戻りたくないような――というより、戻れないような・・・。
 完全には戻れなくても、少しは創れるように戻していきたいですね。

----------------------------------------------------------
 序 詰将棋とは何か
 1 詰パラとの出会い
 2 鶴田主幹
 3 詰パラの歩み
 4 詰将棋作家
 5 解答者
 6 検討者
 7 読者
 8 主幹の死
 9 新編集長の誕生
     あとがき
               (1988年12月15日 第1版第1刷発行)

----------------------------------------------------------

 太陽研のHPは更新が滞っていますが、まずは次回(来週です!)・次々回の日程を反映。
 最新のを含め、約2年分たまっていたEvergreenの原稿をアップしました。
 久しぶりに昔のから一通り見てみましたが、どれも個性があって楽しめます。
 将棋大会での服装牛丼定跡なんて、今や古典の域に達したというのが、私の勝手な感想です。。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック