*** 詰将棋パラダイス・入選作 NO.18 ***

 「20年前の詰将棋パラダイスに載った詰将棋」シリーズ――。
 1995年11月号は2問掲載されましたが、「大学院」のはなかなか手をつけられないので・・・。
 ここでは、「大道棋教室」に載った作品を紹介します。



                (詰将棋パラダイス・1995年11月号 大道棋教室・第2番)

 「大道棋教室」採用といっても、使用駒8枚のさらっとした初形から、さわやかな手順。
 「大道棋」らしさはあまりありません。
 ただ、「大道棋教室」なので、同手数駒余りも正解扱いになってしまったのは、ちょっと残念。
 作意手順は当然、駒は余りません。

 正解は20行後――。





















 作意手順は――。
   ▲2四香   △2三桂   ▲2一桂成  △同 玉   ▲4二玉   △5四飛
   ▲2三香不成△2二飛   ▲同香成   △同 玉   ▲3四桂   △同 飛
   ▲1二飛   △2三玉   ▲1三飛成   まで15手で詰み


 初手▲2四香に対して△2三歩は、▲2一桂成△同玉▲2三香不成△2二銀▲同香成△同玉▲3三銀△2三玉▲2四銀成以下、15手で歩が余っての詰み。
 これが「正解扱いになった同手数駒余りの手順」です。
 確かにその通りなのですが・・・これは意識していませんでした。
 「大道棋教室」に投稿する以上、考慮に入れておく必要があったということですね。

 上の変化手順中、▲2三香不成に△3一玉とすると、▲3二歩△4一玉▲6三角成以下の詰み。
 なので、2三への合い駒には、前に効かない桂馬が選択されます。
 これに歩合いの時と同様に▲2一桂成~▲2三香不成とすると、△3一玉で詰みません。
 そこで、▲2一桂成の後に▲4二玉としてから▲2三香不成とすると、飛車以外の合い駒は▲3三桂までなので、△2二飛合の一手。
 以下は飛車を取って、逃げ道封鎖の▲3四桂から容易な詰みになります。

 この作者らしからぬ軽快作という評もありましたが、こんなのが好みなのです。
 なかなか作れませんが・・・。

 さて、もう一問の「大学院」、趣向は軽快ですが、導入部が難解。
 変化手順を分かりやすく落とすのは大変なのです。。
 まあ、今月中には何とかなると思いますが・・・。

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