『無限を読みとく数学入門 世界と「私」をつなぐ数の物語』 小島寛之 (角川ソフィア文庫)

 先週エントリーした『「無限」に魅入られた天才数学者たち』の中で触れた本――。

 先月上旬に帰省した時、『無限を読みとく数学入門』を持ってきました。
 目論みでは、下旬に戻す予定でしたが、まだ3分の1しか読めていません。
 次の帰省時までに読み終えることが出来るでしょうか。。


 きのう、ようやく読み終わりました。
 最後の「数学小説」がいちばん難しかったです――というのは半分冗談。
 でも、解釈が難しいのは確かなのです。

 そのほかの部分も、『「無限」に魅入られた天才数学者たち』と重なっている部分があるとはいえ、けっこう骨でした。
 特に第1章にはケインズ経済学の理論が登場するし・・・。
 著者の名前を初めて知ったのは『キュートな数学名作問題集』(――未読です――)で、純粋に(?!)数学の人と思っていたら、経済学の人でもあったわけですね。

 けっこう骨でも、第2章で出てきた「構成法」や「引き出し論法」を用いたスマートな証明、第3章で出てきた「超越数は無数に存在すること」の証明など、興味深いものが多くありました。
 実生活で役立てるのは難しいですが・・・。

 無限関連を2冊読んだついでに、『無限論の教室』もざっくり再読中。
 こちらは数学というより哲学っぽいアプローチです。
 以前と違った感覚で読めているのはよいのですが、やはり難しい・・・。


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 プロローグ――「無限」という迷宮への冒険が始まる
第1章 「瞬間」という迷宮  無限の発見! アキレスは今も……
第2章 「存在」という迷宮  無限をつかまえる「数」のテクノロジー
第3章 「連続」という迷宮  無限が数学者の喉を噛み切る時
第4章 「この世界」という迷宮 「無限の青空」を見上げることの数学小説の試み
   文庫版あとがき   参考文献
                            (平成21年8月25日初版発行)

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 なんとか読み終えたので、来週の帰省時には実家へ戻せます。
 実家に戻したいもう一冊は、先月下旬に持ってきた『地名の謎』。
 ただ、残り200ページもあり、微妙な感じ。
 『キュートな数学名作問題集』も捜索しないと――。

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  • 『地名の謎』 今尾恵介 (ちくま文庫)

    Excerpt:  午前中の『壁の鹿』に続き、先ほど『地名の謎』を読み終えました。  当然、午後だけで読んだわけでなく、2冊並行だっただけの話――。 Weblog: Untidy Bookshelves racked: 2017-05-10 23:48