『わが友マキアヴェッリ フィレンツェ存亡 2』 塩野七生 (新潮文庫)

 少し前に読んだ『マグダラのマリア』の中に、サヴォナローラやチェーザレ・ボルジア、メディチ家の人々の名前が出てきたので思い出したのが、『わが友マキアヴェッリ』。
 3巻シリーズの文庫本が発行されたのは5年前で、一通り読んだのですが、記事にしたのは1巻だけ。
 とりあえず、まだエントリーしていない2巻を再読しました。
 最終保存時刻は5年前――ではなく、2012/04/23 01:20
 ・・・ということは、3年前にも再読したのか? と、それすらも覚えていません。
 内容も当然、忘れていて、けっこう新鮮でした。。

偉大な君主ロレンツォ・デ・メディチを失った後、親フランス路線をとったためにイタリア国内で孤立してしまうフィレンツェ共和国。第二書記局書記官の職を得たマキアヴェッリは、祖国の独立を守るために東奔西走する。しかし一度はフィレンツェを追われたメディチ家が復活したことで運命の歯車が変転する。権力闘争に巻きこまれ、ついには公職から追放されてしまうのだった――。

 フィレンツェが親フランス路線をとったのは、サヴォナローラの「指導」のもとで、これは第1巻の話。
 第2巻には登場せず、一章を割いて描かれていたのはチェーザレ・ボルジアのほうでした。
 これもより詳しく知るには『チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷』を読まないとダメですね。

 チェーザレ・ボルジアとの3度の会見は、マキアヴェッリにとって大きな意味があったのでしょう。

 ヴァレンティーノ公爵チェーザレ・ボルジアは、マキアヴェッリのもっていた考えを一変させたわけではない。マキアヴェッリが、すでに漠とはしながらもいだいていた想いに、はっきりとした形を与えただけである。つまり、マキアヴェッリの想像力を、誰よりも刺激した人物なのである。(P110)

 3巻の第三部のタイトルは、マキアヴェッリは、なにを考えたか
 当然、すっかり忘れているので、新鮮に読めそうです。。

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第二部 マキアヴェッリは、なにをしたか
 第六章 ノンキャリア官僚初登庁の日(一四九八)
 第七章 「イタリアの女傑」(一四九八~一四九九)
 第八章 西暦一五〇〇年の働きバチ(一四九九~一五〇二)
 第九章 チェーザレ・ボルジア(一五〇二~一五〇三)
 第十章 マキアヴェッリの妻(一五〇二~一五〇三)
 第十一章 "わが生涯の最良の日"(一五〇三~一五〇六)
 第十二章 "補佐官"マキアヴェッリ(一五〇七~一五一二)
 第十三章 一五一二年・夏
   解説 佐藤優
                          (平成22年5月1日発行)

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