『物理学のための数学』 一石賢 (ベレ出版)

 先月初め、某ライブに行く前に立ち寄った紀伊国屋書店で買った一冊。
 最近、理系の本を読んでいて、数学が分からないとつらいと思うことが多々あり、衝動買いしました。
 実家には大学の時に使った物理数学の本があるはずですが、待ちきれなくて・・・。

 式をノートに書き写して確かめながら――というのは久しぶりで、妙に新鮮な感じ。
 当然、わからない所がたくさん出てきましたが、とりあえずはすっ飛ばして先へ進み・・・。
 1ヵ月以上かけて、ようやく最後までたどりつきました。
 理解出来ないところが多すぎで、大学で何を勉強していたのか・・・という感じです。。

 そんな私でも誤植っぽいのを発見することは出来ます。
 ・・・といっても、その指摘が妥当なのか、確信を持てないのが残念です。

 以下、赤で囲んだのが、怪しい(と思った)記述。
 オレンジは赤の箇所に対応する部分で正しい(と思った)記述。

 最初は260ページ。
 赤で囲んだ箇所のeの肩に乗っているixには-が必要なのでは・・・。
 すぐ左の式との違いはξをxに変えただけで、左の式のeの肩にはiξに-が付いています。
 実際、一番下の式の第一項では、積分範囲が変わることによって、ixに-が付きましたし・・・。

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 2つ目は292ページ。
 drdθならば、インテグラルに付いている積分範囲は左からθ→rの順序になるはず。
 0→∞はrの積分範囲、0→π/2がθの積分範囲なので、これは逆ですね。

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 3つ目は297ページ。
 赤の部分、nに付くべき√が欠けています。

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 4つ目は309ページ。
 θ1の上にあるドットは微分を表すのでd/dt(θ)がθドット(表記できない・・・)になるはず。
 なので、d/dtのカッコ中のθ1にはドットは要らないのでは・・・。

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 5つ目は310ページ。
 赤で囲んだ部分、l2cosθ2の前の-は誤りで、正しくは+のはず。
 下の式を見ても分かるように、l1cosθ1とl2cosθ2の符号が逆になることはありません。

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 5ヵ所発見しましたが、終盤に集中しています。
 たまたまなのか、私の目が慣れてきて発見出来ただけなのか・・・。
 後者だとすると、前半にも探しきれていない誤りが含まれているわけで、これは今後の課題(!?)です。

 これで、某ライブに行く前に買った3冊、すべて読み終えました。
 某ライブへ行った後に立ち寄ったブックオフで買った1冊は、ほとんど手がついていません。
 まったくジャンルは異なりますが・・・気長にいきます。。

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1章 微分で物理現象をひもとくと
2章 積分は微分の逆演算
3章 微分方程式が自然界を記述する
4章 テイラー展開は近似値計算の女王
5章 偏微分と重積分で多変数に対応する
6章 複素関数で虚数世界を探る
7章 複素積分を使って"難解積分"を解く
8章 ベクトルで古典力学を理解する
9章 線型代数が多変数処理に力を発揮
10章 ベクトル解析で「場」を理解する
11章 量子力学の世界に踏み込むベクトル空間
12章 波動関数はヒルベルト空間で表される
13章 フーリエ変換で「波」の見方を変える
14章 使える"特殊な微分方程式"
15章 ガンマ関数と積分
16章 解析力学とニュートン力学をひもとくと
              (2012年1月25日初版発行 2014年4月14日第4刷発行)

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