*** チホウジヨウホウ1 キシヨウ × 4 (1/20~22) ***
確か17日のことだったと思いますが、気象庁発表の東京地方の週間予報に
マークが出ました。
22日の「曇り一時雪か雨」。2つのマークで表すと、
は省略され、
と
だけ。
雪の少ない関東平野部では、インパクトのある予報です。
各モデルが南岸低気圧を計算していたとはいえ、5日先に出すとは・・・。
「あの日」の件がトラウマになっていたのでしょうか。。
18日も22日対象の予報は「曇り一時雪か雨」。
19日も22日対象の予報は「曇り一時雪か雨」。
この日はさらに、24日も「曇り一時雪か雨」となり、
マークが2つ登場。
雪の少ない関東平野部にとっては、さらにインパクトのある予報になりました。
やはり、「あの日」の件がトラウマになっていたのでしょうか。。
ただ、「あの日」と違い、低気圧の発達はなく、陸地に近いコース。
下層の気温場は少し高めで、降水量は少なめ。
北部はともかく、南部で雪を強調するのは早いかと・・・。
20日11時発表の週間予報は前日と同じく、「曇り一時雪か雨」が二つ。
ただ、9時初期値のGSMガイダンスを見ると、東京(大手町)の降水はすべて雨の予想。
17時発表の短期予報・週間予報では、22日の
マークが
マークに変わると思っていました。
そんな予想をあっさり裏切る情報が・・・。
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雪に関する関東甲信地方気象情報 第1号
平成25年1月20日15時40分 気象庁予報部発表
(見出し)
関東甲信地方では、21日夜から雪や雨が降り始め、22日には広い範囲で雪が降り、関東地方の平野部でも積雪となる所があるでしょう。降雪による交通障害などに注意してください。
(本文)
[気象状況]
21日夜から22日にかけて、本州の南岸を前線を伴った低気圧が発達しながら通過する見込みです。
[雪の予想]
関東甲信地方では、21日夜から雪や雨が降り出し、22日ははじめ内陸を中心に広い範囲で雪になるでしょう。その後次第に雨に変わる所が多くなり、午後は止む見込みです。
甲信地方と関東地方の山沿いを中心に積雪となり、関東地方の平野部でも積雪となる所があるでしょう。
[防災事項]
雪による交通障害や路面の凍結、電線や樹木への着雪に注意してください。
[補足事項]
今後、地元気象台が発表する注意報、気象情報等に留意してください。
次の「雪に関する関東甲信地方気象情報」は21日6時頃発表の予定です。
---------------------------------------------------------------------------
まさか、こう来るとは思いませんでした。
当然、22日から
マークが消えることはなく、「雪か雨のち曇り」の予報。
それだけでなく、翌日(21日)も「晴れのち雪か雨」で、さらに、
マークが・・・。
(正確には、「晴れのち曇り 夜遅く雪か雨」 だったはず・・・)
東京地方の週間予報で、
マークが3つ並ぶのは珍しいです。
20日17時の週間予報の画像は保存し損ねたので、21日5時発表ので代用。
代用できるのは、21日5時発表の短期予報が20日17時と同様、「晴れのち雪か雨」だったから。
(正確には、「晴れのち曇り 夜遅く雪か雨」 だったはず・・・)
5時発表のもととなる20日21時初期値GSMガイダンスを見ると、東京(大手町)の降水はすべて雨の予想。
・・・というのも、20日17時発表と同じ。抜群の安定感です。。
やはり、「あの日」の件がトラウマになっていたのでしょうか。。
そんなわけで、地方情報の第2号が出ました。
タイトルが「雪に関する・・・」から「大雪に関する・・・」に変わり、23区でも積雪予想とは・・・。
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大雪に関する関東甲信地方気象情報 第2号
平成25年1月21日05時42分 気象庁予報部発表
(見出し)
関東甲信地方では、21日夜から雪や雨が降り始め、22日には内陸部を中心に雪となり、関東地方の平野部でも積雪となる所があるでしょう。大雪による交通障害などに注意してください。
(本文)
[気象状況]
21日夜から22日昼頃にかけて、本州の南岸を前線を伴った低気圧が発達しながら通過する見込みです。
[雪の予想]
関東甲信地方では、21日夜から雪や雨が降り出し、22日は内陸部を中心に雪となるでしょう。その後次第に雨に変わる所が多くなり、午後は止む見込みです。
甲信地方と関東地方北部では大雪となる所があり、関東地方の平野部でも積雪となる所があるでしょう。
22日6時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多い所で、
甲信地方 20センチ
関東地方北部山沿い 15センチ
関東地方南部山沿い 10センチ
関東地方北部平野部 5センチ
関東地方南部平野部 2センチ
の見込みです。
なお、東京23区では1センチ程度の積雪となる所がある見込みです。
[防災事項]
大雪による交通障害や路面の凍結、電線や樹木への着雪に注意してください。
[補足事項]
今後、地元気象台が発表する注意報、気象情報等に留意してください。
この情報は「雪に関する関東甲信地方気象情報」を引き継ぐものです。
次の「大雪に関する関東甲信地方気象情報」は21日17時頃発表の予定です。
---------------------------------------------------------------------------
21日9時初期値のGSMガイダンスを見ると、東京(大手町)の降水はすべて雨の予想。
みぞれの時間帯もあったさいたまも、すべて雨の予想に・・・。
短期予報資料の表現も微妙に変わりました。
●1月21日3時40分発表 短期予報解説資料

●1月21日15時40分発表 短期予報解説資料

内陸部を中心に降り始めは雪から内陸の標高の高い所では雪主体への変更は、降雪エリアを限定するようなニュアンスが感じられます。これなら、東京地方の予報は「雨か雪」に変わり、23区の積雪予想は消えるはず。ところが・・・。
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大雪に関する関東甲信地方気象情報 第3号
平成25年1月21日16時55分 気象庁予報部発表
(見出し)
関東甲信地方では、21日夜から雪や雨が降り始め、22日には内陸部を中心に雪となり、関東地方の平野部でも積雪となる所があるでしょう。甲信地方と関東地方北部では大雪による交通障害などに注意してください。
(本文)
[気象状況]
21日夜から22日昼頃にかけて、本州の南岸を前線を伴った低気圧が発達しながら通過する見込みです。
[雪の予想]
関東甲信地方では、21日夜から雪や雨が降り出し、22日は内陸部を中心に雪となるでしょう。22日明け方から次第に雨に変わる所が多くなり、午後は止む見込みです。
甲信地方と関東地方北部では大雪となる所があり、関東地方の平野部でも積雪となる所があるでしょう。
22日18時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多い所で、
甲信地方 20センチ
関東地方北部山沿い 20センチ
関東地方南部山沿い 10センチ
関東地方北部平野部 10センチ
関東地方南部平野部 3センチ
の見込みです。
なお、東京23区では1センチ程度の積雪となる所がある見込みです。
[防災事項]
大雪による交通障害や路面の凍結、電線や樹木への着雪に注意してください。
[補足事項]
今後、地元気象台が発表する注意報、気象情報等に留意してください。
次の「大雪に関する関東甲信地方気象情報」は22日6時頃発表の予定です。
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夕方に発表された地方情報の内容はほとんど変化なし。
24時間予報降雪量の対象時間帯が変わったせいか、量は増えているし・・・。
23区の積雪予想は変わらず、短期予報は「雪か雨」で、マークが
でなく、
なのも変わらず。
やはり、「あの日」の件がトラウマになっていたのでしょうか。。
あっ、「あの日」というのは、もちろん14日のこと。
上に引用した15時40分発表の短期解説資料には、こうありました。
関東南部平野部は、雪が降っても14日のような降り方にはならない見込み。
なってたまるか、という感じ。まったく場が違うので・・・。
南岸低気圧は発達しながら東進していましたが、発達程度が14日の比ではありません。
また、コースが陸地にかなり近く、低気圧の接近とともに、下層(1500m付近)の気温が上がる形です。
●地上実況天気図 左:1月21日21時 右:1月22日9時
実際、下層の気温がどうだったかというと、昨夜21時には850hPaの-3度ラインが関東南部まで下がっていたものの、けさには0度ラインが関東北部まで北上していました。これは、GSMの予想とほぼ同じです。
●AXFE578 左:1月21日21時 右:1月22日9時

もちろん、南岸低気圧の降水相には、850hPaより下の状態が大きく影響します。特に、モデルでうまく表現出来ないのは、降水の潜熱吸収による気温低下とその移流。関東北部や西部で強い降水があった場合、ここ起源の冷気が南部平野部に流れ込む可能性を考える必要があります。
ただ、今回は500hPaの流れを見ても分かるように、上空の流れにあまり南成分がなく、強い降水は予想されていませんでした。実際はどうだったかというと・・・。
●レーダーエコー図 左:1月22日0時 右:1月22日3時
●レーダーエコー図 左:1月22日6時 右:1月22日9時
未明に関東南部をエコーが通過した後、関東地方はしばらくエコーの空白域に・・・。
MSMはこのような傾向を予想していましたが、ここまでなくなるとは思いませんでした。
冷気の補給源でなるべき北部や西部の潜熱吸収による気温低下がなければ、平野部で予想以上に気温が下がる要因はありません・・・というか、そもそも降水がないので、降雪があるわけもなく・・・。
そんなわけで、最後の地方情報は――。
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大雪に関する関東甲信地方気象情報 第4号
平成25年1月22日06時04分 気象庁予報部発表
(見出し)
甲信地方や関東地方北部では、22日昼前にかけて雪による交通障害や着雪に注意してください。
(本文)
[気象状況]
22日昼頃にかけて、本州の南岸を前線を伴った低気圧が発達しながら通過する見込みです。通過後は次第に冬型の気圧配置に変わるでしょう。
現在、甲信地方や関東地方北部の山沿いを中心に湿った雪となっている所がありますが、関東地方の平地では曇りや雨の所が多くなっています。
[雪の予想]
甲信地方と関東地方北部の山沿いを中心に22日昼前にかけて雪となる所がありますが、次第に雨に変わる所が多く、午後は止む見込みです。
23日06時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多い所で、
長野県北部 30センチ
甲信地方南部 10センチ
関東地方北部の山沿い 20センチ
関東地方北部の平地 5センチ
の見込みです。
関東地方南部の平地で積雪となる可能性は低くなりました。
[防災事項]
雪による交通障害や路面の凍結、電線や樹木への着雪に注意してください。
低気圧の通過に伴い、千葉県や伊豆諸島では大気の状態が非常に不安定となり、落雷や急な強い雨、竜巻などの激しい突風のおそれがありますので注意してください。
[補足事項]
今後、地元気象台が発表する注意報、気象情報等に留意してください。
これで「大雪に関する関東甲信地方気象情報」は終了します。
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結果的に、気象庁は14日の見逃しに続き、今回は空振りになりました。
前回はモデルの予想以上に冷気が・・・ということでしたが、ある程度、客観的な判断だったはずです。
それに対し、今回はモデルが雨予想だったものを雪主体に変えての結果で、この主観修正に14日の見逃しがかなり影響を与えたのは明らかでしょう。
14日ほど騒がれないかもしれませんが、今回のほうが問題としては根深い感じがします。
※ 週間予報・レーダーエコー図は気象庁、短期予報解説資料は日本気象株式会社、
天気図は北海道放送のHPより引用のうえ、加工しました。
マークが出ました。22日の「曇り一時雪か雨」。2つのマークで表すと、
は省略され、
と
だけ。雪の少ない関東平野部では、インパクトのある予報です。
各モデルが南岸低気圧を計算していたとはいえ、5日先に出すとは・・・。
「あの日」の件がトラウマになっていたのでしょうか。。
18日も22日対象の予報は「曇り一時雪か雨」。
19日も22日対象の予報は「曇り一時雪か雨」。
この日はさらに、24日も「曇り一時雪か雨」となり、
マークが2つ登場。雪の少ない関東平野部にとっては、さらにインパクトのある予報になりました。
やはり、「あの日」の件がトラウマになっていたのでしょうか。。
ただ、「あの日」と違い、低気圧の発達はなく、陸地に近いコース。
下層の気温場は少し高めで、降水量は少なめ。
北部はともかく、南部で雪を強調するのは早いかと・・・。
20日11時発表の週間予報は前日と同じく、「曇り一時雪か雨」が二つ。
ただ、9時初期値のGSMガイダンスを見ると、東京(大手町)の降水はすべて雨の予想。
17時発表の短期予報・週間予報では、22日の
マークが
マークに変わると思っていました。そんな予想をあっさり裏切る情報が・・・。
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雪に関する関東甲信地方気象情報 第1号
平成25年1月20日15時40分 気象庁予報部発表
(見出し)
関東甲信地方では、21日夜から雪や雨が降り始め、22日には広い範囲で雪が降り、関東地方の平野部でも積雪となる所があるでしょう。降雪による交通障害などに注意してください。
(本文)
[気象状況]
21日夜から22日にかけて、本州の南岸を前線を伴った低気圧が発達しながら通過する見込みです。
[雪の予想]
関東甲信地方では、21日夜から雪や雨が降り出し、22日ははじめ内陸を中心に広い範囲で雪になるでしょう。その後次第に雨に変わる所が多くなり、午後は止む見込みです。
甲信地方と関東地方の山沿いを中心に積雪となり、関東地方の平野部でも積雪となる所があるでしょう。
[防災事項]
雪による交通障害や路面の凍結、電線や樹木への着雪に注意してください。
[補足事項]
今後、地元気象台が発表する注意報、気象情報等に留意してください。
次の「雪に関する関東甲信地方気象情報」は21日6時頃発表の予定です。
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まさか、こう来るとは思いませんでした。
当然、22日から
マークが消えることはなく、「雪か雨のち曇り」の予報。それだけでなく、翌日(21日)も「晴れのち雪か雨」で、さらに、
マークが・・・。(正確には、「晴れのち曇り 夜遅く雪か雨」 だったはず・・・)
東京地方の週間予報で、
マークが3つ並ぶのは珍しいです。20日17時の週間予報の画像は保存し損ねたので、21日5時発表ので代用。
代用できるのは、21日5時発表の短期予報が20日17時と同様、「晴れのち雪か雨」だったから。
(正確には、「晴れのち曇り 夜遅く雪か雨」 だったはず・・・)
5時発表のもととなる20日21時初期値GSMガイダンスを見ると、東京(大手町)の降水はすべて雨の予想。
・・・というのも、20日17時発表と同じ。抜群の安定感です。。
やはり、「あの日」の件がトラウマになっていたのでしょうか。。
そんなわけで、地方情報の第2号が出ました。
タイトルが「雪に関する・・・」から「大雪に関する・・・」に変わり、23区でも積雪予想とは・・・。
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大雪に関する関東甲信地方気象情報 第2号
平成25年1月21日05時42分 気象庁予報部発表
(見出し)
関東甲信地方では、21日夜から雪や雨が降り始め、22日には内陸部を中心に雪となり、関東地方の平野部でも積雪となる所があるでしょう。大雪による交通障害などに注意してください。
(本文)
[気象状況]
21日夜から22日昼頃にかけて、本州の南岸を前線を伴った低気圧が発達しながら通過する見込みです。
[雪の予想]
関東甲信地方では、21日夜から雪や雨が降り出し、22日は内陸部を中心に雪となるでしょう。その後次第に雨に変わる所が多くなり、午後は止む見込みです。
甲信地方と関東地方北部では大雪となる所があり、関東地方の平野部でも積雪となる所があるでしょう。
22日6時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多い所で、
甲信地方 20センチ
関東地方北部山沿い 15センチ
関東地方南部山沿い 10センチ
関東地方北部平野部 5センチ
関東地方南部平野部 2センチ
の見込みです。
なお、東京23区では1センチ程度の積雪となる所がある見込みです。
[防災事項]
大雪による交通障害や路面の凍結、電線や樹木への着雪に注意してください。
[補足事項]
今後、地元気象台が発表する注意報、気象情報等に留意してください。
この情報は「雪に関する関東甲信地方気象情報」を引き継ぐものです。
次の「大雪に関する関東甲信地方気象情報」は21日17時頃発表の予定です。
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21日9時初期値のGSMガイダンスを見ると、東京(大手町)の降水はすべて雨の予想。
みぞれの時間帯もあったさいたまも、すべて雨の予想に・・・。
短期予報資料の表現も微妙に変わりました。
●1月21日3時40分発表 短期予報解説資料

●1月21日15時40分発表 短期予報解説資料

内陸部を中心に降り始めは雪から内陸の標高の高い所では雪主体への変更は、降雪エリアを限定するようなニュアンスが感じられます。これなら、東京地方の予報は「雨か雪」に変わり、23区の積雪予想は消えるはず。ところが・・・。
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大雪に関する関東甲信地方気象情報 第3号
平成25年1月21日16時55分 気象庁予報部発表
(見出し)
関東甲信地方では、21日夜から雪や雨が降り始め、22日には内陸部を中心に雪となり、関東地方の平野部でも積雪となる所があるでしょう。甲信地方と関東地方北部では大雪による交通障害などに注意してください。
(本文)
[気象状況]
21日夜から22日昼頃にかけて、本州の南岸を前線を伴った低気圧が発達しながら通過する見込みです。
[雪の予想]
関東甲信地方では、21日夜から雪や雨が降り出し、22日は内陸部を中心に雪となるでしょう。22日明け方から次第に雨に変わる所が多くなり、午後は止む見込みです。
甲信地方と関東地方北部では大雪となる所があり、関東地方の平野部でも積雪となる所があるでしょう。
22日18時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多い所で、
甲信地方 20センチ
関東地方北部山沿い 20センチ
関東地方南部山沿い 10センチ
関東地方北部平野部 10センチ
関東地方南部平野部 3センチ
の見込みです。
なお、東京23区では1センチ程度の積雪となる所がある見込みです。
[防災事項]
大雪による交通障害や路面の凍結、電線や樹木への着雪に注意してください。
[補足事項]
今後、地元気象台が発表する注意報、気象情報等に留意してください。
次の「大雪に関する関東甲信地方気象情報」は22日6時頃発表の予定です。
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夕方に発表された地方情報の内容はほとんど変化なし。
24時間予報降雪量の対象時間帯が変わったせいか、量は増えているし・・・。
23区の積雪予想は変わらず、短期予報は「雪か雨」で、マークが
でなく、
なのも変わらず。やはり、「あの日」の件がトラウマになっていたのでしょうか。。
あっ、「あの日」というのは、もちろん14日のこと。
上に引用した15時40分発表の短期解説資料には、こうありました。
関東南部平野部は、雪が降っても14日のような降り方にはならない見込み。
なってたまるか、という感じ。まったく場が違うので・・・。
南岸低気圧は発達しながら東進していましたが、発達程度が14日の比ではありません。
また、コースが陸地にかなり近く、低気圧の接近とともに、下層(1500m付近)の気温が上がる形です。
●地上実況天気図 左:1月21日21時 右:1月22日9時
実際、下層の気温がどうだったかというと、昨夜21時には850hPaの-3度ラインが関東南部まで下がっていたものの、けさには0度ラインが関東北部まで北上していました。これは、GSMの予想とほぼ同じです。
●AXFE578 左:1月21日21時 右:1月22日9時

もちろん、南岸低気圧の降水相には、850hPaより下の状態が大きく影響します。特に、モデルでうまく表現出来ないのは、降水の潜熱吸収による気温低下とその移流。関東北部や西部で強い降水があった場合、ここ起源の冷気が南部平野部に流れ込む可能性を考える必要があります。
ただ、今回は500hPaの流れを見ても分かるように、上空の流れにあまり南成分がなく、強い降水は予想されていませんでした。実際はどうだったかというと・・・。
●レーダーエコー図 左:1月22日0時 右:1月22日3時
●レーダーエコー図 左:1月22日6時 右:1月22日9時
未明に関東南部をエコーが通過した後、関東地方はしばらくエコーの空白域に・・・。
MSMはこのような傾向を予想していましたが、ここまでなくなるとは思いませんでした。
冷気の補給源でなるべき北部や西部の潜熱吸収による気温低下がなければ、平野部で予想以上に気温が下がる要因はありません・・・というか、そもそも降水がないので、降雪があるわけもなく・・・。
そんなわけで、最後の地方情報は――。
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大雪に関する関東甲信地方気象情報 第4号
平成25年1月22日06時04分 気象庁予報部発表
(見出し)
甲信地方や関東地方北部では、22日昼前にかけて雪による交通障害や着雪に注意してください。
(本文)
[気象状況]
22日昼頃にかけて、本州の南岸を前線を伴った低気圧が発達しながら通過する見込みです。通過後は次第に冬型の気圧配置に変わるでしょう。
現在、甲信地方や関東地方北部の山沿いを中心に湿った雪となっている所がありますが、関東地方の平地では曇りや雨の所が多くなっています。
[雪の予想]
甲信地方と関東地方北部の山沿いを中心に22日昼前にかけて雪となる所がありますが、次第に雨に変わる所が多く、午後は止む見込みです。
23日06時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多い所で、
長野県北部 30センチ
甲信地方南部 10センチ
関東地方北部の山沿い 20センチ
関東地方北部の平地 5センチ
の見込みです。
関東地方南部の平地で積雪となる可能性は低くなりました。
[防災事項]
雪による交通障害や路面の凍結、電線や樹木への着雪に注意してください。
低気圧の通過に伴い、千葉県や伊豆諸島では大気の状態が非常に不安定となり、落雷や急な強い雨、竜巻などの激しい突風のおそれがありますので注意してください。
[補足事項]
今後、地元気象台が発表する注意報、気象情報等に留意してください。
これで「大雪に関する関東甲信地方気象情報」は終了します。
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結果的に、気象庁は14日の見逃しに続き、今回は空振りになりました。
前回はモデルの予想以上に冷気が・・・ということでしたが、ある程度、客観的な判断だったはずです。
それに対し、今回はモデルが雨予想だったものを雪主体に変えての結果で、この主観修正に14日の見逃しがかなり影響を与えたのは明らかでしょう。
14日ほど騒がれないかもしれませんが、今回のほうが問題としては根深い感じがします。
※ 週間予報・レーダーエコー図は気象庁、短期予報解説資料は日本気象株式会社、
天気図は北海道放送のHPより引用のうえ、加工しました。




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