*** 11月なのに、5880が・・・ ***
下はきょう発表された、1ヵ月予報資料の850hPa気温予想図。
期間の前半を中心に全国的に気温は高く、特に来月4日頃は平年を5度前後も上回る予想です。
850hPa気温がこれだけ高ければ、当然、地上気温も高めの予想になります。
北海道~九州では、一週目の気温が平年より高くなる確率が80%!
一週目とはいえ、なかなかお目にかかれない数字です。
少し期間はずれますが、きょう発表された異常天候早期警戒情報。
沖縄地方をのぞく各地は、11日2日頃からの一週間の気温が、平年よりかなり高くなる予想です。
最初に1ヵ月予報の資料で示したように、850hPa気温のピークは来月4日頃。
下層の気温が高いということは、上空の高度場が高くなることも示しています。
けさのGSM(27日21時初期値)を見ると、3日から4日頃、500hPaの5880gpmラインは九州北部や四国まで北上。このライン、夏の高気圧の勢力範囲を表す目安なのですが・・・。
ちなみに、500hPa高度場の11月の高いほうの記録は以下の通り。
このうちの何ヵ所かは、記録が更新されるかもしれません。
南大東島
9時 5936(1977/11/1) 21時 5929(1986/11/13)
名瀬
9時 5915(1967/11/9) 21時 5916(1996/11/3)
鹿児島
9時 5889(1961/11/2) 21時 5880(1961/11/2)
福岡
9時 5853(1980/11/20) 21時 5852(1967/11/18)
潮岬
9時 5875(1977/11/1) 21時 5884(1967/11/18)
500hPaの高度場が記録的に上がりそうなのは、海外のモデルも同様です。
下はKMAのグローバルモデルで、5880gpmラインはGSMよりさらに北上し、対馬~山陰まで達しています。
●10月28日9時初期値・KMAグローバルモデル (対象:11月4日9時)
500hPaの高気圧の中心は南海上ですが、地上高気圧の中心は秋田沖。
太平洋側の地方から見ると、北に偏った形で、九州太平洋側や沖縄では降水が計算されています。
●10月28日9時初期値・KMAグローバルモデル (対象:11月4日9時)
ECMWFのモデルもKMAやGSMと同様の傾向。
ただし、KMAよりさらに500hPaの高気圧が強く、5880gpmラインは朝鮮半島南部まで北上しています。
●10月28日9時初期値・ECMWF (対象:11月4日9時)
地上高気圧の中心は釧路沖。
KMAより東へ抜けるのが早いですが、北に偏っている点は共通しています。
●10月28日9時初期値・ECMWF (対象:11月4日9時)
500hPaの5880gpmラインにばかり注目していましたが、高度場は北日本でも高く、KMAやECMWFのモデルでは、5760gpmラインが道南を横切っています――ということは、この記録も・・・。
札幌
9時 5756(1971/11/3) 21時 5739(1971/11/3)
500hPaの高気圧の中心が四国の南にあり、北~東日本は東谷の傾向なので、高度場の高い記録が更新されるのは、西日本限定と考えていたのですが、北日本や東日本も更新の可能性は十分ありそう・・・。
4日までの宿題ですね。調べておきます。。
最後に最新のNCPE-GFS。
等高度線はKMAやECMWFの60gpmと違って、40gpm間隔。
数えるのがなかなか大変ですが、黄緑と黄色の境界・5520gpmラインを目安に数えると・・・。
●10月28日15時初期値・GFS (対象:11月4日9時)
道南にかかっているのは5720gpmラインで、5760gpmラインは津軽海峡。
北日本の高度場はKMAやECMWFに比べ、少し低めです。
ただし、5880gpmはECMWFと同様、朝鮮半島南部まで北上。
そして、四国の南には一段濃い赤のエリア。5920gpm以上です。
南大東島も十分可能性あり、ということですね。
500hPaの高度場は記録更新の可能性がありますが、地上気温はどうなるのか?
どのモデルも地上は北に偏った高気圧を予想していて、南東~東よりの風が卓越する場です。
こうなると太平洋側は低い雲が広がるエリアもあったりして、気温は極端に上がりにくいでしょう。
逆に、南東~東よりの風が山越えとなる日本海側の地方や九州東シナ海側は気温が上がりそう。
特に、九州東シナ海側、熊本県などでは真夏日になるかも・・・。
週間予報はまだ控えめな予想ですが、今後どのように変わるか、注目です。
※ 1ヵ月予報・異常天候早期警戒情報・週間予報の画像は気象庁のHP、
1ヵ月予報資料は日本気象株式会社のHP、
KMAグローバルモデルの天気図はKMAのHP、
ECMWFグローバルモデルの天気図はEMCWFのHP、
NCEP-GFSの天気図はWetterzentraleのHPより引用のうえ、加工しました。
期間の前半を中心に全国的に気温は高く、特に来月4日頃は平年を5度前後も上回る予想です。
850hPa気温がこれだけ高ければ、当然、地上気温も高めの予想になります。
北海道~九州では、一週目の気温が平年より高くなる確率が80%!
一週目とはいえ、なかなかお目にかかれない数字です。
少し期間はずれますが、きょう発表された異常天候早期警戒情報。
沖縄地方をのぞく各地は、11日2日頃からの一週間の気温が、平年よりかなり高くなる予想です。
最初に1ヵ月予報の資料で示したように、850hPa気温のピークは来月4日頃。
下層の気温が高いということは、上空の高度場が高くなることも示しています。
けさのGSM(27日21時初期値)を見ると、3日から4日頃、500hPaの5880gpmラインは九州北部や四国まで北上。このライン、夏の高気圧の勢力範囲を表す目安なのですが・・・。
ちなみに、500hPa高度場の11月の高いほうの記録は以下の通り。
このうちの何ヵ所かは、記録が更新されるかもしれません。
南大東島
9時 5936(1977/11/1) 21時 5929(1986/11/13)
名瀬
9時 5915(1967/11/9) 21時 5916(1996/11/3)
鹿児島
9時 5889(1961/11/2) 21時 5880(1961/11/2)
福岡
9時 5853(1980/11/20) 21時 5852(1967/11/18)
潮岬
9時 5875(1977/11/1) 21時 5884(1967/11/18)
500hPaの高度場が記録的に上がりそうなのは、海外のモデルも同様です。
下はKMAのグローバルモデルで、5880gpmラインはGSMよりさらに北上し、対馬~山陰まで達しています。
●10月28日9時初期値・KMAグローバルモデル (対象:11月4日9時)
500hPaの高気圧の中心は南海上ですが、地上高気圧の中心は秋田沖。
太平洋側の地方から見ると、北に偏った形で、九州太平洋側や沖縄では降水が計算されています。
●10月28日9時初期値・KMAグローバルモデル (対象:11月4日9時)
ECMWFのモデルもKMAやGSMと同様の傾向。
ただし、KMAよりさらに500hPaの高気圧が強く、5880gpmラインは朝鮮半島南部まで北上しています。
●10月28日9時初期値・ECMWF (対象:11月4日9時)
地上高気圧の中心は釧路沖。
KMAより東へ抜けるのが早いですが、北に偏っている点は共通しています。
●10月28日9時初期値・ECMWF (対象:11月4日9時)
500hPaの5880gpmラインにばかり注目していましたが、高度場は北日本でも高く、KMAやECMWFのモデルでは、5760gpmラインが道南を横切っています――ということは、この記録も・・・。
札幌
9時 5756(1971/11/3) 21時 5739(1971/11/3)
500hPaの高気圧の中心が四国の南にあり、北~東日本は東谷の傾向なので、高度場の高い記録が更新されるのは、西日本限定と考えていたのですが、北日本や東日本も更新の可能性は十分ありそう・・・。
4日までの宿題ですね。調べておきます。。
最後に最新のNCPE-GFS。
等高度線はKMAやECMWFの60gpmと違って、40gpm間隔。
数えるのがなかなか大変ですが、黄緑と黄色の境界・5520gpmラインを目安に数えると・・・。
●10月28日15時初期値・GFS (対象:11月4日9時)
道南にかかっているのは5720gpmラインで、5760gpmラインは津軽海峡。
北日本の高度場はKMAやECMWFに比べ、少し低めです。
ただし、5880gpmはECMWFと同様、朝鮮半島南部まで北上。
そして、四国の南には一段濃い赤のエリア。5920gpm以上です。
南大東島も十分可能性あり、ということですね。
500hPaの高度場は記録更新の可能性がありますが、地上気温はどうなるのか?
どのモデルも地上は北に偏った高気圧を予想していて、南東~東よりの風が卓越する場です。
こうなると太平洋側は低い雲が広がるエリアもあったりして、気温は極端に上がりにくいでしょう。
逆に、南東~東よりの風が山越えとなる日本海側の地方や九州東シナ海側は気温が上がりそう。
特に、九州東シナ海側、熊本県などでは真夏日になるかも・・・。
週間予報はまだ控えめな予想ですが、今後どのように変わるか、注目です。
※ 1ヵ月予報・異常天候早期警戒情報・週間予報の画像は気象庁のHP、
1ヵ月予報資料は日本気象株式会社のHP、
KMAグローバルモデルの天気図はKMAのHP、
ECMWFグローバルモデルの天気図はEMCWFのHP、
NCEP-GFSの天気図はWetterzentraleのHPより引用のうえ、加工しました。









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