*** 第7回詰将棋解答選手権 ***

 先週の土曜日、詰将棋解答選手権の一般戦に参加しました。
 参加賞の一つが若島正氏の『詰めてみよう 作ってみよう 1』。
 これについての記事の最後で、

 目標の4問正解はクリアしたのですが、やらかしてしまいました。。。
 これについては、詰将棋解答選手権 速報ブログに問題が載ってから、書きたいと思います。


と書いていましたが、速報ブログに問題も解答も載ったので、やらかしてしまった顚末を・・・。

 今年の一般戦の問題はこちら。90分以内に6問を解かなくてはいけません。
 最近、詰将棋を解いていなかったので、不安だったのですが・・・。

 開始10分ほどで第1問・第3問・第5問が解け、さらに5分ほどで、第2問も解けました。
 この時点で、目標の4問を達成。だいぶ気が楽になりました。

 残るは第4問と第6問。しばらく交互に考えていましたが、どうやら第6問は時間がかかりそう・・・。
 第4問に絞って考えると、ようやく初手が浮かび、あとは作意手順までほぼ一本道!?
 双玉に意味を持たせる逆王手も入り、正解の確信を持てました。
 時計を見ると、開始から32分。残り1時間近くあります。

 しかし、ここからが長かった・・・。
 第6問の初手、浮かんだのは▲2四歩・▲2四銀・▲1四銀・▲3二銀・▲2一竜など。
 このうち、▲2一竜は△3三玉で17手で詰む感じがしません。▲2四銀と▲1四銀はいずれ▲3四馬以下、2三で清算する順になった時、限定する必要がないような・・・。▲3二銀も△3三玉に▲4三銀成とするようでは、明らかに戦力不足・・・ということで、深く読んだのが、▲2四歩△1二玉▲3四馬の筋。
 以下、△1三玉▲2三歩成△同桂▲2四銀△1四玉。ここで持駒に歩があれば、▲1五歩△同桂▲2三銀不成△1三玉▲2四馬△同玉▲3四竜△1三玉▲1四竜まで!
 ただ、ここまでの手順ですでに17手。趣向をこらして歩を取るヒマはありません。
 実は持駒の歩は二枚の誤植? でも、それだと簡単に詰んでしまうし・・・。
 ひょっとして、初形に玉方3四歩が抜けているとか・・・。そんなわけないですね。。。

 そんなこんなで、▲2四歩△1二玉の後、▲3四馬の前に▲3二飛成を入れると・・・。
 いずれ▲3四馬と出る形になるので、▲3二飛成△2二歩の交換を入れるのは損・・・という先入観があったのですが、▲3二飛成△2二歩▲3四馬ならば、2三への合駒が無効なので、△1三玉の一手。
 そこで、▲2三歩成とすると・・・? 残り10分ぐらいのところで、ひらめきました
 急いで解答を書いて、提出。部屋を出たのは6分前でした。

 約20分後、答え合わせ。部屋に入るのが遅れたので、すでに第1問は終わっていましたが、第2問から第6問まではすべて正解。書き間違えがなければ、満点です
 しかし、第1問について話している周りの声を聞いているうちに嫌な予感がしてきました。
 そして、こういう嫌な予感はだいたい当たるのです。問題用紙に目を落とすと・・・

 第1問の持駒は桂香香! 自分が解いたつもりでいたのは、下の図。持駒は桂桂香でした。。。



 自分の解答は ▲6三桂△同桂▲4三桂△同金▲3三馬△同金▲5三香 まで7手詰。

 出題された問題はもちろんのこと、自分が持駒を勘違いした図も、これはこれで完全作のようです。
 これで余詰があったり、第6問のように苦労したのであれば、初形を疑ったのですが、あまりに自然に解けてしまい、しかも、それらしい手順だったもので、確認を怠ってしまいました。
 それにしても、持駒を間違えるなんて、間抜け過ぎ・・・。こんなミスは初めてです

 正解は      ▲5三香△同金▲4三桂△同金▲3三馬△同金▲5三香 まで7手詰。

 ▲6三桂も▲5三香も、それぞれ△同桂・△同金と取らせることにより、▲4三桂△同竜の時に▲9五馬を成立させようという狙い。意味付けが同じなので、3手目以降は同一手順が成立するのです。
 ただ、出題図の作意手順には、自分が勘違いした図にはない、趣向があります。
 初手と最終手がそろっていること・・・。作者はやはり、若島正氏でした。

 昨年に続いての5問正解。そういえば、昨年の間違えたのも、若島氏の作品でした。
 ・・・というわけで、来年の目標は全問正解・・・ではなく、打倒(!?)若島氏・・・。
 その前に、持駒を間違えない・・・ですね

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