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zoom RSS 『これでわかった平成の市町村大合併 2004年度版』 (国際地学協会)

<<   作成日時 : 2006/10/27 23:59   >>

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 タイトルを表紙に書かれていた『これでわかった平成の市町村大合併 2004年度版』としているが、奥付には『市町村はこう変わる! 平成の市町村大合併』・・・って、何で違うの? どちらが正式なのかは不明だが、まあ要するに市町村合併に関する情報を地図を通じて知ることが出来る本である。
 初めに市町村合併についての解説があった後、見開き2ページの都道府県ごとの地図に<合併が決定市町村><合併協議会が設置された市町村><合併が延期・中止・見直しとなった市町村>などの情報が書かれている。周囲の大規模合併に取り残された市町村(結果、周囲を完全に囲まれた所も)、合併したら不自然な飛び地が生じた市町村、合併が破談になった市町村など、背景を想像すると飽きることのない本だった・・・。しかし、今となってはどこまでが本当に合併し、どこが合併しなかったのか分からず、扱いに困る本でもある。
 扱いには困るが、この手の本はトリビアの宝庫でもある。一番目を引いたのは高山市。この本では2005年2月に丹生川村・清見村・荘川村・宮村・久々野町・朝日村・ 高根村・国府町・上宝村の9町村と合併し、その面積は2161.4平方キロメートルとなっている。実際にこの枠組みで合併したのだが、高山市のHPによると面積は2,177.67k平方キロメートル(日本一であることに変わりはないが、なぜかちょっと違う)。これは香川県・大阪府よりも広く(!)、東京都とほぼ同じ(!)。高山市だけで周りを長野、富山、石川、福井の4県と接していることになる。そして、このスケールで人口は10万人に満たない。でもアメダスの数は・・・4要素観測だけでも栃尾・高山・六厩・宮之前の4箇所、雨量計のみの清見・丹生川・船山を入れるとなんと7箇所。調べたわけではないが、これも日本一だろう。
画像
      図は気象庁のHPより・○で囲んだのが高山市のアメダス)

 ちなみに解散した枠組みでは釧路市・釧路町・白糠町・音別町・阿寒町・鶴居村の「釧路地域6市町村合併協議会」というのがあった。この本によると、合併が実現していた場合の面積は高山市を軽く超える2960.2平方キロメートル。これより狭い都府県は香川・大阪・東京・沖縄・神奈川・佐賀と6つもある。これだけ広くては行政としての効率化なんて無理だろう。何のための合併なのか、よく分からなくなってくる。合併していれば、市内だけでアメダス9箇所(雨量計のみを含む)・・・というのも何だかなーという感じである。

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