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zoom RSS 『銀の館 (下)』 永井路子 (文春文庫)

<<   作成日時 : 2018/07/08 10:22   >>

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 『銀の館』の下巻を読み終えました。

変転極まりない時代が来た。戦火、飢餓、暴動……足利幕府は崩壊に向うが、将軍義政は無為の生活のなかにいる。富子はわが子の行く先を案じて画策するうち、自分の財政の才能に気づいた。やがて、幕府も天皇家も、武家も公家も、彼女なくしては立ちゆかなくなるがそれは富子にとって果して幸福なことだったか。

 応仁の乱をめぐる複雑な人間関係は理解するのが大変。
 3月に『陰謀の日本中世史』を読んだとはいえ、復習が必要ですね。
 御霊合戦の場面の登場する安富民部と神保の名前がまるで記憶になかったので・・・。

 上巻の記事で将棋に関する比喩をあげましたが、下巻の後半は比喩でなく出てきました。

 「高倉という公卿は多芸でな、蹴鞠の名人で、将棋も強い」
 たちまちのうちにそこまで兵庫は調べあげていた。 (P313)


 「高倉という公卿」は高倉永継のこと。
 Wikipediaにはなく、コトバンクには以下の記載のみ。

   公卿。永豊の子。仕えて従二位権中納言に至る。永正7年(1510)歿、84才。


 名前は知りませんが、今の天皇に複数の線でつながっているようで・・・。
             → Pseudo Hacks

 当時、指されていた将棋は現在の形のものではなく、中将棋でしょうか。
 去年読んで未エントリーの『将棋の駒はなぜ40枚か』を思い出しました。
 高倉永継の名前はないと思いますが、探してみます。

 それより、日野富子ですね――。   → Wikipedia

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応仁の春/大乱/密事/変転の季節/光と影/岐れ路/公方失踪/秋の笛/弔鐘
   解説 尾崎秀樹
                  (1983年12月25日第1刷 1991年11月5日第9刷)

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