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zoom RSS 『三国志 二』 吉川英治 (六興出版)

<<   作成日時 : 2018/06/27 01:09   >>

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 『三国志』の第一巻を実家の本棚に戻し、代わりに持ち帰った第二巻と第三巻。
 (日付が変わったので)三日前、さっそく第二巻を読み終えました。
 ほぼ二日・・・・・・なので、前回よりかなり速いペース。
 ・・・というか、土日の夜が眠れなかったので、そこでかなりページが進みました。。

 美女貂繟
 とかく英雄豪傑たちの武ばった物語ばかりが目立つ三国志にも、折々はっとするような傾城の美女も登場して彩をそえている。
 後漢の末、帝をないがしろにして一大勢力をはった薫卓は、勇猛な呂布を絶えず身辺において強力なボディガードとしていた。
 逆心董卓打倒の動きは起れば忽ち鎮圧されるのが常だ。帝の忠臣王允は自分の育てた楽女貂繟の天性の麗質に目をつけた。彼女に言い含めて、彼女を呂布に与えると約束しながら実は董卓に贈ってしまう、という謀である。
 二人はこの計略にかかり女を争い、董卓は横死し、呂布も得たものは貂繟の冷たい死体だった。


 おとといからは第三巻へ――。
 読み始めて、ちょっとした疑問が・・・。

 下は第二巻の192ページ。
 董卓の死後、配下の旧臣が長安を攻め、王允を殺害した後の場面。
 張済は驃騎将軍となったとあります。

画像

 読み始めたばかりの第三巻の9ページ。
 ここには、張済を驃騎将軍に命じたとあります。

画像

 一度、解任され、再び命じられた――とは考えにくく、どちらかが誤りのはず。
 Wikipediaには次のように書かれていました。

  同年4月、董卓が王允らによって暗殺されると、李傕らと共にその復讐に立ち上がり、
  6月に李傕・郭・樊稠・王方・李蒙と共に長安に攻め上って王允を殺害した。
  さらに献帝を脅して迫り、鎮東将軍となった上で弘農に駐屯した。後に驃騎将軍・平陽侯に遷った。


 これが正しいなら、王允殺害後の第二巻のほうが誤りで、正しくは鎮東将軍なのでしょう。

 ところで――。

 おととい、近くの書店で『三国志ナビ』を買いました。
 4年前に出た新潮文庫。
 新潮文庫はわりとチェックしているほうですが、この本は知らなかった・・・。
 興味の範囲外だと、目に入らないということなのでしょう。

 それはともかく、まえがきを読んでびっくり!

 「三国志」には興味があるけれども、読み通すことができない、という話をよく聞く。吉川三国志も、一巻と十巻では、売り上げに大きな違いがあるそうだ。
 最後まで読み通せない理由は、物語の長さのためばかりではない。登場人物が多く、誰が誰だか途中で分からなくなってしまう。


 ここまではよいとして・・・。

 実は吉川英治も混乱しており、張郃という有名な武将は、吉川三国志の中で三度も討ち死にしている。

 三度も討ち死!!!
 これを思えば、同じ官職に二度任命されるなんて、かわいいものですね。。


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偽忠狼心/競う南風/江東の虎/関羽一杯の酒/虎牢関/洛陽落日賦/生死一川/
珠/白馬将軍/溯江/石/牡丹亭/傾国/痴蝶鏡/絶纓の会/天颷/人間燈/
大権転々/秋雨の頃/死活往来/牛と『いなご』/愚兄と賢弟/毒と毒
          (昭和31年7月20日初版発行 昭和62年11月30日第84刷発行)

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