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zoom RSS 『山霧 毛利元就の妻 (上)』 永井路子 (文春文庫)

<<   作成日時 : 2018/05/16 22:43   >>

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 『乱紋』の次は『山霧 毛利元就の妻』。
 奥付からすると、千葉に来て間もなく買った本で、二十数年ぶりの再読です。

   これは乱世の梟雄、毛利元就の物語ではない。
   中国山脈の山裾の霧の中を這いずりまわりつつ、
   十六世紀を生きた若い男と女の話である。


 冒頭に書かれているように、毛利元就だけでなく、その妻を描いた物語。
 本当にあったかどうかは別にして、二人の軽妙なやりとりは面白いです。

 当時の中国地方は大内氏と尼子氏が二大勢力で、毛利氏はその間で翻弄される小領主。
 後に強大な勢力になることを知っているだけに、意外な感じがします。
 こういうのは、詳しく経過をたどらないと(小説も一つの手段)分かりませんね。

 本筋と関係のない再発見は、江の川。
 広島県内では可愛川(えのかわ)と呼ばれています。

 「(略)ところが、あの可愛川、名前だけは愛想がいいが、ちょっとへそまがりでな。山峡をぬけて北へ流れ、備後を通って石見へ出る。そして大きな流れとなって山の彼方の海に注ぐ」 (P45)

 下の画像のリンク先は中国地方整備局のサイト――。


   ・江の川(Wikipedia)

 地図を見ると、江の川の流路とともに三次盆地の特異性が分かります。
 霧が発生しやすいわけですね。
 浅見光彦シリーズの第一作・『後鳥羽伝説殺人事件』を思い出しました。

 きょうの「歴史秘話ヒストリア」は『観応の擾乱』。
 現在、絶賛(!?)放映中ですが、見られないので・・・。
 『山霧』の下巻をひたすら読んでいます。

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 柑子色の灯/千法師/鷹の羽/細越峠/転機/地獄耳/絵図
     (1995年11月10日第1刷)

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