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zoom RSS 『頭の冴えた人は鉄道地図に強い』 野村正樹 (講談社文庫)

<<   作成日時 : 2018/03/05 23:58   >>

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 『札幌殺人事件』と並行する形で10日ほど前から読み始めましたが、クリスティ2冊の間は中断。
 きのう・きょうで残りの150ページを読み、ようやく完了しました。

 先月帰省した時、弟の本棚から選んだ一冊。
 ちょっとこじつけ気味なタイトルですが、面白そうなので選んでみました。
 これまで何度か読んだ鉄道本と重なる部分もあり、鉄分少なめの私でもなんとか・・・。
 ただ、マニア的な「知識」から「知恵」につなげるのは、意識しないと難しそうです。。

 ・・・と書きつつ、突っ込みを入れるのは「知恵」でない部分ですが・・・。

 下は143ページに載っていた地図。
 関連して、以下のように書かれています。

 当時の神戸村はまだ過疎地で、用地はいくらでもある。それを、東に生田川、西を鯉川、北を西国街道、そして南を海で囲まれた立地は居留地づくりにとって理想の条件だ。 (P144)

 東の生田川はよいとして、西に書かれているのは宇治川なのですが・・・。
 神戸に宇治というのも違和感あるし、地図には名前が見当たらないし・・・。

画像

 居留地の西を流れるのは鯉川、宇治川のどちらなのか? と調べてみたら、どちらもありました。。

   → 鯉川水系河川整備基本方針(案) 宇治川水系河川整備基本方針(案) 概要

 地図で見当たらないのは、下流区間は道路等の地下を流れる「暗渠」となっているため。
 ・・・というのを上の資料で確認。
 関係ないですが、「暗渠」の文字を目にするのは、『OUT』以来なので4ヵ月ぶり。
 わりと最近でした。。

 ここで取り上げるもう一枚は191ページの【東北を網の目に結んだ国鉄路線】という図。
 「新編の第三セクターは除く」などはよいのですが、何かが足りません。

画像

 明らかに足りないのは山田線の宮古〜釜石間。
 宮古〜釜石間が三陸鉄道へ移管されることを予見していた――なんてことはありません。
 この文庫本が出たのは2010年8月、もととなる単行本が出たのは2007年7月なので・・・。
 三陸鉄道への移管は2018年度予定ですが、移管されると山田線は盛岡〜宮古間だけ。
 ・・・ということは山田線を通らなくなるわけで、名称がどうなるのか、ちょっと気になります。

 ほかにもいろいろなネタが詰まっていて、また読んでみたくなる内容。
 そして、どこかへ出かけたくなる内容です。
 まずは、小湊鉄道〜いすみ鉄道〜外房線〜内房線の一筆書き、海芝浦駅でしょうか。

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  まえがき
 第1章 「鉄道地図」はこんなに楽しく、奥深い!
 第2章 冴えた頭をつくる「鉄学」のススメ
 第3章 路線図で「発想力」と「元気」をもらう!
 第4章 「異領域の知識」を集めて問題解決!
 第5章 広い視野で「知性と教養」を磨く
  文庫版あとがき
        (2010年8月12日第1刷発行)

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