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zoom RSS 『書斎の死体』 アガサ・クリスティー 高橋豊 訳 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

<<   作成日時 : 2018/03/31 01:11   >>

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 『書斎の死体』は、『牧師館の殺人』に続く、ミス・マープルものの長編・第2作目
 先月持ち帰った『鏡は横にひび割れて』との共通点は、事件の舞台がゴシントン・ホールであること。
  (ついでに、先月のもう一冊・『死との約束』との共通点はジギタリン。未遂に終わりましたが・・・)
 ミス・マープルの親友であるドリー・バントリーが登場します。
 『鏡は横にひび割れて』では亡くなったアーサー・バントリーも――。

 そのほか、「登場人物」に名前はありませんが、セント・メアリ・ミード村のおなじみの人物も多数登場。
 ヘイドック医師、クレメント牧師とグリゼルダ夫人、ミス・ハートネル、ミス・ウェザビィ、プライス・リドリー夫人…。
 メルチェット大佐やスラック警部を含め、『牧師館の殺人』とかなり重なります。
 すっかり忘れていましたが、2年前の記事に貼った地図に目を通しておけばよかったです。
 ブルー・ボアなんて、覚えているわけないですから・・・。

 ゴシントン・ホールの書斎で発見された死体ともう一つの死体。
 死体が一つでは不十分で、犯人の計画には二つ必要だったということですね。
 解決にいたるまでのミス・マープルの推理は(当然のことながら)見事。
 『鏡は横にひび割れて』に比べると若さを感じます。
 設定上どうなっているのか分かりませんが、書かれた時期は20年違いますので・・・。

 本筋とは関係ないところで1ヵ所疑問だったのは、ジョジーとルビー・キーンの関係。
 「登場人物」では、ルビー・キーンはジョジーのいとことなっていますが・・・。

「彼女はルビー・キーンといわれていますが、芸名はロージィ・レッグです。彼女の母とあたしの母はいとこなのです。(以下略)」 (P49)

 ジョジーの発言ですが、「母どうしがいとこ」とされているのはこの部分だけ。
 おそらくは誤訳なのでしょう・・・というのは、クリスティー文庫で確認予定です。。

 内田康夫の2冊を含め、これで先週実家から持ち帰った4冊のうち、3冊を読了。
 残る1冊はミス・マープルものではなく、トミーとタペンスものの『NかMか』。
 『鏡は横にひび割れて』との共通点は枯草熱です。

 次の帰省までの間隔は短く、あと2日のうちに読み切るのはさすがに難しそう・・・。
 新幹線の中で読了――というのが、現実的な線でしょうか。

       (昭和51年12月15日発行 昭和61年1月31日19刷)

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