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zoom RSS 『鏡の女』 内田康夫 (角川文庫)

<<   作成日時 : 2018/03/25 23:30   >>

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 内田康夫の訃報を知ったのは、先週の日曜日。
 太陽研の例会時、M委員長からでした。
 ニュースを見ていないのがバレバレですね。。

 月〜水は帰省していたのですが、持ち帰った浅見シリーズ2冊のうちの1冊がこの『鏡の女』。
 三作から成る短編集で、訃報とは関係なく、再読しようと思っていました。
 きっかけは、先月読んだ『札幌殺人事件』のあとがき――。

 単純に時間を追っていくと、『幸福の手紙』の事件を解決してから三か月ほどしか経っていないのに、浅見光彦はまた北海道を訪れたことになる。今回も飛行機を利用したが、旅立ちの前日、"札幌には二度行ったが、二度とも慌しくくるまで走るばかりで、落ち着いて散策する時間のない取材旅行だった。"と北の街を思い出している。これが彼の思い違いであることは、浅見ファンならすぐ気が付くだろう。取材とはまったく関係なく、純粋に推理の手掛かりを得るためだけに一度札幌を訪れたことがあった。それは『鏡の女』に収録されている「地下鉄の鏡」で、「ちかてつのかがみでみた」というダイイング・メッセージの意味するものを求めて、浅見は冬の札幌に向かっている。(P284)

 浅見ファンですが、気が付きませんでした。。
 「地下鉄の鏡」が札幌の話だなんて、とっくに忘れているわけで・・・。
 記憶に残っているのは、「ホームに鏡が設置されたのは、自殺防止のため」ということだけ。
 この残り方、自分でもどうかとは思います。。

 その「地下鉄の鏡」、次の会話にはびっくり。

「知らない人が聞いたら、本気にするぞ」
「知っている人が聞いたら、やっぱりって思うんじゃないかしら」 (P159)


 いや、驚くことはないのですが、自分が書いた文章を思い出しました。
 四半世紀ほど前、将棋部の部誌にこんなことを――。

t 「(うっ、鋭いっ!)な、なんてこと言うんですか! 知らない人が聞いたら本気にしちゃうじゃないの!」
T 「知ってる人が聞いたら納得しちゃうと思いますけどね!」


 ほぼパクリですね。。

 ブログを始めたばかりの頃に書いたように、私の文体に大きな影響を与えたのは内田康夫と群ようこ。
 特に、四半世紀ほど前の内田康夫は量産していた時期で、こちらも負けじと(?!)読みまくりました。
 昔に比べればその割合は減りましたが、今後も影響が消えることはないでしょう。

 軽井沢のセンセのご冥福をお祈りします。

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 鏡の女
 地下鉄の鏡
 透明な鏡
    あとがき
        (平成2年2月25日初版発行)

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