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zoom RSS 『プロの四間飛車破り』 加藤一二三 (大泉書店)

<<   作成日時 : 2017/06/30 23:52   >>

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 きょうの午後、加藤一二三九段の引退会見が行われました。
 冒頭、「63年の現役生活を終えて、いまの気持ちは?」への答えが凄すぎます。

   大変すっきりした気持ちです。
   というのは、これからも今まで通りやる気を失わないで、
   元気よくこれからの人生を歩んでいく気持ちですから、
   非常にすっきりしています。


 シンプル、かつ前向き。
 思わず、動画を全部見てしまいました。 
 一つ一つの質問への回答が、いかにも加藤九段らしく率直です。

   ・“ひふみん”加藤九段が引退会見 ノーカット・1
   ・“ひふみん”加藤九段が引退会見 ノーカット・2
   ・“ひふみん”加藤九段が引退会見 ノーカット・3
   ・“ひふみん”加藤九段が引退会見 ノーカット・4
   ・加藤一二三九段が引退会見「名局の数々を指してきました」63年の棋士人生に悔いなし(HUFFPOST)

 二番目の質問は「1968年に「十段戦」で初タイトルを取った時の気持ちは?」。
 これに対する加藤九段の回答の一部は――。

   第1期から6期までは大山康晴名人が十段だったのですが、
   第7期の十段戦で私が挑戦者となり4勝3敗でめでたく十段を獲得したんですが、
   その中で1手に7時間考えて素晴らしい手を見つけて勝ったことと、
   第6局で自ら戦って感動を覚えたこと。
   この二つで、将棋というものは深い(と知り)、将棋というものに感動した。


 どの将棋か気になりますが、Wikipediaによると、第4局のようです。

  1968年の十段戦第4局で、一手に7時間費やした事は特に有名な事例である(休憩時間も含む)。

 どの将棋かが分かると、どの手なのかが気になりますが、『大山康晴全集』には消費時間の記載なし。
 残念に思っていたら、先週、実家から持ち帰った『プロの四間飛車破り』に手がかりがありました。
 136〜137ページのコラム:「激戦・対四間飛車D」で取り上げられているのが、第7期十段戦第4局。

   そして記録的な大長考の末に、ついに▲4四銀△同金▲6二歩という勝利の決め手を見つけました。

 具体的な消費時間は書いていませんが、▲4四銀が大長考の末の一手でした。
 この将棋については、本文の164〜173ページでも取り上げられています。
 何十年ぶりかでページを開きましたが、確かに会心の将棋。
 取り上げたくなる気持ちはよく分かります。

 加藤九段のこのシリーズは当時、『四間飛車破り』と『三間飛車破り』の2冊が実家の本棚にありました。
 どちらを持ち帰るか迷ったのですが、『四間飛車破り』を選んでよかったです。
 『三間飛車破り』はまたの機会に・・・。

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1 銀を使う棒銀型
2 急戦の▲4六銀型
3 引き角からの棒銀型
4 手厚い5筋位取り型
5 堅さの居飛車穴熊型
    (昭和57年9月10日 3版発行)

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 画像は棋書ミシュランより――。
 さすがに若い!
 それにしても、35年後、まさかこんなことになっているとは・・・。
 今後も新たな伝説を作りそうな勢いです。

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