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zoom RSS *** 石川県の強雪 (3/10早朝) ***

<<   作成日時 : 2017/03/10 23:20   >>

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 昨夜は夜勤最終日。
 隣人から引継ぎを受けましたが、リスクがあったのは石川県。
 どのモデルも、きょうの明け方に強い降水を予想していました。

 引継ぎ時に見た18時初期値のMSMは見られなくなってしまったので、21時初期値で代用。
 下はFT=8(10日5時)の降水量予想です(画像はこちらのサイトから引用)。

画像

 能登南部は時間5ミリ以上の降水を予想していて、10ミリ以上を示す黄色いエリアも・・・。
 降水のピーク時は975hPaまで0℃以下で、この強度で降れば明らかに雪。
 時間5〜10cmレベルの強雪のリスクがありました。

 MSMはエリアに多少のブレはあるものの、これより前のベースから強い降水を計算。
 それなのに、16時発表の金沢地方気象台の降雪量予想はかなり控えめ。
 9日18時〜10日6時の12時間の最大値は、能登の山地で5cm、平地は2cmでした。
 こんなの、1時間で降るところもあるのでは・・・。

 実況はどうだったかというと――。
 下は4時40分のレーダーエコー図で、石川県の北半分は時間5ミリ以上の強度(画像は気象庁HPより)。
 地上気温は0℃台まで下がった地点が多く、強い雪になりました。
 アメダスの七尾は5時と6時にそれぞれ4.5ミリ、5ミリの降水。
 4時台は微妙に気温が高く、5時の積雪深はゼロでしたが、6時には一気に5cmに!

画像


 さらに、石川の雪みちナビ 冬期道路情報を見ると、6時の前1時間降雪量は所々で5cm以上。
 七尾の少し南にある滝尻は時間9cm!
 ここまで強まるとは・・・(画像は上のサイトより引用のうえ、加工)。

画像

 アメダス七尾の標高は60メートル弱。滝尻の標高は約250メートル。
 石川県の降雪量予報の凡例では、100メートル以上を山地としているので、七尾は平地扱い。
 能登の山地で最大5cm、平地で最大2cmというのは、見逃しですね。
 MSMでそれなりの降水を計算していたのに、なぜ控えめな予報になったか? 
 ちょっと不思議な感じがします。

 地上天気図では冬型の気圧配置が緩んでいるように見えますが、深い寒気トラフが通過中。
 北陸地方には500hPaで-36℃以下の強い寒気が流れ込んでいました。
 下層気温はそれほど低くなく、大気の状態は不安定。
 対流雲が発達しやすい状態だったわけです。
 (下の天気図は北海道放送のHPより引用のうえ、加工)

 ●地上実況天気図 3月10日6時              ●AXFE578 3月10日9時
画像

 リスクがあるのは分かっていても、強い対流雲がどこにかかるか、位置ぶれは避けられません。
 なので、地点ごとの予測値に落とすのは難しいものがあります。
 でも、ある程度の広いエリアを対象とするなら、比較的数字を出しやすいはず。
 その意味で、繰り返しになりますが、金沢地方気象台の値には違和感を覚えます。
 まあ、事後だから言える話ではありますが・・・。

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