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zoom RSS 『夏泊殺人岬』 内田康夫 (徳間文庫)

<<   作成日時 : 2017/02/24 23:59   >>

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 おととい、『夏泊殺人岬』を読み終えました。
 青森県の半島といえば、津軽半島と下北半島ですが、その間に少しだけ突き出ているのが夏泊半島。
 ・・・・・・というのを初めて知ったのは、このミステリーを読んだ25年前のことでした。

 おそらくそれ以来の再読なので、例によってすっかり忘れてしまっています。
 ただ、読んでいるうちに、三億円事件の犯人が捕まらなかった理由について、著者の解釈を思い出しました。
 グリコ森永事件をモチーフにした『白鳥殺人事件』といい、さすが、ミステリー作家です。

 事件の舞台は三億円事件から15年後の1983年(昭和58年)。
 5月26日の起きた「日本海中部地震」も描かれています。
 さらに――。

 佐々木が青森へ発ったあとを追うようにして、第何号だかの台風が来た。九州に上陸してまもなく熱帯性低気圧に衰え、その後、本州日本海側沿いに東北地方を斜めに横切るコースを進んだので、伊勢にはこれといった影響はなかったが、進路にかかった地方はかなりの被害が出たということで、テレビではさかんにそのニュースを報じている。(P219)

 「佐々木が青森へ発った」のは9月15日と推測可能。
 念のため(?)デジタル台風を見てみましたが、残念ながら、該当するものなし。
 上の引用部分の直後に「国道148号で全面通行止め」「国鉄大糸線が不通」の描写があります。
 その少し前に似たような事例がなかったか、念のため(?)調べてみようかと・・・。

 これで先週、実家から持ち帰った3冊すべて読了。
 来月、古いものから選び、また2,3冊持ち帰ろうと思います。

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 プロローグ/夏泊半島/笙を吹く娘/消える/伊勢から伊賀へ/
 美香の推理/「糸魚川」の謎/完全なる逃走/エピローグ
    初刊本あとがき
    解説 中島河太郎
     (1987年6月15日初刷 1992年6月25日11刷)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
大糸線沿いは結構、姫川流域で暴れる水害での被災が多いようです。 www.pref.nagano.lg.jp/himesabo/jimusho/nenpyo.html
navarea11
2017/02/25 09:45
navarea11さん、ありがとうございます。
「nenpyo.html」とあるので何が出てくるかと思ったら、
一番最初が1499年とは・・・!
なかなか平成にたどりつかず、驚きました。
大変な数ですが、昭和以降のだけでも少し見てみます。
たかはし
2017/02/28 00:22

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