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zoom RSS *** みなかみで記録的な大雨 (7/30未明) ***

<<   作成日時 : 2015/07/30 12:51   >>

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 10日前(20日)、キロクアメ マエバシが発表された時のは夕方のこと。
 みなかみ町南部で約100ミリの雨が解析されました。
 アメダスみなかみの時間最大降水量は23.5ミリで、日降水量は52ミリ。
 これに対し、きょう未明の雨は、キロクアメこそ出ませんでしたが、かなり記録的なものでした。

 きのう夕方からのレーダーエコー図を並べると――。

 栃木県北部で激しい雨が降ったり、(この画面では分かりませんが)諏訪湖周辺で対流雲が停滞し、辰野の観測局で時間70ミリ超の非常に激しい雨を観測するなどありましたが、今後は基準を超える強雨なし。
 そんな見解で東日本を隣人に引き継いだのは22時のこと。
 問題はそれからでした。。

 ●レーダーエコー図       左:7月29日15時〜18時    右:7月29日19時〜22時
画像

 群馬県中部にあったエコーが北上しながら新潟県境付近で発達。
 特に、1時から4時頃にかけては強い雨雲が同じような位置にかかり続けました。

 ●レーダーエコー図       左:7月29日23時〜30日2時   右:7月30日3時〜6時
画像

 この結果、アメダスみなかみの前1時間降水量は、1時:49.5ミリ→2時:31.0ミリ→3時:54.5ミリ→4時:41.5ミリと推移し、4時間の降水量は176.5ミリに達しました(関越道は雨による通行止めに・・・)。
 3時14分までの1時間降水量は62.5 ミリ、3時10分までの3時間降水量は144.5ミリで、観測史上1位。
 日降水量も4時過ぎに182.0ミリに達し、観測史上1位を更新。
 このほか、24時間降水量(182.5ミリ・〜11時20分)・48時間降水量(192.0ミリ・〜5時00分)・72時間降水量(192.0 ミリ・〜11時20分)が7月1位の記録を更新しています。

 上のエコー図を見ると、0時の時点では群馬県北部のエコーとは別に、長野県北部や埼玉・山梨県境付近にまだ強いエコーがあり、これらを結ぶ北西から南東にのびるラインが、概ね北東に進んでいました。
 群馬県北部のエコーはこのラインが重なった3時頃をピークに強まり、この位相の東進とともに4時以降、東に離れていきました。

 今回の局地的な大雨の特徴は、夜間前半ではなく、さらに遅い未明だったこと。
 一つ考えられるのは、きのう(29日)日中、日本海を進んでいた正渦域。
 前日(28日)に続き、夕方に所々で激しい雨が降った近畿・中国地方は前日より早く雨雲が消散。
 熱的要因もありますが、渦の後ろに入ったことも関連していそうな感じの弱まり方でした。
 (・・・といいつつ、夜に入ってから、局地的に新たに発生・発達しましたが・・・)

 ●地上天気図 7月29日9時                      ●AXFE578 7月29日9時
画像

 この渦は、昨夜は北陸〜関東周辺を通過。
 関東甲信地方は上のエコー図で見られるように、午後から山沿いで対流雲が発生・発達していましたが、夜の遅い時間になってからさらに発達したのは、上空のシステムが関連していそうです。

 ●地上天気図 7月29日21時                     ●AXFE578 7月29日21時
画像

 不明瞭ながらも正渦域が通過するので、夜遅い時間帯までの強雨は予想可能。
 とはいえ、それが同じようなところに停滞するか否かはなかなか判断出来ません。
 特異事例とは思いますが、どの時点でどこまで判断出来たかの検証はしてみないと・・・。 

 ※ レーダーエコー図は「川の防災情報」、天気図は北海道放送のHPから引用しました。

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