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zoom RSS *** フレ カゴシマ (5/12) ***

<<   作成日時 : 2015/05/19 09:57   >>

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 今さらの感は否めませんが・・・。
 ちょうど一週間前、先週の火曜日(12日)は台風6号が沖縄・奄美付近を北上。
 温帯低気圧に変わりながら、本州南岸を進む予想でした。

 私は前日(11日)朝で夜勤が明けたので、気楽な(!?)立場。
 台風もそうですが、寒冷渦前面の低気圧や寒冷前線がどのくらい影響するのか、気になっていました。
 幸い、極端な強雨になった所はありませんでしたが、所々で時間30ミリ前後の激しい雨。
 寒冷前線通過前の南よりの風、通過後の西よりの風はどちらも強かったです。

 前線通過の前後で風向変化が大きいということは、フレ入電の可能性があるわけで・・・。
 一通だけ、フレ カゴシマが入っていました。

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フレ カゴシマ 
47827 12082」カゼSSEカラWNWニカワリ シユンカン15.7メ-トル キオン3ドカコウ=

------------------------------------------------------------------------

 風向・気温・気圧の変化ともに、典型的な寒冷前線通過のパターンといってよいでしょう。
 台風最接近前でしたが、すでに西風とは・・・。

時刻 気圧 降水量 気温 平均風速 風向 最大瞬間風速 風向
7:30  1005.8  0.0  22.6   6.8  南南東  10.2   南南東
7:40  1006.0  0.0  22.5   5.0  南南東   9.3  南南東
7:50  1005.8  0.0  22.4   5.0  南      8.6  南南東
8:00  1005.8  2.0  22.4   6.9  南南東  10.5   南南東
8:10  1006.5  1.0  21.3   6.7  西     11.1   西北西
8:20  1007.7  7.0  19.3   7.3  西北西  15.7   西
8:30  1007.0  3.5  19.0   6.9  西北西  11.8   西
8:40  1007.2  0.0  19.0   8.4  西北西  11.0   西北西
8:50  1007.2  0.5  19.0   7.8  西北西  11.4   西北西
9:00  1006.9  0.0  19.0   8.6  西北西  11.9   西北西

                  ・10分ごとの実況値(気象庁HP)

画像

 では、この時間帯、台風6号はどこへいたかというと、奄美付近。
 下は9時の地上天気図とAXFE578です。

 ●地上実況天気図 5月12日9時                  ●AXFE578 5月12日9時
画像

 この天気図で目立つのは、台風6号よりも中国東北区の低気圧や寒冷前線。
 中心気圧こそ台風6号のほうが低いですが、大きさが・・・。
 これは500hPa天気図を見ると、いっそうはっきりします。
 極端な話、台風の位置が多少ずれても、大勢に影響ないわけで・・・。

 この日の前日(11日)、別の記事でこんなことを書いていました。

   台風6号の進路については、GSMが海外のモデルに追随する形でベース替わり。
   最新の9時初期値のFXFE504を見ると、関東を通過しているような・・・。
   昨夜21時初期値のモデルでは、すでにECMWF/KMA/GFSがこんな予想でした。


 結果的にGSMは後追いで、数日前からこれに近かったのはKMAとECMWF。
 関東付近を通過したのはKMAが一番近かったですが、KMAは九州南部をかすめていたので・・・。
 カーブの形を考えると、ECMWFがもっとも妥当だったような気がします。

 ただ、寒冷渦、およびその前面の低気圧や前線の表現は比較的似ていました。
 なので、台風の進路がばらついていたわりに、西・東日本のストーリーは組み立てやすかったです。
 沖縄・奄美はさすがにそういうわけにはいきませんでしたが・・・。

 台風6号は18時に四国沖で温帯低気圧に。
 15時でも21時でもなく、18時というのがわりと珍しいような・・・。
 珍しいといえば、奄美付近での65km/h、東海付近での85km/hも、なかなか見られないスピードです。

 ●地上実況天気図 5月12日21時                 ●AXFE578 5月12日21時
画像

 台風6号から変わった低気圧は13日3時には三陸沖へ。
 内挿すると、関東地方を通過したことになります。

   ちなみに、仮に台風6号が関東に上陸すると、(1951年以降)5月としては3個目の上陸。
   1956年4月25日に鹿児島県に上陸した台風3号に次いで、2番目に早い上陸の記録になります。
   また、関東への上陸は1965年5月27日に千葉県に上陸した台風6号を抜いて、最早記録。

   もっとも、日本の南海上の海水温は低いので、さすがに温帯低気圧に変わるはず。


 ネタ的にこんなことも書いていましたが・・・。
 上陸コースだったものの、台風としての記録にはなりませんでした。
 ちょっと残念な感じもしますが、どう見ても構造が崩れているので、仕方ないですね。。


  ※ レーダーエコー図は川の防災情報、天気図は北海道放送のHPから引用しました。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
私も前日から台風より寒冷前線の影響が気になってました
けど、幸い寒冷前線による大きな被害はありませんでした。

ただ台風6号が四国沖で温帯低気圧に変わったという報道に
驚きました。発表直前に気象庁は台風のまま上陸する可能性
もあるという情報を出していて、上陸するならいつどこだろ
うか?と考えていたらこの情報が…。衛星画像で雲がかなり
弱まってましたので、温帯低気圧化はやむを得ないと思いま
したが…。

やはり温帯低気圧に変わりましたという表現を聴くと、
安心してしまう、危機感が薄れてしまう感じがして、
コワい表現ですね。構造の違いだけならばわざわざ
ニュースで伝えなくてもいいのでは?と感じてしまい
ます。温帯低気圧化をどう一般の人に伝えればいい
のか課題ですね。
金星
2015/05/19 15:56
これは悩ましい問題ですね。
通常は台風の構造が崩れていても、「防災上の観点から」
東へ抜けるまで台風として発表することが多いですが、
今回はあまりに崩れたので、温帯低気圧に変えたのでしょう。
また、今回は寒冷前線の影響も大きかったので、
台風を前面に出す意義が薄いと考えたのかもしれません。

いずれにしても、台風から温帯低気圧への変化は構造の話で、
与える影響が小さくなるわけではない――ということを
常に意識しないといけませんね。
たかはし
2015/05/19 23:13
温度場で見た限りですが、暖気塊は頭と尻が切り落とされて中間層に残っている。何とも不思議な印象でした。あまり例はないかも知れません。毎時気象解析(ローカルモデル)の解析がどこまで実況を取り込んでいるかによりますが、何とも不思議な印象です。MSMやGSMですと解析結果が出るまでに時間を要するので、補正は必要かも知れませんが、可視、赤外、水蒸気を含めてあれだけ明瞭ですと、検証する側にとってやりがいあるかも知れません。
navarea11
2015/05/22 23:33

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